お悩み・目的別!リキッドファンデーションの正しい使い方
カバー力に定評があり、プロのメイクアップアーティストも愛用するリキッドファンデーション。
しかし、初心者には扱いが難しく、お肌のトラブルに悩みがちな方は、お肌へのダメージが大きいなどという一般的なイメージから敬遠しがちだと思います。
ここでは、お悩みを抱えるかた・そもそもリキッドファンデーションの取り扱い方にお困りの方向けに、美しく仕上げるコツを紹介していきます。
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目次
リキッドファンデーションの正しい使い方
まずはじめに、プロも実践している基本的なリキッドファンデーションの塗り方をご紹介します。
洗顔と基礎化粧品で毛穴を引き締める
お化粧前の準備として、
・軽い洗顔…しっかりと洗いすぎると、余分な皮脂まで落としてしまい、お化粧崩れに繋がります。
・引き締めタイプの基礎化粧水の使用…毛穴を閉じて、よりファンデーションが伸びやすい肌にします。
この2点を意識しましょう。
お顔にファンデーションをのせる前に
まずは手の甲などの上にファンデーションをのせ、ご自身の肌の温度に馴染ませましょう。
これにより、お顔に乗せたときの密着感・伸びが高まります。
基本は薄付け・パフで密着度を高める
ファンデーションを乗せる場所は、
・おでこ
・頬の中心
・鼻頭
・あご
それぞれに適量。
ここから放射状に伸ばして塗っていきましょう。
お肌に乗せるファンデーションの量は、気持ち少なめがよいでしょう。
伸ばした後は、仕上げにパフでぽんぽんとお肌を抑えてあげると、よりファンデーションの密着度が高まります。
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透明感を出すためのおすすめの使い方
リキッドファンデーションをベタ塗りしてしまうと、製品や塗り方にも左右されますが、お肌全体が均一な印象になり透明感が失われることも。
そういったお悩みをお持ちの方は、下記のワンポイントをぜひお試しください。
パールの含まれていない化粧下地を使う
ファンデーション前の下地に、パールやカラーの入っていないもの無色透明の種類を選んでみましょう。
お試し塗りの際に、肌が白っぽくならないものをチョイスするのがワンポイントです。
無色の透明パウダーを使用する
お顔のハイライトになる部分(前述のファンデーションを最初に乗せる4か所)を中心に、透明のパウダーをブラシなどで広げてみましょう。
立体感やツヤの演出だけでなく、透明感・ナチュラルな印象付けにも役立ちます。
ほうれい線にお悩みの方へ
リキッドファンデーションの特性上、どうしてもほうれい線に溜まりがちで、お化粧後目立ってしまうことでお悩みのかたも少なくないでしょう。
こういった場合、ほんの一工夫でキレイに仕上げることが出来ます。
特別なお化粧品や道具は不要!
塗り方のポイント
ファンデーションを乗せる際、下記をお試しください。
・ほうれい線の部分には直接ファンデーションを乗せない
・指で頬を引き上げながら、ファンデを伸ばす際に手に残ったリキッド粒子を利用する
このように、あとはほうれい線の部分を手でぽんぽんと叩くようにカバーしていけば、目立たず美しく仕上げることができます。
吹き出物・ニキビがある時のお化粧方法
お肌荒れとリキッドファンデーションは、相性が悪いと一般には言われがちです。
しかし、お化粧前のケアや道具について一考するだけで、悪化を防ぎ経過良く治すことが出来ます。
洗顔時はゴシゴシとこすらない
できものを悪化させてしまう多くの原因が、気になるあまり強く刺激をあたえてしまうことです。
洗顔時に限らず、基礎化粧品・下地・ファンデーションの塗布時に至るまで、患部を刺激しないようにやさしく扱いましょう。
出来れば、こすらずに叩くイメージで取り扱うとよいでしょう。
道具の衛生状態に注意!
意外に大事なのが、パフ・お化粧筆の衛生状態です。
皆さんはパフの洗浄・交換をどのくらいのペースでされているでしょうか?
実はこういった「肌に普段から密着する道具」が、お肌の炎症を起こしたり長引かせたりすることがあります。
パフはできれば1~2週間ごとに交換または洗浄を、筆も同様に清潔に保ちましょう。
日中のお化粧直しはどうすればいいの?
