長時間椅子にすわって腰痛になった時の対処方法とは?

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長時間椅子に座っていると、それだけで腰痛になる事があります。

たとえ姿勢に気を遣っていても、長時間椅子に座っているとそうなることがあるのです。

それだけ座るという姿勢は人の体に負担をかけるということです。

ただ中には仕事でどうしても長時間座らないとならない人もいるでしょう。

そこでここでは、長時間椅子に座り腰痛になった時の対処法について紹介します。



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椅子の上だけでも姿勢を変える

もし長時間椅子の上に座っていて、それで腰痛が発生してしまったとしたら、その時には椅子の上でだけでも姿勢を変えるようにするのがおすすめです。

長時間椅子の上に座っていて腰が痛くなってしまうというのは、ただただ座っている姿勢が腰に悪いからそうなっているというわけではありません。

もちろんやはりその影響はすごく大きいとは言えます。

でも、別にそれだけが原因なわけではなのです。

たとえば、ずっと同じ姿勢でいるから腰が痛くなるということもすごく影響しているのです。

ずっと同じ姿勢でいると体が固まる

ずっと同じ姿勢でいると、人の体の筋肉は固まるようになっています。

なので、ただただ同じ姿勢でいるだけで、すごく身体が固くなっていくでしょう。

そうして身体が固くなっていってしまったら、次に起こるのは血流が悪くなることです。

そして血流が悪くなると、その影響が血流が特に悪い箇所に痛みが生じてきます。

あるいは、そもそも傷みやすい箇所に傷みが生じてくるとも言えます。

なので、やはり椅子の上で座っていることで痛みが生じやすくなっている腰に、痛みが生じてくるのです。

それを避けるために、椅子の上でだけでも姿勢を変えるようにしていきましょう。

どうやって姿勢を変えれば良いのか

でも、椅子の上で姿勢を変えるとは言っても、どのように変えれば良いのでしょうか?

椅子の上で姿勢を変えるというのは、たとえば一旦椅子の上であぐらを組んでみたり、あるいは、椅子の上で少しだけお尻を前の方に出してみたり、と言う風なちょっとした変化にはなります。

しかし、その位の変化であっても、体にとってはすごく大きな変化になります。

なので、適度にソレを繰り返して、体を固めないようにしていきましょう。

ただ、こうして椅子の上で姿勢を変えようとすると、中には身体に悪い姿勢になる事もあるので、変えた後の姿勢ではあまり長い時間は座らないようにするのがおすすめです。



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貧乏ゆすりを適度に取り入れる

椅子の上に長時間座っていて腰痛になってしまった時には、貧乏ゆすりをするというのも意外とおすすめです。

貧乏ゆすりをすることと腰痛は全然結びつかないと思う方もいるかもしれません。

ですが、貧乏ゆすりというのは意外とよい効果を生む事もあるのです。

なぜなら貧乏ゆすりは、足を小刻みに動かすことになるからです。

先述の通り、長時間座っていて腰痛が起こることの原因の一つとして、体の筋肉が凝り固まってしまうからと言うことが挙げられます。

でも、貧乏ゆすりをして、足を動かしていたらどうでしょうか?

少なくとも足の筋肉は固まらなくなるでしょう。

そして、貧乏ゆすりで動かすのは、足だけではありません。

実は足だけではなく、股関節なども動いていますし、激しさによっては骨盤なども動くことがあるかもしれません。

そうなるともはや下半身をしっかり動かすことに繋がると言えます。

そうして下半身をしっかりと動かしていけば、血流がよくなり、腰回りの筋肉やそれ以外の筋肉も凝り固まりづらくなると言えるでしょう。

だから、意外と貧乏ゆすりはおすすめできるのです。

音等の周りへの迷惑には注意が必要

ただ、やはり貧乏ゆすりは行儀が良いものではないと言えるでしょう。

なので、それをする時には、音や振動によるまわりへの迷惑には配慮が必要だと言えるでしょう。

ある程度大きく動かした方が効果的なことは間違いないですが、すぐに近くに人が座っているならばそれはやはりするべきではありません。

まわりの状況を見ながら、自分なりに上手く調節して貧乏ゆすりをしていってください。

腰をぐるぐる回すようにする

座ったままでも実は意外と腰はぐるぐる回すことが出来ます。

なので、長時間椅子に座っていて腰が痛くなった時には、腰をぐるぐる回すようにするのがおすすめです。

腰をぐるぐる回すようにするというのは、たとえば腰で円を描くように意識して腰を回していくのです。

そうすると、腰の周りの凝り固まった筋肉をしっかりと動かすことが出来るようになります。

動きも小さいので目立たない

また、これくらいの動きであれば、あまりアクションも大きくないので、目立たないという特徴もあります。

やはり椅子の上で身体を動かす時の最大の問題は、目立ってしまうということにあるでしょう。

椅子の上で身体をいきなり動かし始めたら、すごく目立つことは間違いありません。

別に目立ってもなんでも良いからとにかく腰痛を何とかしたいというのであればそれでも良いかもしれませんが、やはりできればあまり目立たないで何とかしたいという方が多いでしょう。

特に女性であれば、あまり腰が痛い感じを出したくないという方も多いはずです。

なので、そういう方にはこの動きはすごくおすすめです。

動きがあまり大きくない分、なるべくたくさん回転させて、なるべくたくさん動かしてあげるようにしてください。

トイレで席を立ち前屈をする

長時間椅子に座っていて腰痛になった時の対処方法として一番良いのは、間違いなく席を立つ事だと言えるでしょう。

なので、もし席を自由に立てる環境にある人であれば、トイレなどのフリをしてそこから離れる事をおすすめします。

そして、実際にトイレにいったら、そこで思いっきり前屈をすると良いでしょう。

前屈をすると、腰のあたりをしっかりと伸ばすことができますし、腰を伸ばすだけではなく、太ももの裏や、さらには背中なども伸ばすことが出来るでしょう。

そのため、全身の固まった筋肉をほぐすことが出来るのです。

立ち上がって筋肉をほぐすことが出来るだけではなく、そうして柔軟な動きによっても腰をほぐすことができるのですから、かなり腰に良いことは想像に難くないでしょう。

自由に席を立てるのであれば、これはかなりおすすめの方法になります。

前屈の逆もしておくとなお良い

ただ前屈をするだけではなく、前屈の逆もしておくとなお良いと言えるでしょう。

前屈の逆というのはつまり、体を後ろに大きく反らすということです。

そうして身体を後ろに大きく反らすと、今度は腰に普段あまりすることのない動きをさせることになります。

前屈のような姿勢であれば、マレに生活の中ですることもありますが、後ろにそらすことはまずないでしょう。

そういう普段はめったにしない動きをさせることで、使わなさ過ぎてがっつり凝り固まった筋肉もほぐすことが出来るようになります。

なのでそういう動きを織り交ぜる事もすごくおすすめできます。

ただ後ろに反る際には、さらに腰を痛めしてしまう事もあるので、その点に注意をして、なるべく丁寧に行うことをおすすめします。

まとめ

椅子の上に長時間座っていて腰痛になってしまったら、是非これらのことを参考に対処していってください。

どれも決して難しいことではありませんし、気軽に行うことが出来るでしょう。

なので是非試してみてください。

腰がいたいままさらに長時間椅子に座っていたら、取り返しがつかなくなるくらい腰を痛めてしまうこともありますから。






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