使わない入浴剤はどうする?おすすめの4つの使い道とは
ちょっとしたギフトにもらう機会が多い入浴剤。
かわいいパッケージやカラーリングにテンションが上がってしまいますよね。
しかし成分によっては体に合わず、お肌の調子を損ねてしまうものもあり、その入浴剤をどうするか困ってしまったことはありませんか?。
そんな時に試してみたいのが、お風呂に入れる以外の使い道。
香りが気になる女性必見です!
入浴剤は芳香剤として使える
入浴剤はお風呂に入れると香りが強くてクラクラしてしまう…という人も多いのではないでしょうか?
高級な入浴剤は、ものによっては香り成分が多量配合されており、長時間のバスタイムには不向きに感じてしまう場合も多いようです。
お湯につけると強く香る入浴剤は、そのままの状態であればやさしくふんわりと香るので、芳香剤として実はとてもおすすめなのです!
直接お肌にふれても安心できる入浴剤だからこそ、色んな場所に使っても安心なんですね。
玄関やトイレ、寝室に
気になる玄関のにおいは入浴剤で解決しましょう。
やさしく香るので、玄関や部屋用の芳香剤が苦手なにもおすすめです。
また、芳香剤を切らせている時の急な来客にも入浴剤で芳香剤を代替できるので、覚えておくといざという時に役に立ちます。
そして意外とおすすめなのが寝室です。
スムーズに入眠できると注目されているアロマなどの芳香剤ですが、中には香りが強すぎて、かえって質の高い睡眠を妨害してしまうことも。
入浴剤はほんのり香るので、アロマやデュフューザーのしっかりとした香りが苦手な方は、入浴剤を寝室に取り入れてみるとちょうどいいかもしれません。
ラベンダーやレモンといったおやすみ向きの香りがあれば、よりリラックスできます。
クローゼットやシューズボックス、衣類に
柔軟剤の香りが薄くなり、外のイヤな臭いがついてしまった衣類を掛けているクローゼットの中に入浴剤を忍ばせておくと、あっという間にいい香りに。
入浴剤の主成分である重曹(炭酸水素ナトリウム)は消臭効果があり、脱臭にピッタリ!
クローゼットは開け閉めした時に風が起きやすいので、吹き飛んでしまわないようにお茶のパックに入浴剤を入れておくと扱いやすくなります。
クローゼットやシューズボックス自体の独特なにおいを消すために数ヶ所に入浴剤入りのお茶のパックを設置するのがおすすめです!
クローゼットやシューズボックス用の芳香剤の代用になるので、節約にもなってしまうのが嬉しいですね。
芳香剤として使う時の注意点
粉末タイプの入浴剤は、風などで吹き飛ばないように工夫が必要です。
アクサセリートレーに盛っておくと香りが広がりやすいですが、こぼしてしまうのが心配という方は、ジャーのような口が広いビンの中に入浴剤を入れて置いておくと、こぼす心配もなくなり、ぐっとオシャレ感も出るのでおすすめです。
見えないところに設置するのなら、クローゼットと同様にお茶のパックに入れて使いましょう。
場所を取らず、こぼれてしまうこともないので安心です。
ボウルに溶かして加湿器の代わりに
入浴剤には保湿成分が配合されているものが少なくありません。
保湿効果のある入浴剤の主な成分を確認してみましょう。
セラミド、コレステロールエステル、エステル油、スクワラン、ミネラルオイル、ホホバ油、オリーブ油、海藻エキス以上が主に入浴剤に配合されている保湿成分です。
基本的に入浴剤を使用したあとは、シャワーで洗い流さないほうがより保湿効果が得られるので、メーカーもそのように推奨しています。
保湿効果がある入浴剤だからこそ、ボウルに溶かして部屋に置いておけば加湿器の代わりになり、乾燥対策にピッタリなのです!
