膝痛や膝が腫れている方必見!膝が腫れあがる原因と対処法とは?
膝痛を起こし、膝が腫れあがると歩くこと自体辛く感じてしまいます。
そのため、買い物や旅行などが楽しめなくなってしまいます。
膝の腫れは痛みを伴わない場合もあり、病気が関係している場合もあります。
それでは、膝が腫れてしまう原因とは何なのでしょうか?
ここでは、その原因と対策法について詳しく説明していきます。
膝が腫れる悩みを解決するためにも、膝が腫れる原因と対処法を知っておきましょう。
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膝が腫れた時のケースの種類
膝が腫れた時は、様々なケースがあります。
痛みがある場合と痛みが無い場合・赤みを帯びている場合・熱を持っている場合・膝の曲げ伸ばしができない場合など様々です。
膝が腫れていても痛みがないケースもあり、そのような時は病気が関係している可能性もあります。
そして、熱を持っている場合は、何かしらの影響で炎症を起こしていることが考えられます。
「膝の腫れ」といっても色々なケースがあるので、その原因を正確に把握し、それに合わせた治療を行うことが大切になります。
それでは、膝が腫れる原因について説明していきます。
膝の靭帯が損傷している
スポーツ中に何かハプニングが起きたり、激しく体を動かしたり捻ったりした時などに強い膝痛を起こし、膝が腫れあがった場合は、靭帯が損傷している可能性があります。
靭帯の損傷が軽度なら少しの間だけ膝痛が起こる程度になりますが、靭帯損傷が重度の靭帯断裂を起こしてしまうと、強い痛みを感じ、普通に歩く時や階段の上り下りにも痛みが出るだけでなく、歩いている時に膝が抜けるような感じがすることもあります。
そして、膝の曲げ伸ばしが困難になり、歩くことさえ難しくなることもあります。
靭帯が断裂していない場合は、膝を動かないように固定し、安静にする必要があります。
しかし、靭帯が断裂している場合は、治すのに手術をする必要があります。
靭帯損傷は、接触の多いスポーツや、急にダッシュしたり急に止まったり、急に方向転換したりするスポーツに多い怪我になります。
そのようなことから、数あるスポーツの中で、サッカーやラグビーやバスケットボールは特に靭帯損傷を起こしやすいと言うことができ、注意が必要です。
膝の捻挫や打撲や骨折
膝が捻挫したり、打撲したり、骨折していたりすると、膝には痛みが起こり腫れやすくなります。
このような膝の腫れは、転んだり、スポーツで接触したりして膝を強くぶつけると、起こることがあります。
もし、膝が全く動かなく骨折している可能性がある場合は、膝を固定し、速やかに専門の医療機関に行き診てもらいましょう。
痛みを緩和して、早く治すためにも、医療機関で治療することが大切になります。
膝の軟骨が変形
スポーツや加齢が影響して、骨と骨が接する部分にある軟骨がすり減ったり変形したりすることがあります。
そのようになると、膝の細胞組織が刺激されてしまい炎症を起こすことがあり、それによって膝が腫れあがってしまいます。
膝の軟骨はクッションの役割を担っているため、それがすり減ったり変形したりすることによりクッションの働きが低下してしまい、膝痛が起こります。
膝軟骨の変形が進行すると、日常生活や仕事に支障をきたしてしまうので、なるべく早めに治療することをおすすめします。
膝の関節液の過剰分泌
膝関節には、膝の動きを良くするために関節液という物質があります。
関節液はいわば潤滑油に近い働きをしており、膝の動きに大きく関わっています。
また、関節液は膝の軟骨に栄養を運ぶ働きもしています。
しかし、膝関節の骨や軟骨がすり減り欠けた時のカスや欠片が組織を刺激してしまうと炎症を起こしてしまい、関節液は過剰に分泌されてしまいます。
その状態が一般的に「膝に水が溜まる」といわれている状態になり、膝が腫れあがってしまうことがあります。
膝関節に炎症が起こっていること
膝関節に炎症が起こると、膝は腫れあがりやすくなります。
膝の酷使しすぎや加齢が原因となり、膝に負担がかかって炎症を起こしてしまいます。
また、膝関節に何かしらの影響で菌が入って、炎症を起こしてしまう場合もあります。
その他にも、免疫の異常によって起こるリウマチが原因となって炎症を起こし、腫れてしまうこともあります。
