中古のジギングロッドを買うときの注意点とは?
ジギングの市場が広がるにつれて、使わなくなったジギングロッドを手放す釣り人も増えてきています。
安い価格で購入できる中古釣具店は魅力的でもありますが、もちろん買うときは保証などがないため、細心の注意が必要になります。
そこで今回は、そんな中古のジギングロッドを買うときの注意点について説明していきたいと思います。
中古のジギングロッドを買うときの注意点
中古のジギングロッドを買うときの注意点は、・ブランクスに傷がないか注意する・グリップが滑らないか確認する・ガイドのラッピングの劣化に注意するこの3つになります。
早速ですが、それぞれの注意点の説明に入っていきます。
ブランクスに傷がないか注意する
中古のジギングロッドを買うときは、ブランクスに傷がないか注意しましょう。
ジグを装着したであろう擦り傷程度なら気にすることはありません。
しかし、ブランクスの塗装が剥がれている、もしくは深い傷がある場合は購入を見送った方が無難です。
ジギングロッドでブランクスに傷が入るときと言えば、大きな魚が掛かった時や根掛かりをした時などで船べりにブランクスをぶつけてしまったことが考えられます。
ブランクスは傷など弱っている部分があると、そこに負荷が一点集中してしまい、破損しやすくなってしまいます。
ジギングロッドは大きな負荷がかかるので、他の釣りに比べてブランクスの傷には一層の注意が必要です。
グリップが滑らないか確認する
中古のジギングロッドで購入時注意する2つめは、グリップが滑らないことです。
ジギングにはジャークといった動作が付き物になります。
そのジャーク時に滑りやすいグリップだと無駄な力が必要になりますし、魚が掛かったときなんかに滑ってしまうと、タックルを失うことにもなりかねません。
ジギングロッドに使われているグリップの素材はEVAと呼ばれるものがほとんどです。
見分け方は簡単で、表面がツルツルしてしまっているものは避けたほうが無難です。
中古釣具店で持ったときにはそんなに滑りやすいと感じないかもしれませんが、そこに水が加わった時はとても滑りやすくなってしまいます。
中古のジギングロッドを購入するときはグリップの状態に注意してください。
ガイドのラッピングの劣化に注意する
中古のジギングロッドを買うときの最後の注意点は、ガイドのラッピングの劣化です。
ガイドのラッピングとは、ガイドをブランクスに固定している部分のことです。
ガイドはスレッドと呼ばれる糸で巻き付けて固定した後、その上にコーティングを施すことで強度を保っています。
このラッピングは経年や強い負荷により、どうしても劣化してしまいます。
劣化すると、ガイドが回ったり、またガイドのフレームが曲がったりといろんなところに支障が出てきます。
見分け方は、コーティングが透明でなく茶色っぽく濁っていないか、コーティングに割れがないかというところです。
すぐチェックできる部分なので、絶対注意するようにしておいてください。
できれば中古より新品を検討
ここまで中古のジギングロッドを買うときの注意点について紹介してきました。
でも、私はできるだけジギングロッドは新品を買うことをおすすめします。
今では新品であっても価格はかなり抑えてあります。
さまざまなジギングロッドの中でも、メジャークラフトのクロステージ・ボートジギングシリーズはおすすめです。
硬質のEVAグリップで握りやすさと耐久性を持たせてあり、ガイドもSicリングのKガイドを採用しています。
ラインナップも絞ってあり選びやすいので、ぜひ検討してみてください。
まとめ
中古のジギングロッドを買うときの注意点についてまとめると、・ブランクスに傷がないか注意する・グリップが滑らないか確認する・ガイドのラッピングの劣化に注意するこの3つになります。
価格が安く便利な中古のジギングロッドですが、購入時には細心の注意を払わないと損をしてしまう可能性もあります。
しっかり自分の目で見極めつつ、時には店員さんと相談しながら購入を考えてみてください。