プールに通っている方の白髪染め製品の選び方とお手入れ方法
習い事でプールに通っている方の場合、プールの塩素が髪に与える影響を考えた上で白髪染めをする必要があります。
白髪染め製品の中には塩素に弱いものもあれば、水に弱く色落ちしやすいものがあるので注意が必要です。
せっかく白髪染めのお手入れをしているのに、プールの水によって髪色が影響を受けてしまうのでは美しい仕上がりが台無しです。
ここでは、プールに通っている方の白髪染め製品の選び方とお手入れ方法をご紹介したいと思います。
プールで泳ぐ際に向かない白髪染め製品
さり気ないお手入れのヘアマニキュアタイプの白髪染め
ヘアマニキュアタイプの白髪染めは、髪の表面に色をつけてさり気なく白髪を目立たなくさせるアイテムです。
キューティクルを開いて髪の内部に染料を定着させる白髪染めと比較すると、髪へのダメージが少なく軽やかな仕上がりになるところがヘアマニキュアの魅力です。
しかし、塩素を含む水に弱いので、プールで泳ぐ際に髪色が影響を受ける可能性があるので注意が必要です。
髪にマイルドなトリートメントタイプの白髪染め
トリートメントタイプの白髪染めは自然由来の原料が使用されていることが多く、髪に優しい白髪染めが可能なところが大きな魅力です。
1回ですぐに色が定着するのではなく、お手入れを繰り返すことで少しずつ色がつくので毎日のバスタイムでトリートメント感覚で手軽にお手入れできます。
しかし、髪の表面に色をつけていくため、製品によってはプールで泳ぐことで髪色が影響を受ける可能性があります。
一時的に髪に色をつける白髪隠し
白髪隠しは髪の生え際の白髪が目立ってきた時に手軽に使用して、白髪を隠すことができる便利なアイテムです。
その場ですぐに白髪に色をつけることができますが、製品の特徴からシャンプーをするとすぐに色が落ちます。
また、雨で髪が濡れた際にも色落ちする製品の場合、プールで泳いでいる時に色落ちする可能性があるので注意が必要です。
髪の表面に色をつける自然由来の白髪染め
自然由来の染料を使って髪の表面に色をつける白髪染めは、シャンプーのたびに少しずつ色落ちすることがあります。
また、染料が髪の表面に定着しにくい白髪染め製品の場合、色落ちしやすい傾向があるのでプールで泳いでいる時に髪色が影響を受ける可能性があります。
髪の表面に色をつけるタイプの白髪染めはもともと色落ちしやすい特徴を持つので、長時間プールの水に髪をつけるのは避けた方が良いかもしれません。
プールに通っている方の白髪染め製品の選び方
髪の表面に色を定着させるタイプの白髪染めはお手入れの際のダメージが少なく、潤いのある艶やかな髪を保ちたい時におすすめのアイテムです。
しかし、定期的にプールに通っている方の場合、プールの水によって髪色が影響を受ける可能性があるので美しい髪色を持続できないこともあります。
髪の内部に染料を浸透させる白髪染めは、色落ちしにくく髪色を保ちやすい特徴を持ちますが、キューティクルを開いて髪の内部に染料を定着させるため髪が乾燥して傷む可能性があるのです。
髪の健康を重視するか、髪色の持続を重視するか、髪質や髪のコンデションを確認した上で自分にとって最適な白髪染め製品を選ぶことが大切です。
どうしても自分で白髪染め製品を選びきれない場合には、行きつけの美容室の担当の方に相談して、プロのアドバイスをとり入れた白髪染めのお手入れをすると良いでしょう。
プールに通っている方の白髪染めのお手入れ方法
一定の間隔を空けて美容室で白髪染めをする
プールは全身運動で健康や美容対策に役立つことから、長くプールに通い続けている方がいるかもしれません。
白髪は自分でも気づかないうちに増えてくることがありますが、白髪が気になる時には一定の間隔を空けて美容室で白髪染めをすると良いでしょう。
塩素を含むプールの水は髪にダメージを与えることがあるので、髪のコンデションが整っていない状態で白髪染めをすると髪が傷んでしまう可能性があります。
