ハンドクリームってあまりがち…ハンドクリームを顔の保湿クリームとして使っても大丈夫?
ハンドクリームは、人から良くもらう事もあるのではないでしょうか?
ちょうど値段的にもプレゼントにちょうど良いものですから、プレゼントとして選ばれるのは納得できます。
でも色々な人からもらうのであまりがちになるでしょう。
そんなハンドクリームだから、顔用の保湿クリームとして使えたらすごく良いでしょう。
でもそれは可能なのでしょうか?
基本的には顔用としても使える
ハンドクリームは、実は基本的には顔用の保湿クリームとして使用しても問題がないものだと言えます。
なので、もし頂きもののハンドクリームがたくさん余っているのであれば、顔用の保湿クリームとして使用しても良いでしょう。
そうすれば、毎日使う様になるでしょうし、簡単に使い切れるはずです。
だから、むしろそうして顔用の保湿クリームとして使うことはおすすめできます。
基本的には中身は大して変わらない
顔用の保湿クリームも、ハンドクリームも、実は成分的には大して変わらないと言えます。
ハンドクリームや顔用の保湿クリームと分けた方が買う方はわかりやすいですから、売る方が分けているというだけで、中身は大して変わりません。
そもそも顔であろうと手であろうと、同じ肌であることは間違いないわけなのですから、似たような成分になるのは当然なのです。
ただハンドクリームと顔用のクリームでは、ハンドクリームの方がやや保湿力は高いと言えるでしょう。
なぜなら、手はそれだけ乾燥しやすい箇所だからです。
水仕事などでドンドン乾燥していく部分になりますから、よりしっかりと保湿をしないとならないのです。
なので、よりしっかりと保湿をしたいのであれば、顔にもハンドクリームを使用した方が良いでしょう。
顔用のクリームは美容成分が多め
では、顔用のクリームがハンドクリームと比べて勝っているところはどこにあるのでしょうか?
それは、美容成分です。
顔用の保湿クリームは、保湿力こそハンドクリームと比べると劣るところがありますが、その代わりに美容成分がたっぷり入っていることが多いです。
なので、保湿だけではなく、全体的に肌をケアしていける力があると言えるでしょう。
顔の肌を保湿したいと言う方の多くは、保湿だけ出来ればそれでいいのかというと、そんなことはないでしょう。
そもそも保湿をするのが、肌を綺麗にするためであることも多いはずです。
ということは、保湿ケアをする際には、それだけではなく全体的にケア出来た方が良いはずです。
なので、別に顔用の保湿クリームを使うことがおすすめ出来ないということは全くありません。
それはそれで間違いなく効果的です。
こと保湿力においては、ハンドクリームの方が強いというだけの話なのです。
ハンドクリームの方が香りが強い
ハンドクリームと顔用の保湿クリームの違いとしては、香りの違いが挙げられます。
顔用の保湿クリームは、別にたいして香りがしないことも多いです。
さりげない香り程度の香りはすることがありますが、仰々しく香ることはまずないでしょう。
そもそも顔には鼻がありますから、あまり強い香りのものだと、それを使用しているうちに強く香り過ぎて気持ち悪くなってしまうこともあるはずです。
そうして気持ち悪くなってしまうのであれば、やはりソレで保湿するのはあまり効果的ではなくなります。
なので、顔につけることを想定して作られている顔用の保湿クリームでは、香りはあまりしないことが多いのです。
対してハンドクリームはどうでしょうか?
ハンドクリームに至っては、もはや香水の様に使用できるくらいに香りが強いものが多いです。
なのでそれが、ハンドクリームを顔の保湿クリームとして使用する際のネックになるでしょう。
甘い系の香りはおすすめしない
ハンドクリームの香りにも色々あります。
たとえばちょっと爽やかな香りのものもありますし、逆にすごく甘ったるい香りの物のあると言えます。
でも、あまったるい香りのものは、顔用の保湿クリームとして使用するにはあまりおすすめできません。
甘ったるい香りの物がいくら好きでも、それがずっと鼻の近くで強く香っていたら、次第にくらくらしてきてしまうことが多いです。
それではやはりよくありません。
なので、あまり甘い香りのものは、顔用の保湿クリームにせず、ハンドクリームとして普通に使いましょう。
そして香りがあまり強くないもの、あるいは爽やか系の香りの物を、顔用の保湿クリームにすると良いです。
伸びが良いのは顔用のクリーム
成分的にはそこまで変わらない顔用の保湿クリームとハンドクリームになりますが、顔に塗る際の伸びが良いのは、顔用の保湿クリームだと言えるでしょう。
つまり、ハンドクリームは比較的に伸びが悪いと言えるのです。
伸びがあまり良くないと、それを使用する際に、たくさんの量をつけすぎてしまうことがあります。
なので、ハンドクリームを顔用の保湿クリームとして使用する際には、量をつけすぎないように気を付けて行きましょう。
量をつけすぎると肌が荒れることも
もし、量をつけすぎてしまうと、そのせいで肌が荒れることがあります。
量をつけすぎてしまうと、それが毛穴に詰まるようになるのです。
それが毛穴に詰まるようになれば、次第に毛穴は炎症を起こしていく可能性が高くなります。
毛穴が炎症を起こすと、そこにはニキビができてしまいます。
そうして、肌が荒れていってしまいます。
たとえ保湿ができたとしても、そうして肌が荒れてしまうのであれば意味がありません。
なので、そうならないように、少ない量をつけるように心がけてつけていくと良いでしょう。
こすらないようにも注意
また、伸びが悪いクリームをつけていく際には、こすらないようにも注意をした方が良いでしょう。
伸びが悪いクリームを顔につけるとなると、ついついこすってしまうこともあります。
でも、こすってつけていったら、その刺激で肌が荒れてしまうことがあります。
なので、そうならないように、こすらないでつけるという事を意識しておきましょう。
肌に合わないこともある
成分的には、ハンドクリームも顔用の保湿クリームも、対して変わらないと言えます。
しかしハンドクリームをいざ顔に使用してみると、それが肌に合わないこともあります。
たとえば香りの成分が肌に合わなかったりすることがあるのです。
なので、必ずしもそれが、すべての方の顔に使えるわけではないという事は理解しておいた方が良いでしょう。
異常が出たら使用をやめる
そういうことがあるので、もし顔にトラブルが出たら、その時にはすぐに使用をやめるようにしないとなりません。
顔にトラブルが出たのにまだソレを使用していたら、どんどんそのトラブルはひどくなっていってしまう可能性が高いでしょう。
もしトラブルが出たら、残念ながらそれは自分の顔には合わなかったのだという事を理解して、速やかに使用をやめていってください。
そして、きちんと顔用の保湿クリームを使うようにしていくと良いでしょう。
もちろんそうして肌にそれが合わないという方が多いわけではないですが、そうなった時のことは、しっかりとイメージしておく必要はあります。
まとめ
ハンドクリームは顔用の保湿クリームとして使えるのかと言うことでここまで見てきましたが、基本的にはハンドクリームは顔用の保湿クリームとして使用しても問題ないというのが、ここでの結論になります。
全てのハンドクリームがそう使えるわけではないですが、むしろ顔用の保湿クリームよりも優れている点もあるので、使えるものならば試してみる価値はあると言えるでしょう。