食品栄養群から抜本、女性の育毛におすすめの7つの食品栄養成分

育毛剤

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サラサラで健やかな髪は女性の永遠のテーマ、髪は女の命ともいわれるようにいつまでも艶髪でいたいものです。

女性は加齢によりホルモンバランスの影響を受けやすく、影響が髪のケアにも現れてきます。

そのような時に備えて、育毛ケアで予防しておくことが大切です。

大丈夫、食生活は女性のは得意分野、日頃実践できることばかりです。




健やかな髪をつくるためにおすすめの食品栄養群

毛髪は身体の一部分、サラサラで健やかな髪を育てるためには、身体の健康を維持する食事習慣が最も重要です。

既に脱毛症状に悩まされているなら、育毛の為に効果的な栄養を積極的に摂取したいと思うものです。

しかし、同じ食品ばかりを摂ることはかえって健康を害してしまいかねません。

バランスよく適量を摂取するように心がけましょう。

育毛効果を期待するときに特に必要な栄養成分は、主にタンパク質、亜鉛、ビタミンC、クエン酸、ビタミンB群、 パントテン酸、ミネラルが挙げられます。




育毛に有効な栄養素、タンパク質

人の生命維持に必要な栄養成分であるタンパク質は、大豆食品に多く含まれていることは良く知られていることです。

特に私達の毛髪の主成分はケラチンです。

このケラチンはタンパク質からできているのです。

大豆食品の中でも含有される栄養成分に違いがあります。

育毛に効果的な大豆は納豆、こうや豆腐が挙げられます。

他にも乳製品や肉、魚、卵にもタンパク質は含まれていますが、これらの食品は悪玉コレステロール値が増加することも危惧される食品です。

過剰に摂取することは回避したいものです。

育毛に有効な栄養成分、亜鉛

普段の食事で亜鉛を積極的に摂取することは、とても珍しいかもしれません。

亜鉛は体内でタンパク質を変換させる酵素の働きをします。

亜鉛は本来体内に摂取しても、吸収されにくい栄養成分です。

ビタミンCと一緒に摂取して亜鉛の吸収を助けましょう。

主に、亜鉛は、牡蠣、海苔、しじみ、などの海産物に含まれている栄養成分になります。

育毛に有効な栄養成分、ビタミンC

ビタミンCの抗酸化作用は、活性酸素を抑制し頭皮や肌質の老化防止効果が期待できます。

頭皮の皮脂の過剰分泌を抑制する効果も期待できるのです。

ビタミンCを果物から簡単に摂取できることは誰もが知っています。

特に果物のイチゴ、グレープフルーツ、レモン、メロン、に多く含まれています。

しかし、果物からビタミンCを摂取する場合のリスクとして、糖分の摂取が考えられます。

人によっては糖質制限を行う場合もあります。

この場合には、緑黄色野菜を利用してビタミンCの摂取を試みることをおすすめします。

ビタミンCが豊富な緑黄色野菜は主に、小松菜、パセリ、ほうれん草、キャベツ、ジャガイモなどです。

緑黄色野菜にはカロチンなどの栄養成分も含有されているので、毎食食べても健康に良い食材です。

小松菜のごま味噌和え、ほうれん草のおひたしなど、副菜を賢く利用してビタミンCを摂取しましょう。

育毛に有効な栄養成分、クエン酸

例えば冬季の牡蠣の旬に牡蠣フライを食す際には、キャベツにレモン汁をつけてたべると、体内での亜鉛の吸収率がアップします。

クエン酸やビタミンCは、亜鉛の吸収率を上げるためには効果的な栄養成分です。

育毛に有効な栄養成分、ビタミンB群とビタミンE群

育毛の頭皮環境を整える効果が期待できるビタミンBと、頭皮の血行を促進させる効果が期待できるビタミンEも重要です。

ビタミンBは、豚肉、しじみ、あさり、などに含有され、ビタミンEは、胡麻、ナッツ類に含まれています。

ナッツ類に含有されるαリノレン酸は、毛根や細胞膜を作るために必要です。

