はちみつとお酒で作るハーブ入り手作り入浴剤。バスタイムで上手にストレスを発散させよう。
今回は、はちみつとお酒を使った入浴剤を紹介します。
普段、自宅でお風呂に入っていると、お湯が「かたい」と感じることはないでしょうか。
そのような時は、はちみつやお酒を足すと、お湯がやわらかくなり、湯上がり後の肌は、しっとりしてなめらかになります。
さらにハーブを組み合わせることで、プラスアルファの効能も期待できます。
この記事では、その時のあなたのコンディションに応じた、手作り入浴剤を提案してみました。
ぜひ参考にして、手作り入浴剤の楽しさを体験してください。
目次
はちみつを使った入浴剤
ここでは、はちみつを使ったバスハニーを紹介したいと思います。
はちみつといっても高価なものは必要ありません。
市販のもので十分です。
その、はちみつに乾燥させたハーブを加えれば、手作り入浴剤の完成です。
ぜひ自分にあったバスハニーを見つけてください。
ラベンダーとはちみつを使ったバスハニー
はちみつと乾燥ラベンダーだけでできるバスハニーです。
しっとり感のある保湿をもたらしてくれます。
ラベンダーは精神を安定させ、肌の修復を促進してくれます。
ラベンダーは、様々な芳香剤に使用されているので、ご存知の方も多いと思います。
香りをかぐと落ち着きますよね。
材料は以下の通りです。
- はちみつ大さじ3杯
- 乾燥ラベンダー大さじ1杯
使い方ですが、まず不織布ティーバッグ袋に乾燥ラベンダーを詰め、浴槽に投入します。
不織布ティーバッグ袋は、100個700円前後で、ネットで販売されています。
乾燥ラベンダーを浴槽に入れた後は、はちみつを湯船に入れ、よくかき混ぜます。
入浴後、乾燥ラベンダーをつめたパックをよくもみしだくと、ラベンダーの成分がお湯に溶け込み、より一層の効果が期待できます。
乾燥ラベンダーは、ハーブ店やネット通販で入手できます。
500g、2800円程度で非常に良質なものが購入できます。
ある程度多めに買っておけば、何度も使えて便利です。
緊張して眠れない日が続いている、そんな時に使用して欲しい入浴剤です。
ラベンダーのはちみつとゼラニウムを使ったバスハニー
「ラベンダーのはちみつ」と聞くと高価なのでは、と思ってしまう人も多いでしょう。
しかし、ラベンダーのはちみつはネット通販で120g、600円前後から販売されています。
ゼラニウムは、精油を使用します。
ゼラニウムの精油は、10ml、700円前後で販売されています。
梅雨時や冬に曇天が続き、気分がふさぎこむ時に使用すると、いい気分転換になります。
情緒不安定の緩和に効果が期待できる手作り入浴です。
材料は以下の通りです。
- ラベンダーのはちみつ大さじ3杯
- ゼラニウムの精油5滴(0.25ml)
使い方ですが、ラベンダーのはちみつにゼラニウムの精油5滴を混ぜ、浴槽に投入するだけです。
湯船に入れた後は、なるべく均一になるようによくかき混ぜて下さい。
庭先にゼラニウムを植えているなら、一本手折って浴槽に入れると、いいアクセントになります。
ちょっと気分がすぐれないな、という時に使用して欲しい手作り入浴剤です。
オレンジのはちみつとローズマリーを使ったバスハニー
オレンジのはちみつはネット通販で、150g、500円前後から販売されています。
ローズマリーの精油は、10ml、500円前後で入手できます。
ローズマリーには、血行を促進し、体のこりをほぐし、頭脳を明晰にする効果があります。
材料は以下の通りです。
- オレンジのはちみつ大さじ3杯
- ローズマリーの精油5滴(0.25ml)
使い方ですが、オレンジのはちみつにローズマリーの精油5滴を加え、湯船に入れます。
浴槽に入れた後は、均一になるようによくかき混ぜます。
重要な試験やプレゼンを控え、頭をすっきりさせ、体の緊張を緩和したい時におすすめの入浴剤です。
お酒を使った入浴剤
お酒の原料は穀物や果物です。
その原料に含まれる糖分が、肌に保湿力をもたらしてくれます。
お酒にハーブを加えることにより、様々なバリエーションの入浴剤を作ることができます。
では、さっそくお酒を使った入浴剤を紹介していきましょう。
スパークリングワインとローズを使った入浴剤
ちょっと恋愛で落ち着かない時におすすめの入浴剤です。
