これでバッチリ!パウダーファンデーションをきれいに塗るコツ
パウダーファンデーションは色や種類も多く気軽に購入できるため、何となく使い続けている方も多いはず。
しかし、普段何気なく使用していても意外と正しい塗り方を知らないものです。
パウダータイプはお手軽な分、塗り方によっては化粧崩れしやすくなってしまうという短所もあります。
ここでは、パウダーファンデーションの基本的な使い方を紹介しましょう。
ファンデのノリを左右するメイク前のスキンケア
ベースメイクに入る前に、まずは洗顔をして皮膚の汚れを落とすようにしましょう。
皮脂が残っていると化粧ノリが悪くなるだけでなく、メイクの持ちが悪くなってしまいます。
特に寝起きは睡眠中に酸化した皮脂をしっかりと洗い流すことが大切です。
肌をこすらないようにして、弾力のある泡でなでるようにやさしく洗いましょう。
特に、おでこから鼻にかけてのTゾーンは脂が浮いてきやすいので注意が必要です。
泡が残らないようにすっきりと洗い流します。
洗顔が終わったら、化粧水や乳液でしっかりと保湿します。
オイリー肌の人は油分を与え過ぎないよう、乳液やクリームの量に気を付けましょう。
ベースメイクの仕上がりを美しくする化粧下地
それから化粧下地を塗ります。
下地にも様々な種類がありますが、毛穴やくすみなどをカバーし、肌を滑らかに整えることで、ファンデーションのフィット感を良くしてくれます。
肌のトーンを明るくするだけでなく、皮脂をコントロールしたり、紫外線から肌を守ったりしてくれるので、ファンデーションを厚塗りする必要がありません。
メーカーやブランドによってもベースメイクの仕上がりが変わってくるので、肌質やパウダーファンデーションとの相性を見ながら選びましょう。
ファンデーションと同じメーカーの物を買うという方法もありますが、テスターを使用した時の化粧ノリや崩れやすさなどから判断するのもおすすめです。
オイリー肌の方は皮脂を押さえてくれるタイプを、おでこや鼻がテカりやすいのに他の部分はつっぱってしまう混合肌の場合は、乾燥肌と同様に保湿力のある下地を購入するといいでしょう。
パウダーファンデーションは薄塗りするのがコツ
パウダーファンデーションを塗る際は、厚化粧にならないようにすることが大事です。
ファンデーションのケースに入っているパフで塗るのがお手軽ではありますが、素肌感を大事にするならブラシも活用してみましょう。
小鼻や口元などの細かい部分を塗る時は新たにパウダーを取らず、スポンジに残った粉で塗るのがポイント。
こうすると薄塗りになって、時間がたってもヨレにくくなります。
気になる部分を塗ってから広い範囲に取り掛かる
最初にシミやくすみ、目の下など気になる部分を先にカバーしていきます。
肌トラブルがひどい場合には、ファンデの前にコンシーラーを使用しましょう。
カバーしたい部分を塗り終えたら、おでこやほっぺなど広い部分も塗っていきます。
パフを使う場合は皮膚をこするのではなく、やさしく滑らせるか軽く押さえるようにするのがコツです。
特に乾燥肌の人は肌へのダメージを減らすように心がけましょう。
最後に首筋に向かってぼかすようにフェイスラインを塗ると、顔だけが白く目だってしまうのを防げます。
パウダーが付きすぎてしまった場合は、ブラシではたいて余分な粉を落とすようにしましょう。
まとめ
パウダーファンデーションを使いこなすには、まず自分の肌質を知る必要があります。
メイク前のスキンケアと、自分に合った化粧下地を選ぶこともかかせません。
毎日何となく使っているパウダーファンデーションも、塗り方のポイントを押さえるだけで厚化粧や化粧崩れを防ぐことができます。
ベースメイクをマスターして、おしゃれを楽しみましょう。