膝の炎症が起こる原因は様々なため、専門の医療機関で正確に診断してもらい、それに合わせた治療を行うことが大切になります。
膝関節周辺の腫瘍
膝あたりに硬めのこぶや腫れがある場合は、腫瘍がある可能性があります。
そのように、膝に腫瘍が存在すると、痛みや腫れを起こしてしまいます。
腫瘍が原因で腫れている場合、放っておくと悪化する恐れが出てきます。
もし、腫瘍が悪性の場合は脚を切断することもあるので、腫瘍の疑いがある場合は速やかに病院で治療を受けることが大切になります。
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膝の腫れの対処法
患部を冷やす
腫れている部分は炎症を起こしているので、炎症を抑えるために冷やすと良いでしょう。
保冷剤にタオルを巻いたものを使ったり、氷水に浸したタオルを使ったりすると良いです。
また、アイシング専用の物を使って、冷水のシャワーで冷やしても良いです。
とにかく、膝を冷やせるものを使い、効率的に患部を冷やしてあげましょう。
ですが、冷やしすぎや凍傷には注意してください。
冷湿布を使う
湿布は、肩こりや筋肉疲労を感じている時に使うと、症状を緩和することが可能となります。
そのような湿布は、膝の腫れにも効果を期待することができます。
湿布には温かさを感じるタイプ(温湿布)と冷たさを感じるタイプ(冷湿布)の2種類ありますが、腫れに最適なのは冷湿布になります。
膝に炎症を起こしていて熱を持っている時に温湿布を貼ると、炎症が酷くなり悪化する恐れがあるので注意しましょう。
痛みを緩和する市販の薬を使う
膝痛が強く辛い場合は、痛みを緩和する市販の薬を利用しても良いでしょう。
薬によって痛みを緩和することができれば、いくらか楽になります。
しかし、そのような薬はあくまでも痛みを緩和するものなので、膝痛や腫れを治す効果は期待できません。
そのため、膝の腫れの原因に合わせた治療をする(治療を受ける)ことが大切になります。
また、薬を飲む量や回数は守るようにし、病院に行った時は薬を飲んでいることを伝えましょう。
症状により専門の医療機関に行きましょう
先程説明した膝の腫れの対処法は応急処置的な感じのため、症状の内容によっては自分で対処せず、専門の医療機関に行くことが重要になります。
膝にとても強い痛みがある腫れ・急に大きく腫れる・時間の経過と共に腫れが悪化する・膝に違和感や麻痺や痺れのある腫れなどの場合は、腫れの原因となっている何かが悪化している可能性が高いと言えます。
そのため、膝の腫れがこのような症状の場合は、自分で治そうとせず、速やかに専門の医療機関に行くことをおすすめします。
専門の医療機関での治療の流れは、まず受付をし、呼ばれたら問診を行い、視診や触診を行っていきます。
その後、視診や触診では分からなかった原因をレントゲンなどで検査していきます。
そして、正確な診断を行い、治療方法を決定して治療を始めていきます。
膝が腫れるのを予防するには
膝の腫れが気になり悩んでいる方は、日々の生活習慣を改めることが大切になります。
激しい動きをしないようにしたり、階段の上り下りを控えたり、歩きやすい靴を履いたり、適度な運動で膝周辺の筋肉を鍛えたり、太らない食事を心掛けるようにしましょう。
このように、膝が腫れる原因の一つとなる、「膝に負担がかかる行為」をなるべく避けることが膝の腫れ予防に繋がります。
しかし、膝に一切負担をかけないようにするために、痛くもないのに安静にするのは良くなく、安静にし過ぎると膝周辺の筋肉や骨が弱くなり、膝痛を起こす原因になるので理解しておきましょう。
また、スポーツをする前と後にしっかりと体操やストレッチを行ったり、一年中膝を冷やさないように気にかけたりすることも膝の腫れの予防になります。
それと、膝に良いサプリメントを利用するのも良いでしょう。
まとめ
以上のように、「膝の腫れ」といっても原因や症状は様々になります。
膝が腫れてしまうと、心配になったり不安になったりなど精神にも影響するので、なるべく早く対処することをおすすめします。
そして、膝の腫れで悩むと、日々の生活がつまらなく感じてしまうこともあるので、膝の腫れを予防することも大切になります。
膝痛や膝の腫れは普段の生活にも影響するので、入浴やマッサージなどで膝を労わるようにしましょう。