冷えと膝痛は関係していた! では冷え対策は膝痛に有効なのか?

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身体の痛みの中でも普段の生活にどうしても支障がでてしまう、膝痛です。

歩く立つ座るの動作全てに問題が起きますので、これは本当に辛い痛みと言えますね。

お年寄りだけでなく若い人にもこの膝痛、感じている人は少なくありません。

しかし確たる原因が思いつかずにと言う場合、特に運動で傷めたとか転んだとか、また加齢にはまだまだと言う人の場合、実は原因の一つに冷えがあります。

また膝痛悪化にも、冷えが一枚かんでいるのも事実なのです。



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身体全体の不調を呼ぶ冷え

よく冷え性だとか、つま先が冷えて困るとか聞きますが、では実際に冷えとはどんなものなのでしょうか。

自覚のある無しに関わらずこの冷え、代謝の問題にも関わってきますので、つまりは全身に良く無い影響を及ぼす原因にもなるのです。

自分が冷え性だと自覚している人の場合は、まだ回避のためにあれこれと気を使っていますのでマシだと言えるでしょう。

問題は、冷えていることを自覚していない人の場合です。

つま先など冷えていても、何時もの事だと気にしなかったりしているうちに、段々と冷えがひどくなって来たりすることもあるのです。

この冷えのために血流なども悪くなって、全身の所謂血の巡りなどにも影響が出ることがあるのは、皆さんご存知の事と思います。

自律神経系にも異常が出てしまう冷えです。

これを自覚するかしないかでは、大きく健康に違いが出てきますので出来るだけ気をつけましょう。



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冷えるとどんな症状が起きる?

血行が悪くなることがまず冷えの症状での代表的なものです。

結果として、むくみや疲労感など出てきます。

抜け毛や薄毛にも関係してきますし、肌荒れなども血行の悪さから引き起こされます。

血流が悪くなれば勿論、体温も下がってきます。

体温の低下は不眠も起こしてしまいます。

また自律神経にも悪影響が出ますので、慢性疲労感や内臓への影響も出てしまいます。

消化液の分泌も悪くなりますので、消化不良を起こします。

胃の調子が悪いなどと言う時にも、冷えを疑ってみることも大事です。

全身の体温調節機能に異常の出る冷えは、健康な身体にとって大きな敵と言っていいでしょう。

冷えを避けるアスリートたち

スポーツなど運動を日常的にやっている人の場合、身体を冷やすといけないという意識が常にあります。

勿論冷えに対する用心です。

最初のうちは、汗で身体が冷えれば体温が下降して、風邪をひいたりもするので注意しようと言った感じです。

しかし年数を重ねてきますと、筋肉にも良く無いので冷えないようにしようという感覚も出てきます。

冷えは血流を悪くしますので、筋肉への酸素の供給も落ちてしまいます。

そのままで運動していると、筋肉に酸素不足が起きてしまい、攣ったりこむら返りを起こしたりと言う事もあります。

結果、下手をすればそれが原因で怪我に繋がるような事態も引き起こされると言う事です。

それを避けたいと言う事もあり、アスリートやダンサーなどはことさらに冷えを用心しています。

加えて関節部にトラブルがあった場合、しかもすでに痛みが来ている場合にも、自己修復能力を落とさないように冷えを回避するのが彼らには当然の用心になっています。

冷えれば代謝が落ちますので、免疫力も修復力も落ちてしまいます。

ちなみに、怪我した直後にその部分を冷やすことと冷えは完全に別物ですので、ご確認ください。

膝痛の場合冷えは大敵?