恋に落ちている時は、誰しも気持ちが高揚しているもの、でも常にハイテンションだと疲れてしまいますよね。
そんな時、おすすめしたいのが、スパークリングワインとローズを使った入浴剤です。
スパークリングワインには保湿効果が、ローズには気持ちを鎮める効果が期待できます。
材料は以下の通りです。
- スパークリングワイン160ml
- ローズ(精油)5滴(0.25ml)
- バラの花びら適量
使い方ですが、浴槽に材料をすべて入れ、よくかき混ぜてから入浴します。
恋愛で高ぶった気持ちを鎮めたいとき、この入浴剤の存在を思い出して下さい。
ブランデーとラベンダー、はちみつを使った入浴剤
蒸留酒の女王と呼ばれるブランデー、これを入浴剤に利用しない手はありません。
ブランデーは市販の1000円前後のものでかまいません。
ブランデーとはちみつには、保湿効果があり、ラベンダーには、抗うつ、緊張を緩和する効果があります。
材料は以下の通りです。
- ブランデー40ml
- はちみつ大さじ2杯
- 乾燥ラベンダー大さじ5杯
使用方法は、1.乾燥ラベンダーを不織布ティーバッグ袋に入れます。
2.ブランデーとはちみつをグラス内で溶かします。
1.2を浴槽に入れ、時間をかけて入浴します。
心身ともに疲労感を感じたときに、使用して欲しい手作り入浴剤です。
ウイスキーとレモン、はちみつを使った入浴剤
今まで、ビンの底にウイスキーが余っていた場合、捨てていた人はいませんか。
それは、もったいないことです。
もし、ウイスキーが余っていたら、ぜひ入浴剤として使ってみましょう。
ウイスキーの穀物の香りとレモンの柑橘系の香りで、心地良い入浴剤を作ることができます。
ウイスキーとはちみつには保湿効果が、レモンには、抗うつや心身の疲労をやわらげる効果があります。
材料は以下の通りです。
- ウイスキー40ml
- はちみつ大さじ2杯
- レモンの皮適量
使用方法は、1.まずレモンの皮を、不織布ティーバッグ袋に詰めます。
2.ウイスキーに、はちみつを入れ溶かしておきます。
1と2を湯船に入れ、よくかき混ぜ、時間をかけて入浴します。
ウイスキーは、ワインよりも保湿力が高めです。
よって、寒い時期に試して欲しい入浴剤です。
グラッパとオリーブオイルを使った入浴剤
グラッパは、イタリア特産のスピリッツ(蒸留酒)です。
ブドウの搾りかすから作るため、ほのかなフルーツの香りがします。
グラッパには、保湿・保温効果や精神を安定させる効能があります。
また、オリーブオイルは、肌を保護してくれます。
材料は以下の通りです。
- グラッパ40ml
- オリーブオイル小さじ2分の1杯
使い方ですが、グラッパを浴槽に入れます。
その後、オリーブオイルをよく混ぜながら、湯船に加え時間をかけて入浴します。
グラッパもオリーブオイルもイタリアの特産です。
この入浴剤を使うと、地中海気分が楽しめます。
日本酒とよもぎを使った入浴剤
乾燥肌の人にとって、日本酒の保湿力は大きな味方です。
乾燥したよもぎは、ハーブ店でも入手できますが、庭先などで栽培した新鮮なものを使用できればベストです。
風通しの良い日陰で乾燥させると、一週間程度で乾燥葉が出来上がります。
日本酒には、前述したように優れた保湿効果があります。
よもぎには、疲労回復、美肌、アトピー性皮膚炎のような肌トラブルの修復に効能があります。
材料は以下の通りです。
- 日本酒160ml
- 乾燥させたよもぎ大さじ5杯
使い方ですが、乾燥させたよもぎを不織布ティーバッグ袋に詰めます。
次に日本酒を湯船に注ぎます。
よもぎを詰めた不織布ティーバッグを浴槽に入れ、よくかき混ぜ、時間をかけて入浴します。
乾燥肌で、冬場、粉ふきに悩む人におすすめしたい、純和風の入浴剤です。
まとめ
はちみつやお酒は、ともすれば開封後、賞味期限を過ぎ、捨ててしまうこともありがちです。
そういう時こそ、この記事で紹介した手作り入浴剤を、思い出して下さい。
はちみつは古来より、食用・薬用として使用されてきました。
酒も百薬の長と呼ばれて来ました。
もちろん食用としてもいいのですが、入浴剤として使用しても素晴らしい効果が期待できます。
この記事を参考にして、手作り入浴剤を楽しんでもらえれば幸いです。