わざわざ買うのも…マットレストッパーは布団で代用したらダメ?

マットレス・敷き布団

マットレス トッパー 高反発&低反発の二層式【MLILY エムリリー】デンマーク生まれ シングル 厚み3cm

マットレストッパーは、マットレスの質感をチェンジしてくれる、すごく心強いものだと言えます。

しかし、わざわざソレを買わなくてももし何かで代用できるのであればそうしたいと思うのが人の常でしょう。

トッパーの代用に使えそうなものと言えば布団でしょう。

そこでここでは、マットレストッパーは布団で代用可能かという事についてみていきます。



12年間腰痛の私が絶対おすすめするマットレス・敷布団ベスト16ランキングはこちら




マットレストッパーと布団の違いとは

マットレストッパーを布団で代用できるかと言う事を見ていくためには、まずマットレストッパーと布団の違いについて知っておかないとならないでしょう。

では、マットレストッパーと布団の違いはどこにあるでしょうか?

実はマットレストッパーと布団の違いは、そんなにないと言えます。

たとえば厚みも大体同じくらいであることも多いですし、素材も、もちろん全ての布団が同じなわけではないですが、同じような素材の布団もあります。

なので、そこまで大きな違いはないと言えるのです。

そんな中違いを挙げるとすると、布団とマットレストッパーでは、弾力性が違うと言えます。

トッパーは部分的に沈む

トッパーの場合は、しっかりとした弾力性があり、身体がしずむ際には、全体的に沈むというよりは、部分的に沈んでいくと言えます。

対して敷き布団の方は、身体が全体的に沈んでいくことが多いでしょう。

なので、トッパーを使用している時には、体重はしっかりと分散できると言えますが、敷き布団をマットレスの上に敷いていると、そのせいで体重が上手く分散できなくなると言えます。

そうして体重が分散できなくなると、腰のあたりに特に強く体重の負荷が掛かってしまうようになります。

そこに特に強く体重の負荷が掛かるようになれば、そこが次第に痛くなるでしょう。

だから、腰痛になる可能性が高いと言えるのです。

腰痛になるのであれば使う意味がない

もしそうして腰痛になってしまうのであれば、あえてマットレスの上に布団を敷く意味がないと言えるでしょう。

マットレスが合わなくて、マットレスの質感をトッパーで変えていきたいと思ったのは、おそらくそのマットレスが合わないからなのではないでしょうか?

そのマットレスが合わないということはつまり、そのマットレスで寝ていたら、腰痛になってしまったりしたという事です。

それを改善する為にマットレストッパーを使用したいと思ったのに、結局それの代用で使用した布団で腰が痛くなっていたら、何も使用していない時と同じになってしまいます。

だから、それはおすすめできません。

基本的には布団でマットレストッパーの代用をするのではなく、きちんとマットレストッパーを購入していくのがおすすめになります。



12年間腰痛の私が絶対おすすめするマットレス・敷布団ベスト16ランキングはこちら




布団は湿度が溜まりがちにもなる

また布団は、マットレストッパーと比べて通気性も悪い傾向にあります。

でもそれは仕方がないところもあります。

そもそも布団は、それ1枚で使用することを想定して作られています。

そして本来であればそれは畳で使用することを想定されているでしょう。

畳は基本的に通気性が良いと言えます。

だから、そこまで布団の通気性が良くなくても問題はなかったのです。

でも、こうしてマットレスの上に乗せられるとなると、それの湿度が悪いと、まず確実にマットレスを蒸れさせてしまうでしょう。

そうしてマットレスが蒸れてしまうと、そのマットレスはへたりやすくなってしまいます。

へたりやすくなるだけならばまだしも、そうして蒸れてしまうと、カビが発生するようにもなってしまうでしょう。

それは誰だって避けたいところです。

なので、やはり布団をマットレストッパー代わりにするのは良くないのです。

トッパーは上に乗せることを想定されている

布団は、上に乗せることを想定して作られていませんが、逆にマットレストッパーは、上に乗せて使用することだけを想定して作られていると言えるでしょう。

そうして上に乗せることを想定して作られているのにマットレストッパーの湿度が悪かったりしたら、もはや意味が分かりません。

上に乗せるのであれば、当然通気性よく出来るように工夫しないとなりません。

だからマットレストッパーでも、しっかりと通気性が良くなるように工夫されているものが多いです。

ということは、それをマットレスの上に乗せても、それが足を引っ張ることはないということになります。

布団の場合はずれてしまう

マットレストッパーは、マットレスの上に乗せる為の物になりますから、マットレスの上に乗せた時にそれがずれないように、バンドがついています。

それで4隅をとめておけば、ある程度はずれなくなるでしょう。

では布団はどうでしょうか?

布団は先述のように、それ1枚で使用することを想定して作られているものになります。

それ1枚で使用することをそうして作られているものなのですから、当然4隅に、固定の為のバンドなどはついていません。

ということはつまり、マットレストッパーの上に布団を乗せていたら、寝ている間に布団がどんどんずれてきてしまう可能性があるという事になります。

ずれてきてしまうと、だんだん寝心地が悪くなってしまうことは間違いないでしょう。

なので、やはり確実にずれないような、マットレストッパーを使用して寝るべきだと言えるのです。

布団を固定させる方法もあるにはある

ただ別に、布団を固定させる方法はないわけではありません。

たとえば、布団とマットレスの間に、滑り止めのシートを入れるのです。

そうするとそれの摩擦で布団はかなりずれづらくなるでしょう。

でも、いちいちソレを入れるのはすごく面倒になるでしょう。

だったら素直にバンドがついているマットレストッパーを使った方が楽だし確実です。

防臭性能などもトッパーの方が高い

マットレストッパーには、抗菌防臭性能があるものが多いです。

たいして布団には、そういうものがないことも多いでしょう。

基本的には布団は、安値で買えることが多いです。

そうなるとやはり、そこまでしっかりした抗菌防臭性能を付与することは難しくなるのです。

安値で買えるということは、もっと安値で作らないとならないということになりますから。

寝ている間にはたくさん汗をかく

人は、寝ている間にたくさん汗をかく生きものになります。

たくさん汗をかくだけならばまだしも、よだれを垂らしたりもするでしょう。

そうなるとやはり、抗菌防臭性能がないと、次第にどんどん臭ってきてしまうでしょう。

マットレスの上にあるものがにおってくると、マットレスまで臭くなる可能性が高いです。

そうなったらやはり面倒です。

なので、そうならないように、抗菌防臭性能はあった方が良いと言えます。

ただし布団は洗える場合もある

ただし布団の場合は洗えることもあります。

もし洗うことが出来るのであれば、洗ってしまった方が、抗菌防臭性能があるよりも、はるかに臭いは発生しづらいと言えるでしょう。

でも、マットレストッパーの代用にしようというような布団の場合、洗えないものもあるので、必ずしも洗えるわけではありませんが。

まとめ

マットレストッパーは布団で代用できるかというと、基本的には代用は出来ないという事になります。

確かに、マットレスで失敗して、さらにお金を出して買うマットレストッパーでも失敗はしたくないから、布団で済ませてしまいたいという気持ちはよくわかります。

でもそれでは意味がないことも多いので、きちんトッパーを買って、試してみてください。