ホホバオイルで肌にも髪にも潤いを！数々の驚きの効能と使い方
ホホバオイルは昔からアメリカンインディアンたちが万能薬として使っていた肌にも髪にも優しい天然のオイルです。
この際ホホバオイルをお肌のケアやヘアケアに利用してみてはいかがでしょうか？
ホホバオイルにはたくさんの効能があり、上手に使えば肌や髪に大きな効果をもたらします。
ホホバオイルの優れた効果や効能と、具体的な使い方についてご紹介します。
ホホバオイルとは？
ホホバはアメリカ南部やメキシコの砂漠に自生するツゲ科の植物で、雨が少ない環境でも水分を保って生きていけます。
その種子から取れる「ホホバオイル」は、現地のネイティブインディアンたちが肌を守ったり炎症を緩和したりする自然の万能薬として使用していました。
ホホバオイルはビタミンEをはじめ、ビタミンA、ビタミンD、ミネラル、アミノ酸など栄養成分を豊富に含んでいます。
抗酸化作用も高く、アンチエイジング効果をもたらします。
ホホバオイルがなぜすごいのか
ホホバオイルは人間の皮脂にも多く含まれる「ワックスエステル」の含有量が50％～60％で、どの植物よりも高い数値です。
ワックスエステルは皮膚にやさしくなじみ、肌の弾力や潤いを保ちます。
人間の皮脂に近い性質を利用して、ホホバオイルはやけどの治療や人工心臓の潤滑油など、医療現場でも活用されています。
ホホバオイルは刺激が少なく敏感肌や赤ちゃんの肌にも使用できます。
乾燥肌には油分を補給して潤いを与えるように働き、脂性肌には過剰な皮脂の分泌を抑えるように働きます。
このようにあらゆる肌質に適合するオイルです。
ホホバオイルの抗酸化作用は非常に優れていて、普通の条件なら数年間保存がきくと言われています。
ホホバオイルは天然の抗酸化剤として、またアンチエイジング成分として多くの化粧品に配合されています。
ホホバオイルの効果・効能
ホホバオイルは美肌やヘアケアに大きな効果を発揮します。
肌の保湿
砂漠地帯で育ったホホバは優れた保湿力を持っていて、オイルもその性質をそのまま引き継いでいます。
乾燥が原因のしわ、肌荒れ、老化、頭皮のふけなどの肌のトラブルを解決します。
乾燥肌の人には特におすすめのオイルです。
肌を柔らかくする
ホホバオイルは浸透力が高く、優れた栄養成分を肌の細胞に行き渡らせて肌の柔軟性を高めます。
肌にハリと弾力をよみがえらせて、老化を防ぎ、若々しい肌を作ります。
アンチエイジング効果
ホホバオイルに含まれるビタミンEは優れた抗酸化作用を持ち、しわ、シミ、たるみを防いで新陳代謝を高めて皮膚の細胞を若返らせます。
またビタミンAは肌の状態を健康にして肌の若さを保つ働きをします。
毛穴の角栓を取り除く
ホホバオイルは毛穴に溜まった角栓を除去する効果を持っています。
角栓は皮脂に垢や汚れがついて固まったもので、酸化して黒くなると肌の黒ずみの原因になります。
ホホバオイルは皮脂に似た成分を持っているので、固まった角栓を溶かして取り除く働きをします。
抗菌、抗炎症作用
ホホバオイルは自然の抗菌・抗炎症作用を持っています。
肌の炎症や痒みを抑え、皮膚炎、傷、やけど、アトピーを改善します。
ニキビの炎症を抑え、赤ちゃんのおむつかぶれを治す効果もあります。
関節炎やリウマチを抑える効果もあると言われています。
セルライトや妊娠線防止
ホホバオイルは保湿力に優れていて肌を柔らかくして新陳代謝を高めることから、セルライトや妊娠線を予防するのに使われます。
低刺激で安全なので、妊娠中の女性でも使えます。
日焼けのケア
ホホバオイルは日焼け後の肌に水分が保たれるように働いて炎症を抑えます。
またビタミンEの効果で、日焼けで傷んだ肌が素早く回復するように働きます。
抜け毛の予防
ホホバオイルは頭皮の毛穴に溜まった余分な皮脂や汚れを落とすことにより、抜け毛を防ぐ働きをします。
またビタミンEなどの抗酸化作用により、毛根の細胞を若返らせて育毛を促進します。