冷えが原因で、関節部に酸素の供給が滞り、そこを無理に動かそうとして怪我することもあります。

またすでに傷めている部位の修復も、身体が冷えていると上手く行われません。

特に膝の場合、心臓から遠い場所にある関節です。

足首ほどではないにせよ、普通でも血が巡っていくのに時間もかかるし、血流の力も必要な場所です。

冷えによって血流が悪くなれば勿論、遠ければ遠いほど到着するのに時間もかかり、下手をすれば停滞してしまうこともあります。

これでは治るものも中々治りません。

結果、傷めた膝は治らず、痛みを長く感じると言う事になるのです。

またむくみも起きますので、それによって炎症部に負担がかかり、神経に触って何時もより痛むと言う事にもなりかねません。

膝痛にとって冷えは、大敵と言っていいでしょう。

膝痛のケアのために冷えを減らすには

本来は全身のケアによって冷えを無くすのが理想的です。

しかし痛む場所への集中ケアでも、痛みは和らぎますので実行してみてください。

風呂で温めるには時間をかけて後は素早く

風呂で身体を温めると言うのは、冷えを起こさないためにもまた、和らげるためにも効果的な方法です。

ただしここで、しっかりと時間をかけて温めないと逆に、冷えを呼んでしまうので注意しましょう。

熱すぎない、どちらかと言えばぬるめのお湯で温まるのがいいでしょう。

汗をかきすぎるようなら、半身浴も効果的です。

半身浴だと下半身の血流が良くなりますから、膝にとっては最適でもあります。

烏の行水にならないように、時間をかけて身体を温めます。

入浴後はしっかりとタオルで水分を拭きとってください。

もし汗をたくさんかいていたら、シャワーなどでさっと流してから素早く拭き取ります。

ここで水分を残してしまったり、拭くのに時間をかけると体熱が奪われますので、サクッと拭き取ることがおすすめです。

保温用のサポーターなども使用

普段の生活でも、冷えは虎視眈々と人を狙っています。

特に1日座り仕事の人の場合、じっとしているわけですので冷えやすい上に、むくみも起こりやすいので膝痛に拍車がかかってしまいます。

座っていても出来るだけ脚を動かしたり、用事があったらこまめに立って動いたりするのがおすすめですが、加えて保温用のサポーターも有用です。

痛む部分を温めるだけで、その部分の血流が良くなりますので痛みも軽減されます。

また保温用でも多少なりともサポート機能もありますので、関節の保護になります。

生足は出来れば回避したい

夏場など女性の場合、どうしても所謂生足になってしまいがちです。

これも冷えの原因になりますので、出来れば止めておきたいところです。

薄手のストッキング1枚でも結構保温になりますので、履いておいた方が冷えの回避に役立ちます。

また男性の場合も、出来ればズボンの下にサポーターなど1枚着用しておくといいでしょう。

ズボンと言うのは実は、結構外気を取り込みますので脚が冷えやすいのです。

冬もだけど夏場は特に注意

冬は冷えを呼ぶ季節ですが、夏も又油断のならない季節です。

汗をかいて後のケア不足での冷え、薄着による冷えなど油断すると身体は冷え切ってしまいます。

しかも昨今は、冷房が大変に効いていますので、これもまた冷えの大きな原因になってしまっています。

冷房の効いたオフィスなどで1日過ごす人の場合、かなり冷え対策が必要です。

冷えを自覚している女性の場合、ひざ掛けなどで対処する人が増えましたが、男性にはまだまだ油断している人も多いようです。

特に立ったり坐ったりと言う動作は、膝に大きく負担をかけます。

ここに冷えと言う要素が入ると、痛みだけでなく怪我の原因にもなりかねません。

冷えのケアはしっかりとしましょう。

食べ物にも注意しましょう

普段食べているもので冷えを呼ぶ食べ物は結構多いのです。

食べ物が膝痛に関わってくると言うのも不思議な感じがするでしょうが、盲点になっていると言ってもいいでしょう。

生野菜や果物などは、身体を冷やす食べ物の代表です。

またオフィスでの通常の飲み物コーヒーも、身体を冷やす飲み物でもあります。

膝痛を抱えて身体の冷えもある場合、これらの食べ物飲み物にも注意を払っておきましょう。

まとめ

冷えは膝痛への直接の原因に必ずなる、とは断言できません。

しかし冷えが原因で、回り回って膝痛に拍車がかかったり、膝関節に異常が起きたりと言う事は残念ながら起こりうることなのです。

少なくとも膝痛に対して、膝を冷やさずに保護すると言う簡単なケアでも多少なりとも楽になれますので、お試しになってみてください。

冬だけでなく、夏の冷え対策もお忘れなくなさることが、膝痛改善に一役買ってくれるでしょう。






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