ナチュラル派におすすめ!白髪染めには「ヘナ」を使おう

白髪染め

Naiad(ナイアード)  ヘナ 木藍(モクラン)400g

個人差はありますが、ある程度の年齢になると白髪が気になり始めます。

白髪があると、若々しい印象はなくなり一気に「老け」感が加速。

きちんと白髪染めをして、老け見えしないようにしたいものです。

白髪染めには色々ありますが、ケミカルなものはイヤ、という方におすすめなのが「ヘナ」。

植物から出来た、天然の染料です。

白髪とヘナについてご紹介します。



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白髪になるのはいつ頃から?

白髪=老けているという印象ですが、白髪が生え始めるのには個人差があります。

若くても「若白髪」で悩む方はいますし、白髪がいつから生えるということはできません。

しかし、一般的に白髪が生え始めると言われるのは30代半ばから40代にかけて。

多い少ないはありますが、ほとんどの方が白髪を目撃します。

年をとってから現れる白髪は細胞が劣化している証拠。

つまりは老化現象の一つと言えます。

白髪の原因は色素幹細胞の機能停止

髪の毛はもとから黒く生えてくるわけではありません。

髪の毛の黒色は「メラニン色素」によって染められたものです。

メラニン色素は「メラノサイト」と呼ばれる「色素幹細胞」から生成されます。

この色素幹細胞は髪の毛を生み出す「毛母細胞」のそばにあり、生成したメラニン色素を受け渡しているのです。

色素幹細胞がきちんと機能している間はメラニン色素がつくられ、毛母細胞に引き渡されますが、色素幹細胞が機能停止してしまうと、メラニン色素が生成されません。

髪の毛に黒色をつける色素が存在しないため、白いまま髪が生え伸びてしまうのです。

色素幹細胞が機能停止するのは体が老化するから

ある程度の年齢になると、体の機能が全般的に低下します。

白髪が生え始めるのもそのような時期です。

色素幹細胞が機能停止するのは「老化」によるものですが、特に大きな原因となるのが「光老化」。

紫外線を浴び続けることによって細胞がダメージをうけ、機能しなくなってしまうのです。

お肌も光老化によってたるみやシワを発生させますが、頭皮部分では薄毛や白髪となってダメージが現れます。

若い頃に紫外線を無防備に浴びた方ほど、老化が早くなります。



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白髪を染めるにはどれがおすすめ?

放置しておくと、どんどん目立ってくる白髪。

目立たないうちはいいですが、量が増えると「老けた」「疲れた」印象がアップします。

白髪は自然と黒くなることはありませんから、どうにかしようとするならば「染める」しかありません。

白髪を染めるにはいくつかの方法があります。

白髪染めを使う

これはファッションカラーのように、1剤と2剤に分かれた白髪染めです。

化学物質でキューティクルを押し広げ、髪内部に染料を入れ込みます。

内部から染め上げるため、シャンプーなどでも落ちにくく持ちが良いのが特徴です。

しかし、化学物質を使用して髪にダメージを与えるため、使い続けると髪が痛んでぼろぼろになる恐れがあります。

質の良い白髪染めを使用するのがおすすめです。

トリートメント白髪染め、ヘアマニキュアを使う

これらは髪の組織を破壊して白髪を染めるのではなく、髪表面に色をのせて髪色を補正するタイプのものです。

「染める」とは言え髪の表面に色を付けるだけなので、白髪染めほどの染毛力はありません。

シャンプーするごとに落ちていくものもあります。

しかし、髪内部までダメージを与えることはありませんし、外側に色を付けることで髪の毛をコーティングする効果もあります。

つるっとした手ざわりになり、ツヤ感が出るので髪を美しく見せてくれます。

トリートメント効果のあるものは頭皮ケア効果も期待できるので、頭皮そのものを健康にすることができます。

染毛の効果は商品によりますが、2週間に一度くらいは染め直す必要があります。

ケミカルな成分を排除したい方におすすめなのが「ヘナ」

白髪染めに「ヘナ」を使うというのはよく知られています。

ヘナとは天然の染料で、古くから使われてきました。

トリートメント白髪染めやマニキュアと同様、髪の外に色を付けるもので、髪に優しいのがおすすめポイントです。

トリートメント白髪染めやヘアマニキュアは髪に優しいとはいえ、ある程度の化学成分が使用されています。

しかし、ヘナは100%天然由来。

ケミカルなものが苦手という方にはとてもおすすめなのです。

ヘナってどんなもの?