ヘアトリートメント
ホホバオイルの保湿効果は肌だけでなく髪にも発揮されます。
髪の水分を保ってパサつきを防いで潤いのあるしなやかな髪にします。
また傷んだ髪に栄養を与えて自然の艶を取り戻します。
ホホバオイルの具体的な使い方
ホホバオイルで美しい肌や髪を作るための具体的な使い方をご紹介します。
クレンジング
ホホバオイルはオイルベースの化粧品をやさしく落とすクレンジングオイルとしての働きをします。
500円玉くらいの量のオイルを手に取って、人肌に温めてから肌につけて軽くマッサージします。
全体になじんだら、ティッシュを当てて軽く押して余分な油分を取り去ります。
この時にこすらないように気を付けましょう。
その後に洗顔料を泡立てて、洗顔します。
このクレンジング方法で毛穴の角栓を取る効果も期待できます。
化粧水や乳液と共に
入浴後の肌が水分を含んでいる時に使用するのが効果的です。
入浴後に化粧水や乳液を使ったら、その後にホホバオイルを3～4滴肌につけます。
ホホバオイルが肌に含まれた水分を逃がさないようにするので、保湿効果が上がります。
オイルが肌に浸透すればべたつくことはありませんが、気になる人は乳液に少量混ぜて使うようにしましょう。
痒みや炎症を起こした部分に
ニキビや肌の炎症に使用する場合は、入浴後の清潔な肌につけましょう。
やけど、傷、日焼けなどの炎症には気になる部分につけましょう。
バスオイル、マッサージ
湯船で体を温めたら、肩、腕、足、その他妊娠線やセルライトが気になる部分にホホバオイルをつけて湯船につかりながらマッサージします。
ついでに顔をマッサージしても良いでしょう。
マッサージが終わったら、体を洗って洗顔します。
赤ちゃんのベビーオイルとして
赤ちゃんのデリケートな肌を乾燥から守るために、ホホバオイルでマッサージをしてあげましょう。
適量を手に取って、人肌に温めたら優しくなでるように塗っていきます。
おむつかぶれの部分にも少量をやさしくつけてあげましょう。
ヘアトリートメントとして
シャンプー前に使う方法と、シャンプー後に使う方法（洗い流さない）があります。
シャンプー前に使う時は、髪にホホバオイルをつけてコームで毛先まで伸ばして浸透させて、その後シャンプーをして洗い流します。
シャンプー後に使う時は、タオルドライした後に少量（1－2滴）を髪につけてドライヤーで乾かします。
頭皮マッサージ
シャンプー前にホホバオイルを頭皮に塗り、マッサージします。
終わったらヘアキャップや蒸しタオルを頭に置いて30分間ほど待ちます。
その後シャンプーで洗い流します。
これで毛穴に詰まった角栓や汚れをきれいに洗い流して育毛効果を上げることができます。
ホホバオイルを使用する際の注意
ホホバオイルは天然のオイルなので、10度以下の温度になると固まります。
常温に置くと元に戻りますが、いつでもすぐに使いたい場合や固まりが気になる場合は10度以上の温度の場所に保管しましょう。
また25度以上の場所や直射日光が当たる場所に置くと品質が劣化するので保管場所に気を付けましょう。
ホホバオイルは抗酸化作用が強く長期保存ができるオイルですが、開封したら雑菌が混ざる可能性があるので、一年以内には使い切るようにしましょう。
ホホバオイルは天然の刺激が少ないオイルですが、体質によってはアレルギー反応を起こすこともあるので、最初は念のため少量を肌につけてパッチテストをしてから使用しましょう。
まとめ
ホホバオイルは優れた保湿効果、アンチエイジング効果を持ち、肌にも髪にも良い植物系の天然のオイルです。
人間の皮脂に近い成分で肌に優しく、赤ちゃんや妊娠中の女性でも使用できる上に、どんな肌質の人にもよく合います。
上手に使えば美肌作りやヘアケアに大きな効果を上げられるので、クレンジングや保湿オイル、マッサージやヘアトリートメントなどに是非試してみてください。