キューティクルを開いて髪の内部に染料を定着させる市販の白髪染めは色持ちが期待できますが、髪がかなり傷む場合があります。
髪の状態を見ながらできるだけダメージを与えない白髪染めをするためには、美容室でプロの技術を通してお手入れすると良いでしょう。
一定の間隔を空けて白髪染め専門店で白髪染めをする
プールに通うための費用を考えると定期的に美容室に通うのが経済的に難しい場合には、一定の間隔を空けて白髪染め専門店で白髪染めのお手入れをすると良いでしょう。
白髪染め専門店にはプロの技術者がいて部分染めや全体染めをしてもらえますが、自動シャンプーの機械を使用したり、自分自身でドライヤーを使って髪を乾かすことでコストを抑えているので、白髪染めの料金が安いのです。
また、髪に優しい白髪染め製品を使用しているところもあるので、髪のダメージを防ぎながら髪色を整えることができるのでおすすめです。
白髪染めと白髪隠しを併用して髪のダメージを防ぐ
キューティクルを開いて髪の内部に染料を浸透させる白髪染めは、髪色を保ちやすいものの髪へのダメージが気になります。
頻繁に白髪染めをすると髪が酷く傷んでしまうので、間隔を空けて白髪染めをすることが大切です。
白髪が目立つ時には美容室での次回のお手入れまで白髪隠しでカバーすることで、綺麗な髪色を保つことができます。
しかし、白髪隠しはプールで泳いでいる時に色落ちするので、プールのレッスンの日は使用を避けましょう。
プールの時はプール用キャップを被るので白髪が目立たずに済みます。
プールに入る時に髪の色落ちを防ぐ対策方法
防水性が高いプール用キャップを被って泳ぐ
プールに入る時に髪の色落ちが気になる際には、防水性が高いプール用キャップを被って色落ちを防ぐ対策をとると良いでしょう。
完全に水を弾くキャップなら、通常のキャップと比較すると髪がプールの水に影響を受ける割合を低く抑える対策がとれます。
プール用キャップを購入する時には、防水性を重視していることを店舗の方に伝えて自分の頭のサイズに合った最適な製品を選ぶと良いでしょう。
店舗のプロのアドバイスをもとにキャップを購入することで快適に泳ぐことができます。
ヘアケアの際にヘアオイルで髪をコーティングする
毎日のバスタイムでシャンプーとトリートメントを済ませた後、お風呂上りに髪を乾かす際にはヘアオイルを髪全体に伸ばして髪をコーティングすると良いでしょう。
髪をコーティングすることで白髪染めの色落ちを防ぐ対策がとれるので、プールのレッスンの前日はより丁寧にヘアオイルを伸ばすようにします。
注意が必要なのが、ヘアオイルを多く使用してしまうと髪がベタついてしまうので、適量を守って髪に伸ばすことをおすすめします。
頭部をプールの水につけないように泳ぐ
白髪染めで綺麗な髪色を保っている場合には、プールのレッスンの際に頭部を水につけないように泳ぐと良いでしょう。
髪をまったく水に濡らさないようにすれば、色落ちを防ぐ対策がとれるので髪色を維持することができます。
ビート板を使って頭部を上げたまま泳いだり、頭部を水につけないようにしながら平泳ぎをするなど工夫をすることで髪を水につけずに済みます。
しかし、レッスン内容によっては泳ぎ方を指導されることがあるかもしれないため、頭部をまったく水につけないようにするのは難しい場合もあります。
まとめ
白髪染めは髪の内部に染料を定着させるものと、髪の表面に染料を定着させるものがあります。
髪の表面に染料を定着させるタイプの白髪染めは、水に濡れることやシャンプーでどうしても色落ちしてしまう場合があるのでプールに通っている方は色落ちに気をつける必要があります。
美しい髪色を保つためには、プロのヘアスタイリストに相談するのが最も良い方法ですが。
自己判断で髪内部に染料を定着させる市販の白髪染め製品を使用するのは、髪が傷む原因となる場合があるので注意しましょう。