ぎっくり腰のひどい腰痛の時は、柔らかすぎる敷き布団では起き上がれない!
腰痛には敷き布団の硬さ、柔らかさが重要だとよく耳にします。
しかし、日々の忙しさにかまけて、敷布団の硬さをよく検討できないまま、今ある敷き布団を使っているという方も多いのではないでしょうか。
私もそんな一人でしたが、ある日ぎっくり腰になったことで、敷き布団の硬さの重要性がはっきりと分かりました。
腰痛と敷布団の硬さはとても関連があるのです。
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目次
ぎっくり腰は眠れない、起き上がれない
ぎっくり腰の痛さは、腰痛の中でもひどい腰痛です。
何しろ今までの普通に行っていた生活が、難しくなるのです。
朝起きて、布団から起きる。
これだけのことがとても難しい。
そして、また休憩のために何気なく寝転んだりすることも、難しくなります。
当然夜に眠りにつくことすら、難しくなってしまいます。
そしてぎっくり腰の時は、とても環境が大切だということに気が付かされます。
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起き上がれないイス、起き上がれない敷き布団
まず、イスに座るときには、どのイスにしようかと周りを見渡します。
そして、立ち上がる時に立ち上がりやすいイスを探して、座っていました。
また、休憩のためや夜に睡眠を取るために、敷き布団に横になる時にも、起き上がれるかどうかが重要なポイントでした。
そして、あまりにも柔らかい敷布団では、起き上がるのが難しいことが分かりました。
柔らかい敷布団では、体が深くしずんでしまうために、沈んだ体を起こすことが難しいのです。
また、あまりにも薄すぎる敷布団も、段差がないために起き上がるのに、負荷がかかりました。
ぎっくり腰のときに、起き上がりやすい敷布団とは
ぎっくり腰になっている間は、どの様な敷き布団に横になるかは、とても切実な問題でした。
なにしろあまりにも腰痛がひどかったために、起き上がるのに大変な時間と労力をかけることになったためです。
もしも一人暮らしで起き上がれなくなった時には、飢え死にしてしまうのではないか、とまで考えました。
そこで、家にある複数の敷き布団をいろいろ試してみたところ、ぎっくり腰のときにおすすめの敷き布団は、適度な厚さがあり、適度な硬さのある敷き布団であることが、わかりました。
敷き布団に厚さがあると良い理由は、きっかけができるため
敷き布団に厚みがあると良かった理由は、寝ている体勢から、起きる体勢に変えるには、段差があるほうが変えやすいためです。
ぎっくり腰の時には、腰はできるだけ動かしたくはありません。
動かすと痛みがはしるためです。
そのため、体を横にずらしながらそろそろと起き上がる体勢に変えたいのです。
その場合、あまりにも敷き布団が平らで薄いと、体勢を変えることができません。
厚みがあると、すこしだけイスに座っているように斜めになることができるため、起き上がる体勢を作ることが出来るのです。
布団の僅かな厚みに助けられた、と感じました。
敷き布団に硬さがあると良い理由は、沈まないため
敷き布団に硬さがあると良い理由は、体が必要以上に沈まないためです。
柔らかい敷き布団の場合には、寝ている間は柔らかいために心地よいのですが、いざ起き上がろうとした時に、大変起き上がるのが難しくなります。
体が沈み込んでいるために、より起き上がるのにエネルギーが多く必要なのです。
そして、柔らかい布団では体に弾みが付かないために、ちょっとした起き上がるためのきっかけが、得られないのです。
わずかな違いが何倍も大きく感じられる
ぎっくり腰を体験したことのない方には、何を言っているのか分からないと感じられるかもしれません。
起き上がるのが難しくても、痛みを我慢して起きればいいだけのことだと思われるかもしれないですね。
しかし、ぎっくり腰の痛さは体験しないと分からないほどの痛みがあります。
ひとつひとつの行動が、とてもゆっくりしかできなくなり、通常の何倍も環境の違いに敏感になるのです。
敷き布団についていえば、わずかな敷き布団の厚みや柔らかさの違いが、何倍ものちがいとなって感じられるようになります。
他の腰痛についても、同様の傾向があるかもしれない
腰痛には、さまざまな種類の腰痛があります。
ぎっくり腰はその中のひとつの症状でしかないために、必ずしもすべての腰痛に同じような敷き布団が適しているとは限りません。
しかし、起き上がる状況では、どんな腰痛でも同じような状況になると考えられます。
そのため、腰痛の時に起き上がりやすい敷き布団は、やはり厚みがある適度な硬さの敷き布団、ということになるのではないでしょうか。
硬さはどれくらいがいいのか
敷き布団の硬さについては、どれくらいの硬さが良いのかについて、いろいろな説があります。
今は敷き布団の硬さのバリエーションが増えてきており、寝具売り場にいくと、固い布団から柔らかい布団まで何段階もの敷き布団がおいてあることもあります。
そのため、自分の希望の硬さの敷き布団を簡単に選ぶことが出来るようになってきました。
しかし、では敷き布団の硬さはどれくらいのものを、選べばいいのでしょうか。
それは腰痛がどれくらいの状態であるか、何を優先するのかによっても変わってくると思います。
頻繁にぎっくり腰になってしまう場合や、普段から腰痛に悩んでいる場合には、やはり腰痛を一番に考えて敷き布団を選ぶべきでしょう。
しかし、腰痛にあまり縁がないという場合には、快適な睡眠が得られる敷き布団を選ぶという選び方もあります。
実際に寝て試せるのが一番ではあるけれど
敷き布団の売り場によっては、実際に寝てみて硬さを体感できるという売り場もあります。
近くにそのような売り場があれば、硬さを実際に感じることができるため、迷わずに選ぶことができるため、おすすめです。
しかし、そのような販売店が近くにあるとは限らないために、なかなか試す機会がないという場合も多いことでしょう。
クッション性も必要かもしれない
あくまでも私の体験談ということになってしまうのですが、腰痛にやさしい敷き布団の特徴をまとめてみます。
まずは、できるだけ厚みがあること。
これは10センチ以上あるのが望ましいです。
そして次に、体が全体的に沈みこむほど、柔らかくないこと。
硬め、普通、柔らかめ、という種類のなかから選ぶと、普通か硬めが良いのではないかと思われます。
そして、できればクッション性もあること。
マットレスのようなクッション性も備わっていると、最も望ましいでしょう。
今は敷き布団が多機能になってきているものもあります。
そのような、多機能なものもよいですし、マットレスと敷き布団を組み合わせて高さを出したり、硬さを調整するという方法も、考えられます。
敷き布団は、健康な時に選んでおこう
敷き布団は、健康な時には忙しさにかまけてなかなか意識することもないかもしれませんが、ぎっくり腰などで健康を害すると、その重要性に気がつかされます。
腰痛になってから敷き布団を買いなおしたりするのは大変なため、忙しくても健康な時に、しっかり選んでおくことが大切です。
また、買い換えたりする際には、価格だけではなく、機能面にも注目して、選ぶようにしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
ぎっくり腰は、とてもつらい症状です。
起き上がれないという状況になると、食事もできないということにもなりかねず、不安な気持ちになります。
しかし、敷き布団が変わると意外と簡単に起き上がれたりもするのです。
ぎっくり腰で起き上がれず困ったという方も、敷き布団が柔らかすぎたというケースもあるのかもしれません。
敷き布団は、硬さに注目して選ぶと言うことが大切だと思います。