身体のねじれが膝痛を呼ぶ?そんな時の痛みの症状と改善法は?
膝痛と言うものは、ある日いきなり襲いかかってきたりするものです。
昨日まではどうということも無く過ごしていたのに、朝起きて床に立った時にいきなり痛みを感じたなどと言う事もあるでしょう。
出勤中に、階段で痛みが出た、信号が変わりそうだったので走ろうとしたら痛みが出た、そんなこともあるでしょう。
勿論その膝痛の原因は人それぞれ、様々です。
ここではその原因の一つ、ねじれについて語っていきましょう。
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目次
膝痛の原因の主なものは
さてまずは、膝痛の原因の主なものを上げてみましょう。
お年を召した方に多いのが、加齢による膝痛、つまり使い過ぎによる膝関節の摩耗やそれによっておきる周辺部の炎症が原因になります。
アスリートやダンサーなども、この手の膝痛が殆どです。
普通の人の何倍も膝を酷使しているのですから、当たり前と言っていいでしょう。
また勿論、怪我によって起きる膝痛もあります。
一時的なものは怪我自体によって、永続的なものは怪我の後遺症によって起きます。
他にも、身体の冷えが原因で起きることもありますし、急な負荷が原因で起きることもあります。
膝痛も、急性のものと慢性の物に分けられると言っていいでしょう。
この急性と慢性と言う単語は、急な怪我などが原因で一時的に起きるものと、永続的な使用が原因で摩耗などを起こし痛みが持続するもの、とここではあらかじめ定義しておきます。
この慢性の膝痛の原因の中に、ねじれによるものがあります。
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身体はどんな人でも不均等
顔の左右不均等はよく言われますし、写真などで確認している人もいるでしょう。
合成で右だけの顔とか左だけの顔を作って遊ぶ人も、いるのではないでしょうか。
顔でさえ左右不均等ですから、身体が不均等なのは当たり前と言っていいでしょう。
大体体内の臓器自体、左右違う形で入っています。
左右均等なのは腎臓と肺くらいでしょうか。
なので身体自体はそれによっても、左右不均等に出来上がっているのです。
元が不均等なのですから、それによってねじれが起きてしまうのは仕方のないことですね。
身体のねじれは日常生活で助長される
さてこの身体のねじれですが、日常生活でどんどんひどくなっていくのをご存知でしょうか。
例えば歩き出す時の足は、何時も同じ足からではありませんか。
荷物を持つ手は、いつも決まってはいませんか。
誰かに呼ばれて振り返る時、何時も同じ側に顔を向けませんか。
夜寝ている時に、同じ側に寝返りをうってはいないでしょうか。
小さなことですがこれが重なって、身体のねじれを大きくしてしまうのです。
床に座って脚を投げ出してみると、左右の足の向きが違ってはいないでしょうか。
これも身体のねじれが生む、脚の左右不均等と言う事です。
脚の向きが膝痛に関係する?
さてその投げ出した脚を見て見ましょう。
足首から先と、膝の向き、太ももの状態をチェックしてみましょう。
足首やつま先と膝の向きは、同じようになっているでしょうか。
膝は天井を向いているけど、つま先は外側を向いていると言うことは無いですか。
また逆に、膝は天井でつま先は内側に倒れていると言う事はありませんか。
これが身体のねじれの結果生まれる、脚の関節部のねじれと言う事です。
場合によっては脚の長さの違いまで起こしますので、それが原因での膝痛も勿論無いとは言えません。
片脚だけ長ければ、長い方の脚に負担がかかりますね、つまり膝に大きく負担がかかると言う事です。
またこれは中々チェックしづらいのですが、股関節の向きと膝の向きの不均等も問題になってきます。
こちらは足首よりもわかりづらく、発見しづらいのが辛い所です。
この場合膝だけでなく、下手をすると股関節まで痛み出しますので、股関節痛も一緒に出ている人の場合疑ってみるといいでしょう。
ねじれが原因で膝痛が起きている場合
さてこれらのねじれが原因で膝が痛む場合、どんな傷みがまず発症するでしょう。