ヘナは植物の名前です。

ミソハギかの植物で、日本では「ツマクレナイノキ」「シコウカ」と呼ばれています。

インドの有名な伝承医学「アーユルヴェーダ」の中にも登場し、古来より薬草として親しまれてきた、ハーブの一種です。

薬草として以外にも、古くから染料として使用されてきました。

ヘナの葉を乾燥させ、粉末にしたものがそれ。

粉末状のヘナに水を加えてペースト状にし、それを髪や皮膚に塗る事で色を付けていたのです。

ヘナで髪が染まるのはなぜ?

ヘナは天然由来の植物による染料。

ヘナが肌や髪を染めることができるのは「ローソン」と呼ばれる「赤色色素」が含まれているためです。

ローソンはタンパク質に絡みつく性質があるため、髪や肌のたんぱく質に付着しやすいのです。

髪や肌以外にも爪を染めることもできます。

ローソンの色が「赤色」であるため、染め上がりの色は「赤みの強いオレンジ」になります。

ヘナが髪に優しいのはなぜ?

薬草としても使われてきたヘナは、髪に塗布することでトリートメント効果を期待できます。

壊れた髪のタンパク質を補修する効果があり、傷んだ髪をなめらかにしてくれます。

また、髪内部の保水力を高め、しっとりした手ざわりに。

頭皮にも作用して毛穴の詰まりを改善したり、皮脂バランスを整えたりする効果が期待できます。

ヘナにデメリットはある?

天然由来成分100%のヘナは、髪に優しい染料です。

化学物質を一切含まないため、アレルギーにある方や敏感な方にもおすすめできます。

しかし、化学物質不使用ということは、一般的な白髪染めよりも染毛力が弱いということでもあります。

染める時は、通常の白髪染めより長い時間放置する必要があります。

大体1時間以上かかります。

また、色味が「オレンジ」しかないので、ヘナのみを使用した場合は白髪がオレンジにそまってしまいます。

同じく天然染料の「インディゴ」を混ぜることでブラウンや黒に発色させることもできますが、自分での調整は難しくおすすめできません。

あらかじめ色味を調整したヘナを購入する必要があります。

ヘナのおすすめをご紹介!

天然染料のヘナは、お値段も安く経済的。

ケミカルなものが苦手な方には是非トライして頂きたい白髪染めです。

しかし、どんなものを選べばいいかわからないというかたに、おすすめをいくつかご紹介します。

ナイアード ヘナ 木藍

Naiad(ナイアード)  ヘナ 木藍(モクラン)400g

こちらはヘナと10種類のハーブを混ぜ合わせた髪に優しい白髪染めです。

藍染に使用される木藍を使用することで、ヘナの赤みを抑え、黒っぽく髪を染めることができます。

使い続けるうちに髪にコシがでて、ツヤ感がアップします。

植物成分100%なので、安心です。

グリーンノートヘナ オーガニータ

グリーンノートヘナ オーガニータ ディープブラウン 100g×2箱セット

オーガニック認証を受けたヘナを使用した白髪染めです。

合成成分やケミカルなものは一切使用していません。

インディゴ染料をほどよく混ぜることにより、明るいブラウンから暗めのブラウンまで4色のカラーを選ぶことができます。

染めた後の髪は生き生きとハリ・コシがでて、健康的。

ボリューム感もアップするので若々しい印象の髪になります。

まとめ

化学成分を一切使用していないため、髪や頭皮に安全な白髪染め「ヘナ」。

頭皮や髪を傷めるどころか、健康にする効果があります。

一般の白髪染めより時間・手間はかかりますが、健康や環境に優しいのは嬉しいポイントですよね。

日本人に合わせたブラウンやダークカラーにしたい時は、インディゴやその他の「青系」の染料と混ぜるのがおすすめです。

調合がむずかしいので、あらかじめブレンドされたものを探してくださいね。

ナチュラル派の方は、是非試してみて下さい。






白髪染め