実は意外と簡単だった!最適な高さの枕をみつける方法とは?
枕の高さと言うのは、人類の永遠のテーマなのではないかと思う位に、なかなか適切な物をみつけられないものです。
しっくりくると思った枕を使っていても、気がついたらそれのせいで頭が痛くなったりしてしまうものですから。
でも実は最適な高さの枕をみつける方法があるのです。
ここではそんな、最適な高さの枕をみつける方法について紹介します。
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横向きであごから鼻のつけ根が15度くらいになるもの
最適な高さの枕をみつけていくためにはまずは横向きで見ていくのが良いでしょう。
まずは横向きの最適な高さで合わせていくのです。
横向きで寝た時に、あごの先から鼻のつけ根のあたりがだいたい15度くらいの角度になるのが、横向きでの最適な枕の高さと言えます。
それを知るためには、やはり枕を試しに行く際に、やや大きめの分度器などを持っていく必要があるでしょう。
そこまでしなくてもなんとなく15度くらいは分かるという方もいるかもしれませんが、しっかりとあわせていった方が最適な高さの枕をみつけることが出来る可能性は高くなります。
実際オーダー枕などでは、5ミリ単位で高さを調節していくこともあります。
それだけ枕の高さと言うのは繊細なのです。
確かに、枕に寝ている自分に分度器を当ててもらって適切な高さを探しているというその光景は、いささか恥ずかしいものではあるかもしれません。
でも、恥ずかしいのはその一瞬だけです。
その一瞬の我慢で、首や頭や腰が痛くならない適切な高さの枕が手に入るのですから、その恥は甘んじて受け入れた方が良いでしょう。
横向きの高さは非常に重要
横向きでの高さを合わせることは、枕の高さにおいて非常に重要なことだと言えます。
と言うのも、横向きでの枕の高さを合わせていかないと、上手く寝返りができなくなるのです。
横向きというのは、まさしく寝返りをする時の向きになります。
なので、その高さが合わないと、寝返りができなくなってしまうのです。
でも寝返りができなくなると、体の筋肉がちぢこまって言ってしまうので、腰痛になったり、あるいは肩こりになったり、肩周りの筋肉が縮こまるせいで頭にきちんと血流が行かなくなり、頭が痛くなってしまう事も出てくるのです。
そんなことがあるので、寝返りはすごく大切なことだと言えます。
そして、そんな大切な寝返りをしっかりとするためにも、横向きでの枕の高さはまずあわせないとなりません。
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仰向けでの高さも寝返りのしやすさで合わせる
実は、仰向けでの高さの合わせ方も、寝返りのしやすさで合わせることになります。
仰向けでの高さの合わせ方は、普通に枕の上にあおむけで寝転がり、そのまま右か左に寝返りを売ってみることでわかります。
もし枕の髙さが合っていないのであれば、腰が先に回転を始めたり、あるいは肩の方が先に回転をはじめたりします。
そしてもし、枕の髙さが合っているのであれば、腰と肩が同時に回転していくと言えるでしょう。
だから、寝返りをすれば仰向けでの適切な枕の高さは、簡単に分かると言えるのです。
上から動画を撮ってもらうのが吉
でも、自分は枕の上で寝返りをしているわけですし、自分では肩が先に行っていたとしても、腰が先に行っていたとしても、それはなかなか判断できないものです。
ではどうしたらその判断をしっかりと出来るようになるのでしょうか?
それには上から動画を撮ってもらうのがおすすめです。
せっかくこれだけスマートフォンが普及している時代なのですから、動画機能も活用しない手はありません。
そして実際に上から動画を撮ってもらえば、しっかりと俯瞰で自分の動きについて確認することが出来るでしょう。
だから、確実に綺麗なまわり方ができている枕を選ぶことが出来るようになります。
後はバランスを整えるだけ
横向きでの高さと整えて、そして仰向けでの高さを整えたら、あとはバランスを見ていくだけです。
実際、横向きであご先から鼻のつけ根が15度くらいになる枕と、仰向けで肩や腰が綺麗に同時に回転していける枕の高さは、微妙にちがうでしょう。
もしそれがまったく同じなのであれば、それはそのままその高さの枕を選んでいけば良いですが、多くの場合でそういうわけにはいかないでしょう。
ですからその際には、バランスを整えていく必要があります。
では、バランスを整えるとは、どのようにしたら良いのでしょうか?
間のサイズを試していく
バランスを整えるというのは、その、横向きであご先から鼻のつけ根が15度くらいになる枕と、仰向けで綺麗に寝返りが出来る枕の間の高さの枕をいろいろ試していって、角度や仰向けでの回転具合のバランスがちょうど良いものを探していくということです。
そうしてバランスを整えていけば、すべてを100点にすることは出来なくても、横向き90点仰向け90点と言う枕を選ぶことが出来るようになるでしょう。
中には、仰向けが100点であれば、横向きは80点でも良いやと思う方もいるかもしれません。
でも、どちらか一方がかけていけば、やはり全体的な寝心地もかけてしまうのが枕なのです。
なので、どちらがすごく高くて、どちらが低いような枕を選ぶべきではありません。
そういう枕ではなく、横向きでも仰向けでも高い点数をたたきだせるような枕を選んでいって下さい。
そういう枕を使用していれば、きっと頭痛や肩こりなど、枕が原因で起こるような様々な症状が楽になるでしょう。
定期的にそうして見つけていくべし
適切な枕の高さは、意外と変化していくものだと言えます。
たとえば頭が小さくなることだってあるでしょうし、痩せたせいで頭の重さが変わり沈み込みが変わってきたりすることもあるでしょう。
或いは太ったせいで首が太くなり、角度が変わってくることもあります。
なので、一度しっかりと適切な高さの枕を選んでいったとしても、それで終わりではないと言えるのです。
枕の寿命がくる頃には、また再度こうして適切な高さの枕をみつけていってください。
枕の寿命はいつ来るのか
ではそもそも、枕の寿命はいつ来ると言えるのでしょうか?
枕の寿命は、だいたい1年から1年半程度でくると考えた方が良いでしょう。
もちろんそれは素材によっても変わってきますし、使用状況によっても変わってくるとは言えますが、基本的にはだいたいそのくらいで寿命が来ます。
なので、次に適切な高さの枕をみつけていくのも、だいたい1年から1年半程度先のことになると言えます。
その位の期間があけば、人は大きく変化していても不思議ではありません。
1年間で10キロくらい太る人もいますし、逆に1年間で5キロ6キロ痩せてしまう人もいます。
1年とか1年半とかいう期間は、人を変化させるには十分すぎる期間だと言えるのです。
だからそういう意味でも、その位のタイミングで再度適切な高さの枕をみつけていくのはすごく良いと言えるでしょう。
手間をかけた分だけずっと質の高い睡眠をとれるようにもなりますし、これだけの手間を定期的にかけるだけの価値はあると言えるでしょう。
是非そうしてみてください。
まとめ
適切な高さの枕の見つけ方は、以上の通りになります。
適切な高さの枕で寝ているだけで体調が軽くなることもありますから、適切な高さの枕で寝ることはすごく大切なことだと言えます。
それに掛かる手間も、自分への投資だと思って、是非かけてみてください。
よく言われることではありますが、睡眠は人生の3分の1をしめるわけですから。