白髪染めは眉毛や体毛に使ってもいいの?
眉毛の色が髪の毛とあまりにも違っていると、メイクで浮いてしまってなんだかかっこ悪いですよね。
そのため、明るいカラーの白髪染めを行っている方の中には、眉毛を専用のマスカラ液で毎回カラーリングしている方もいるかもしれません。
眉毛も一緒に白髪染めで染めてもいいのかどうか、眉毛を染めるアイテムはあるのかどうかをご紹介します。
眉毛に白髪が出来るのは珍しい?
眉毛に白髪が出来てしまうと恥ずかしいと感じる人が多いようです。
しかし、白髪は字のごとく「白い髪」なので、毛であれば白髪になる可能性はあります。
ただし、白髪には順番があります。
最初に白髪になるのは鼻毛、次いで髪の毛、体毛、眉毛の順。
つまり、若い世代では眉毛に白髪が出来るということは滅多にありません。
眉毛に白髪があるということは、その他の部分にも白髪が出来ている可能性があるということです。
とはいえ、白髪はメラニン色素が深くかかわっているものなので、不規則な生活をしていたり、ストレスが多い生活を送っていると比較的若い人でも眉毛に白髪が出来てしまうことがあります。
白髪が出ること自体はおかしなことではないのですが、若い世代に眉毛の白髪で悩む人が少ないことから、眉毛の白髪=珍しいというイメージが強いのかもしれません。
白髪染めは眉毛に使ってもいい?
結論から言うと、白髪染めを眉毛に使うことは出来ません。
白髪染めは、基本的には頭髪に使用することを想定して作られています。
注意書きの欄を見ても、顔などに使用することが出来ないという文言がはっきりと書かれています。
しかし、中にはSNSやブログなどで眉毛に白髪染めを使用している人もいますね。
まず、このように注意書きで認められていない部分に白髪染めを使う場合は、当然ですがトラブルがあっても保証されません。
また、万が一目に入ってしまった場合に重大なトラブルに発展してしまう可能性もあります。
白髪染めには独特のツーンとした臭いがありますが、この臭い成分は目に染みてしまうことも多いのです。
そのため、目に近い眉毛に白髪染めを塗ると刺激で涙が止まらなくなってしまうことも・・・。
それだけリスクがあるということを知り、眉毛に白髪染めを使用することのないようにして下さい。
眉毛の白髪染めって売ってるの?
眉毛の白髪染めは、永久に染めるタイプのものはほとんど見られません。
というのも、永久に白髪を染めるタイプのものは、それだけ強力な薬剤を使用するからです。
髪の毛の白髪染めで頭皮が痒くなったり、ヒリヒリしたという経験はありませんか?
頭皮でさえトラブルが起こりやすい薬剤を、デリケートな皮膚の顔に使うのはリスクが高すぎます。
また、眉毛の下にある「まぶた」の皮膚は、顔の中でもかなり薄い部分。
液が垂れてついてしまうと、かぶれてしまう可能性が非常に高いのです。
そのため、眉毛の白髪染めは、洗顔料で洗い流せるタイプのワンデイタイプが主流です。
眉マスカラや、眉墨といった名前で売られているアイテムを使用するといいでしょう。
ドラッグストアでも手に入ります。
ドラッグストアで買うのが恥ずかしいという方は、Amazonや楽天といった大手通販サイトを利用して購入する手もあります。
値段的には定価もしくは、定価よりも少し安いくらいです。
1000円程度の予算を見ておけば十分でしょう。
ただし、眉毛用の白髪染めは、液が乾きやすいので最後まで使い切れないことも。
メイクアイテムのマスカラも、使わない日が続いたり、キャップを締め忘れてしまうと液が乾いてしまうことがありますよね。
眉毛用のアイテムも同様です。
開封から時間がたてばたつほど、液が乾燥してしまう可能性が高くなります。
開封後は1~3か月程度で使い切るつもりでいるといいでしょう。
また、キャップの締め忘れには十分ご注意ください。
眉毛の白髪染めに頼らない!食事で白髪改善
眉毛に白髪が出来てしまうのは、加齢や血行不良が原因です。
特に若い世代で白髪が出来ている場合は、不規則な生活をおくっていないか考えてみましょう。
白髪を防止する食べ物で有名なのは、ビタミンたっぷりの野菜類。
ブロッコリーやカボチャなどの緑黄色野菜がおすすめです。
また、毛や骨の生成に欠かせないタンパク質やビオチンを含む卵も積極的に摂取したいですね。
なかなか自炊できないという人は、コンビニで売っている温泉卵やゆで卵なんかでもOKです。
冬場はおでんの卵を利用するのもいいかもしれません。
ビタミンはフルーツから摂取してもいいので、美容効果も高いジュースクレンズなどを朝食に取り入れて、白髪染めいらずの眉毛を手に入れましょう。
まとめ
眉毛に白髪染めを使うのは、目に入ってしまうリスクや、まぶたがかぶれてしまうリスクを考えるとおすすめできません。
また、白髪染めの注意書きにも眉毛に使用できないことは明記されているので、眉毛を染めた場合は何かトラブルがあっても自己責任になってしまいます。
眉毛の白髪染めは専用のものを使いましょう。
また、食事で白髪ができにくい体を目指すのも効果的です。