朝食の献立に、小松菜の胡麻味噌和えにナッツ類を加えてみると、美味しく簡単に摂取することができます。

育毛に有効な栄養成分、パントテン酸

ハリとコシとツヤのある健やかな毛髪を作る為には、パントテン酸は重要です。

パントテン酸は乾燥酵母、納豆、レバー、牛乳、卵、しいたけ、鮭、抹茶、アボガドなどの食品に含まれています。

成人に必要な量は5mg程とされています。

もし、欠乏症に陥ると、脱毛症状も見受けられます。

育毛に有効な栄養成分、ヨウ素

健康な髪の主成分に必要不可欠なケラチン。

そのケラチンの栄養成分になるタンパク質の代謝を助ける働きを行う機能が、甲状腺機能です。

食品のヨウ素は、甲状腺に有効な栄養成分として知られています。

ヨウ素を含む食品には、青魚、海藻類、卵があります。

鯖などの青魚でDHAを摂ることが大切です。

頭皮と毛髪サイクルの仕組み

私達の頭皮には、「毛球」と呼ばれる部位が存在しています。

抜け毛の根元をよく見てみると、丸い形になっている部分にあたるところです。

この毛球にはさらに、「毛母細胞」と「毛乳頭」があります。

髪の発毛は、毛母細胞から毛乳頭に指令を促すことにより、毛母細胞の分裂が活発化されておこります。

頭皮の細胞は活発です。

そのために発毛には多くの栄養素を必要とすることになります。

育毛の為には、約40日周期で訪れる頭皮のターンオーバーに備えて、頭皮の環境を常に清潔に整えておく必要性があります。

また、発毛した髪は、毛随質、毛皮質、毛表皮というように3層構造からなることは有名ですが、その主な成分はタンパク質からなるケラチンです。

ケラチンの構成物質である必須アミノ酸は、人の体内で作り出すことが不可能です。

したがって食品で摂取するする必要があります。

既に伸びた髪にダメージが起きたとしても、内側からの修復は難しいです。

もし、育毛に必要な栄養成分が不足していった場合には健やかな髪とは正反対の毛髪になりうるのです。

白髪や薄毛の現象も見られるでしょう。

その他の育毛に良い栄養素

髪に良いとされる栄養成分は、他にもあります。

まず、鉄分です。

鉄分は血行をうながします。

不足すれば、貧血にもなり兼ねません。

うなぎやレバーに含まれています。

人の体内に必要なミネラルも育毛に良いとされています。

ミネラルは果物や緑黄色野菜に含まれています。

豆乳ミネラルジュースにして摂取すると、身体に必要なミネラルが補われてきます。

育毛促進に控えるべき食品

これまで、育毛におすすめの栄養素を見てきましたが、食べ控えるべき食品や悪習慣とされる食生活習慣も存在しています。

健やかな頭皮の環境を作るためには、油もの、香辛料、スナック菓子は控えます。

油分と刺激の多い食品は、頭皮の汗腺と皮脂腺の働きを刺激することになります。

食事を摂るスピードが早い、一度に食べる量が多い場合もすぐに改めるほうが良いでしょう。

日本人が好む醤油味ですが、濃いめの醤油の味付けは良くありません。

薄口の調味料で作る食事をゆっくりとしたスピードで摂るように心がけます。

食後のスナック菓子も一袋食べ切ってしまわないように注意する必要があります。

以上、育毛に関係する栄養成分を幾つかご紹介しましたが、日本人の栄養食品群をバランスよく摂取することが、1番いいのです。

まとめ

このように女性の頭皮の健康と健やかな髪の育毛には、栄養バランスのとれた食事が重要です。

育毛に必要な栄養素といっても、特別な食品成分ではなく日本人に必要な食品栄養群をバランス良く摂取するだけで充分足りるのです。

合言葉は、タンパク質、亜鉛、ビタミン、など約7項目で覚えておくと、食事作りにも大変便利です。






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