リキッドファンデーションは一般に「保ちが長い」と言われておりますが、発汗時や元来の乾燥肌のかたにとっては、やはりお化粧崩れが気になるもの。
そこで、日中のお化粧直しのポイントを紹介します。
お化粧直しはパウダーファンデーションで
リキッドファンデーションの特徴として、重ね塗りすることで層が分厚く硬くなり、表面の乾燥を招きがちです。
そこで、お化粧直しを頻繁にされる方は、同系統カラーのパウダーファンデーションも常備しておくとよいでしょう。
お持ちのリキッドファンデーションよりもワントーン明るい色であれば、前述の透明感の演出にも役に立ちます。
コストパフォーマンスが気になる方は、ベビーパウダーで代用することも可能です。
塗り直しよりも皮脂をとることが大切
お化粧直しのためにあぶら取り紙などを常備し、しっかりと皮脂をとってから実践するようにしましょう。
後述もしますが、日中のお化粧崩れの原因の大半が、余分な皮脂と言われています。
実はこの皮脂、乾燥肌の人ほど分泌が多いもの。
注意深くしっかりと脂を取ってあげるのが、お化粧直しの肝と言っても過言ではありません。
ヨレ・割れの原因と予防策
お化粧崩れの代表格であるこの2つ、実はお化粧方法そのものではなく、お化粧前の下準備に端を発することが多くあります。
そこで、下記の点に注意して対策してみましょう。
崩れる箇所を把握してケアをする
お化粧崩れの箇所には個人差がありますが、基本的には「その箇所のケア不足」が原因であることが大半です。
目元・Tゾーン・頬の部分など人それぞれですが、お化粧をする前日夜のケアからじっくりと準備をしましょう。
できれば潤いを重視した美容液・ヒアルロン酸やセラミドを含んだ乳液などを準備して、しっかりとお化粧崩れの箇所になじませてあげるのが得策です。
顔のうぶ毛ケアも大切
うぶ毛が残っていると、どうしてもリキッドファンデーションが完全に密着せず、崩れがちです。
そこで、やはりお化粧をする前日夜にしっかりと剃っておき、剃刀によるダメージを抑えるためにたっぷりと基礎化粧品でケアをしておきましょう。
また、剃りすぎにも注意です。
女性の場合は、1~2週間に1回程度で十分なので、あまり頻繁に剃刀を肌に当てるのは厳禁です。
パウダーとの2Wayタイプの使い方
2wayタイプの利点はなんといっても、季節や肌の状態によってお肌の仕上げ方を変えることができることにあるでしょう。
中でも、混合肌・乾燥肌の人にとっては非常に使いやすいものになります。
水分が多すぎると乾燥につながる
リキッドファンデーションとして使うときに注意したいのは、「水分量」。
水を多く加えすぎた状態でお肌に乗せると、乾いたときにファンデーション表面の割れや、お肌そのものの乾燥ダメージに繋がります。
そこで、
・パフにパウダー状態のまま救い、霧吹きなどで水分を足して徐々にリキッド状にする
・「塗る」のではなく「ぽんぽんと乗せる」イメージで
この2点に注意することをおすすめいたします。
お化粧直しのときはもちろん、パウダー状態で化粧筆を使ってあげれば非常に美しく仕上がるので、便利な一品となるでしょう。
肌荒れしないお化粧オフの仕方
リキッドファンデーションは、油性のものが大半です。
オフの際は、オイルやクリームタイプのクレンジング液を利用しましょう。
このとき、ファンデーションを塗る時同様に
・手のひらや甲で、クレンジング液を人肌にあたためる
このひと手間を加えることで、毛穴につまったファンデーションまでしっかりとすすぐことができます。
クレンジングオイルのあとは乾燥しがちなので、すぐに軽い洗顔をしたあと、基礎化粧品でたっぷりと保湿してあげましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
一度リキッドファンデーションで失敗してしまったかたや、現在お使いでまさにお困りの方でも、安心してお使いいただけるよう様々な提案をさせていただきました。
リキッドファンデーションは、初めこそ扱いが難しいものの、コツをおさえてしまえば、とてもきれいなお肌が作れるアイテムになります。
これからのご愛用に一役買うことができればと存じます。