ベイトリールで軽量ルアーの飛距離を伸ばす4つのコツとは?
ベイトリールで軽量ルアーを使いたいと思う人は多いことと思います。
しかし、ベイトリールはもともと重量があるルアー向きのものなので、そのベイトリールで軽量ルアーを使うときにはやはりコツがあります。
そのコツはあまり知られていないのが現状です。
今回はそのベイトリールで軽量ルアーの飛距離を伸ばす4つのコツについてお伝えしていきたいと思います。
目次
ベイトリールで軽量ルアーの飛距離を伸ばすコツ・その1.スプール径が小さく軽いベイトリールを使う
ベイトリールで軽量ルアーの飛距離を伸ばす1つめのコツは、スプール径の小さなベイトリールを使うことです。
ベイトリールで扱うことができるルアーウエイトは、そのほとんどがスプール径によって決まります。
考え方は単純で、スプール径が小さければ軽いルアー向き、スプール径が大きければ重いルアー向きという考え方です。
また、スプールの重量が軽ければ軽いほどトラブルが少なく軽量ルアー向きになります。
おすすめは32ミリ径のスプールです。
今では多くのメーカーが軽量ルアー用のベイトリールとしてこのスプール径のベイトリールをラインナップしています。
まず軽量ルアーをベイトリールで使いたいときは小さくて軽いスプールのベイトリールを選ぶようにしてください。
ベイトリールで軽量ルアーの飛距離を伸ばすコツ・その2.ラインは細めを選択する
ベイトリールで軽量ルアーの飛距離を伸ばす2つめのコツは、ラインは細めを選択することです。
ラインはやはり細ければ細いほど抵抗が少なく飛距離を伸ばすことが出来ます。
ただし、あまりにも細くしすぎるとスプールの淵やライン同士の食い込みでトラブルが多くなってしまいます。
ベイトリールで使うことが出来るラインのポンド数は6ポンドまでがおすすめです。
このポンド数であれば飛距離を確保しつつ、トラブルも少なく、また魚が掛かってもある程度余裕を持ってファイトすることが出来ます。
ベイトリールで軽量ルアーの飛距離を伸ばすコツ・その3.キャスト時のタラシを長くする
ベイトリールで軽量ルアーの飛距離を伸ばす3つめのコツは、キャスト時のタラシを長くすることです。
タラシは短いほうがキャストはしやすいですが、ロッドの反発力と遠心力を使いにくくなります。
軽量ルアーでは特にタラシを長くすることで、ロッドに負荷を掛けて曲げることができ反発力を活かし、遠心力による大きな弧をルアーが描くことで飛距離を伸ばすことが出来ます。
ただし、長すぎるとキャスト自体が難しくなってしまいます。
だいたいですが、50センチから80センチくらいまでがキャストのしやすさと飛距離を両立できるタラシの長さだと思います。
ベイトリールで軽量ルアーの飛距離を伸ばすコツ・その4.シングルハンドでキャストしてみる
ベイトリールで軽量ルアーの飛距離を伸ばす4つめのコツは、シングルハンドでキャストしてみることです。
シングルハンドでのキャストをしたことが無い人は多いかもしれませんが、軽量ルアーではダブルハンドキャストより飛距離を出すことが出来ます。
理由としては、シングルハンドの方がルアーの負荷がロッドに掛かったことを感じられキャストタイミングが図りやすいことがまず挙げられます。
もう一つはロッドを振ることが出来る範囲が広くなることです。
ダブルハンドだと力は入るのですが、ロッドを振れる範囲は狭いです。
シングルハンドで大きくゆっくりとしたモーションでキャストすると軽量ルアーは飛距離が伸ばしやすいです。
軽量ルアーにおすすめのベイトリール
私が軽量ルアーにおすすめするベイトリールは、ダイワのアルファスエア7.2です。
このベイトリールは32ミリのG1ジュラルミン製スプールを採用しています。
スプール径は小さければ小さいほど、またスプールの重量は軽ければ軽いほど、軽量ルアーに向いています。
この32ミリという径は軽量ルアーに最適なスプール径で、軽くも強度を保つようにしているG1ジュラルミンがその補助の役割を果たしています。
このスプールはただでさえ、軽量ルアー向きなのですが、さらに糸巻き量を調整することで、軽量ルアーで最も大敵になるバックラッシュを抑えることが出来ます。
おすすめは30メートルくらいしかラインを巻かないことです。
ラインを巻きすぎるとその分、重量が増してバックラッシュしやすくなります。
ただし、ラインが少ないとスプール1回転あたりの巻き取り量が減ってしまいます。
それをフォローするのが、ギア比7.2のハイギアです。
このハイギア仕様で巻き取りにストレスを感じることなく、軽量ルアーを使った釣りを展開することが出来ます。
ぜひこのダイワのアルファスエア7.2で軽量ルアーの釣りをやってみてください。
まとめ
ベイトリールで軽量ルアーの飛距離を伸ばすコツについてまとめると、
・スプール径が小さく軽いベイトリールを使う
・ラインは細めを選択する
・キャスト時のタラシを長くする
・シングルハンドでキャストしてみる
この4つのコツを意識することで、ベイトリールで軽量ルアーであっても飛距離を伸ばすことが出来ます。
ベイトリールで軽量ルアーが使えるとやはり釣果を伸ばすことが出来ます。
今回の記事を参考にしてご自身の釣りに活かしていただければと思います。