当初の痛みは、筋のねじれによる炎症の痛みです。
膝と股関節もしくは足首、ひどい時には全部の向きが違っていれば、筋肉もねじれてしまいます。
ねじれた筋肉で日々過ごしていれば、やがてそのねじれが炎症を起こすと言うわけです。
熱っぽい痛みを感じて、しかも関節部自体にはあまり異常が感じられなければ、ねじれを疑ってよろしいでしょう。
またこの場合、整形外科などでレントゲンを撮っても異常は見られないので、原因不明と言う結果が出るかもしれません。
そんな場合は、関節のねじれによって起きた筋肉や筋の炎症だと言う可能性があると言う事です。
ねじれがひどくなった場合
さてこのねじれですが、筋が痛んだあたりで原因が判明してねじれを軽減出来ていれば、問題ありません。
しかしこれがひどくなってきますと、今度は関節部にも波及してしまいます。
つまりねじれているのは筋肉だけでなく、勿論関節部もねじれていると言う事ですから、関節部の摩耗が起きるケースもあると言うわけです。
例えば瓶の蓋を斜めに締めていた場合、段々と蓋が変形したり、瓶の口の一部が摩耗したりしますね。
これと同じことが起きてしまう可能性があると言う事です。
ここまで行くとさすがに、レントゲンにも異常が見えてきます。
リハビリなどすすめられることでしょうが、出来ればこうなる前に何とかしたいところですね。
ねじれの解消を目指してみましょう
少しでもねじれが解消できれば、しかも早い時点での解消が出来れば、膝痛の緩和に役立つはずです。
脚だけでなく全身のねじれも、出来るだけ解消しておきましょう。
まずは日常で出来る些細なこと
日常生活で出来ることで、かなりねじれは緩和できます。
まず重い荷物など持つ時、同じ手で持たないようにしましょう。
ショルダーバッグなども気がつけば、同じ方にかけていないでしょうか。
これもねじれの原因になりますので、意識してかけなおしておきましょう。
バックパックなどにすると、片方に重さがかからず身体をイーブンに使えるのでおすすめです。
座る時に注意してみよう
椅子に座った時に脚を組む癖は無いでしょうか。
脚を組むこと自体、骨盤のねじれに影響してくるので要注意ですが問題としては、同じ脚だけを上にして組んでいないかと言う事です。
左右取り替えつつ組んでいれば、脚を組むこと自体はおすすめ出来ないものの、まだマシだと言えます。
しかし常に同じ脚を上にしていれば、骨盤も歪みます。
しかも組んだ脚をよく見て見ると、下になった脚の股関節は微妙に内側になっていますが、上になった脚のの股関節は外向きになっています。
膝も、下側の膝は内に入っていますね。
これでねじれない訳が無いと、思われませんか。
膝とつま先の向きをチェックしてみよう
休みの日など、リラックスしている時にちょっとだけ、膝の向きとつま先の向きが揃っているか、チェックしてみましょう。
もし揃っていないのが明らかな場合、出来るだけ揃えておきたいものですね。
とは言え無理やりに向きを揃えても解決しません。
一番簡単に出来ることは、足首を回したり、膝を緩めたり貧乏ゆすりしたりして、関節を動かすことです。
片側だけに傾いていると言う事は、その分逆側が硬くなっていると言う事ですね。
関節を緩めておけば、小さいことですが改善が望めます。
膝は本当に酷使されています
日々の生活に無くてはならない膝関節です。
しかも脚の中央部に位置していますので、ねじれなどの直撃を受けやすい部位でもああります。
もし身体のねじれを多少なりとも感じることが出来て、緩和を目指しているなら結果として、この手の膝痛を回避することも出来るでしょう。
ねじれが原因の膝痛は、結構怖いものです。
整形で異常無しと言われたけど痛む、と言う時にはこれを疑ってみては如何でしょうか。
まとめ
毎日の生活が生む身体のねじれ、それが原因で膝の不調が生まれることがあるわけです。
特に長年膝を使用しているお年寄りの方には、注意が必要です。
発見が遅れやすい総合的なねじれが原因の膝痛です。
日々の生活の中で少しだけ、注意を払ってチェックして行ってみませんか。
身体全体の調子を整えることにもつながりますので、実践して見て頂きたいところです。