芳香剤としては香りが弱いかも…という場合でも、お湯に溶かすことで本来の入浴剤の香りを楽しめるので一石二鳥です。
使うのは容器と入浴剤とお湯だけなので、どこへでも持ち運び、置いておくことができますし、電気代もかからないので乾燥が気になる秋や冬におすすめです。
また、いい香りがして思わずお店の前で足を止めてしまったことがありませんか?
バスアイテムで有名なLUSHは、大きなボウルにソープやバスボムを溶かす演出を店頭で行っています。
LUSHのような素敵な香りの演出は、来客時に一度は試してみたくなりますよね。
きっと友達が驚いてしまうこと間違いなしです!
使う前に知っておきたい入浴剤の豆知識
実は入浴剤には大きく分けてスキンケアタイプと発汗タイプの2つのタイプがあります。
保湿成分が配合されたスキンケアタイプは”しっとり”や”美肌効果”といった謳い文句が定番で、乾燥対策にぴったりの入浴剤です。
女性に喜ばれる成分がたくさん入っているので、フラワー系や華やかな香りが多く、芳香剤に向いています。
発汗タイプはその中でもさらに3種類に分けられます。
「バスクリン」が有名な無機塩類系の入浴剤、温泉系の入浴剤、炭酸ガス系の入浴剤、その3種類が主な発汗タイプになります。
このように入浴剤の中でもいろいろな種類があるので、一度使ってみたけど肌に合わなかったという人は、どんなタイプの入浴剤が向いていないのかを覚えておくと、自分に合った入浴剤と出会うための近道になります。
足湯で冷え性対策
入浴剤としては体に体に合わなくても、ひょっとしたら足湯なら大丈夫かもしれません。
どちらかといえば芳香剤には不向きな発汗タイプの入浴剤は足湯にぴったりです。
発汗タイプの入浴剤は、老廃物が出す効能があり、体のターンオーバーを促して血行を促進してくれる効果があります。
冷えた体に発汗タイプの入浴剤が入った足湯は効果バツグン。
特に夏場はエアコンで体が冷えているにもかかわらず、暑さからシャワーだけで済ませてしまうことも多いですよね。
入浴剤を入れた足湯は冷え性を改善する効果があるので、エアコンで冷えた体を足先からしっかり温めてくれます。
「第二の心臓」と呼ばれるほど神経が集まっている足ですが、夏場は特に体が暑いので足元を冷やしてしまいがちです。
足が冷えると血行不良の原因となり、老廃物が流れにくくなり、むくみや不眠を招いてしまうことも。
最近体が冷えて調子が悪いという時は、リビングでゆったりとリラックスしながら、足湯を楽しんでみませんか?
掃除機に吸わせて臭い消しに
掃除に欠かせない掃除機ですが、排気臭が気になる人も多いのではないでしょうか?
最近の機種はほとんど排気臭がしないものもありますが、吸い込んだものによってはやっぱり臭いが気になってしまうことも…。
そんな時は、掃除機をかける前にあらかじめ入浴剤を少量吸い込んでおくと、不快な排気臭を軽減させることができます。
せっかく掃除するのなら、気分もリフレッシュしたいですよね。
この掃除機に入浴剤を吸わせる方法は、掃除後にイヤな臭いが残らないので、”急いで掃除機をかけました感”を出したくない急な来客前にもおすすめです!
注意点は、入浴剤を吸い込ませすぎないこと。
少量でも十分香りが広がるので、香りを出しすぎないように少しずつ吸い込ませて量を調整するのがおすすめです。
まとめ
肌に合わなかった場合や、追い焚き機能付きの浴槽のため入浴剤が使えないとつい持て余してしまう入浴剤。
そんな時に試してみたい、入浴剤の使い道をご紹介しました。
お気に入りの香りの入浴剤をお風呂以外でも楽しみたいという方にももちろんおすすめなので、本記事を参考にさまざまな用途で入浴剤を楽しんでみてくださいね。