白髪を染める5つの方法とおすすめの白髪染めシャンプー
歳を重ねるごとに、少しずつ増えていく厄介な存在が白髪です。
髪の毛をかき分けた時に、おでこの両サイドが真っ白になっていたらゾッとすることもあるでしょう。
また、そんな白髪を染める方法は大きく分けて5つあります。
白髪染めシャンプーを始めとした、色々な白髪染めの方法を知って、一番最適な染め方を選択していきましょう。
何歳頃から白髪増えるのか
白髪は30歳頃から徐々に増え始めると言われ、その大きな原因は老化です。
髪の毛が黒く見えるのは、メラノサイトと呼ばれる色素細胞と、それが作り出すメラニン色素のおかげですが、加齢に伴いメラノサイトの機能が低下することで白髪になっていきます。
老化が進めば進むほど、機能は低下するので50歳を過ぎてくると、髪の毛の大半が白髪になってしまう方も多いです。
また、老化以外の原因として、ミネラル不足やストレス、生活習慣の乱れや遺伝、病気によるものもあります。
老化や遺伝以外に原因がある場合は、対策することは可能ですので、白髪を増やしたくない方は早めに対策をしていきましょう。
白髪染めの方法
白髪が増えてきたら白髪染めを使うのがおすすめです。
白髪染めを使えば、白髪を黒くすることが出来ます。
髪の毛に白髪があると、老けて見られやすいので、若々しく見られたい方は、定期的に白髪を染めていきましょう。
方法は次の5つの方法があります。
美容院で染めてもらう
白髪染めの方法として、簡単、確実、安全なのが美容院で染めてもらう方法です。
美容院では国家資格の美容師資格を持った、プロが染めてくれるので、髪全体を満遍なく綺麗に染めてもらうことが出来ます。
仕上がりを気にされる方は、美容院で染めてもらうと良いでしょう。
また、一般的な美容院で使われている白髪染めは「ヘアカラー」と呼ばれるものです。
髪の毛が黒いのはメラニン色素が含まれているからですが、ヘアカラーは、一度そのメラニン色素を脱色した上で、染色していくのが特徴です。
髪の毛の内部から染めることが出来るので、長時間黒い色が持続し、シャンプーなどをしても簡単に色が落ちないのが特徴です。
色については内部から染まるので自然な色合いで発色も優れています。
ヘアマニュキュアを使う
ヘアカラーは内部から染めますが、ヘアマニュキュアは、爪のマニュキュアのように表面だけを染める方法です。
髪の毛の内部のメラニン色素を脱色する事なく、表面だけコーティングする為、ヘアカラーに比べて、髪へのダメージが少ない染め方となっています。
ただ、コーティングされるのは表面だけなので、髪の毛を洗っていくと、徐々にそのコーティングが剥がれて元の白髪の状態に戻ってしまうのがネックです。
よく乾かさないでヘアマニュキュアの色が枕についてしまったという話もあります。
また、ヘアマニュキュアをした後は、おおよそ数週間から一ヶ月程度で元の状態に戻ってしまいますので、一ヶ月に一度くらいのペースで再度ヘアマニュキュアをする必要があります。
白髪染めシャンプーを使う
白髪染めの中でも、気軽に染められて面倒の少ない方法が、白髪染めシャンプーを使う方法です。
美容院で白髪染めをしてもらう方法は、美容院に行かなければ行けませんし、時間もお金もそれなりにします。
ヘアマニュキュアも手袋をはめて、鏡を見ながら使うなど準備が必要で、手間もかかる方法です。
しかし、白髪染めシャンプーは普通にシャンプーをするだけで、白髪を染めていくことが出来ます。
非常に気軽に染められるので、面倒臭がり屋の方にもおすすめです。
ヘアカラースプレーを使う
ヘアカラースプレーは一時染めと呼ばれるもので、本当に短期間だけ白髪を染められる方法です。
髪の毛に直接スプレーをして使い、ヘアマニュキュアと同じように表面だけ色を付けます。
ただ、表面をしっかりコーティングするヘアマニュキュアとは違い、非常に落ちやすく髪の毛を一回洗っただけで落ちてしまうものも多いです。
染めると言うより色を塗る感じです。
雨に濡れると色落ちをしてしまうほど、落ちやすいので、使用するシーンも限られてきます。
一日だけ、誰か大切な人と会う時や、パーティーやイベントの時などに役立つ商品です。
ヘナカラーを使う
普通の白髪染めは、アミノフェノールと言った化学物質のほか、フェノキシエタノールなどの防腐剤などが配合されています。
ですので、肌が弱い方やアレルギー体質の方は、使用するときには注意が必要だったりします。
そこで、注目を集めているのがヘナカラーです。
ヘナカラーは自然素材を使った白髪染めです。
自然素材を使っているので、化学物質に対して敏感な方も安心して使えるメリットが有る他、髪へのダメージも少ないというメリットもあります。
髪へのダメージや安全性を気にされる方におすすめの白髪染めです。
白髪の染まり方は、黒ではなく赤茶やオレンジ色っぽく染まります。
黒髪にはなりませんが、白髪の白が目立たなくなります。
白髪染めの選び方
白髪染めの選び方は、価格、染め易さ、髪へのダメージ、美しさが選ぶ基準となってきます。
美容院で行うヘナカラーはしっかり染まりますし、染め上がりも見た目も美しく綺麗ですが、その代りに価格がかなり高いです。
お店でカットをしてもらうついでに染めてもらえば直ぐに五千円を超えてくるでしょう。
どの染める方法にもメリットやデメリットが存在しますので、価格や染め上がりの美しさ等を比較して選ぶのがポイントです。
また、市販されている白髪染めは、実際に使ってみないと効果が分からないこともありますので、色々試して比較をするのも良いでしょう。
おすすめの白髪染め
ちなみに、価格と手軽さ等を兼ね備えたおすすめの白髪染め方法は、白髪染めシャンプーを使う方法です。
白髪染めシャンプーの価格は、通販だと数千円ほどで比較的リーズナブルで、更に使い方もシャンプーをするだけと面倒がありません。
白髪を直ぐに綺麗な色で染めたいという場合には不向きな方法ですが、価格や手軽さの面では他の染め方より優れている部分が多いです。
また白髪染めシャンプーは本当に少しずつ染まっていくので、周囲の人に気付かれずに染めていきたいという方にもおすすめできます。
手袋などをせず普通にシャンプーをする時に使う商品ですので、頭皮やお肌への刺激が少ないのも魅力です。
白髪染め注意点
白髪染めを使って白髪を染める時に気を付けたいのは、染める方法や商品を変えると、色が不自然に見えてしまう事です。
普段は美容院でヘアカラーを行っている方が、髪の毛が伸びて根本が白くなってきたからと、市販のヘアマニュキュアを使って染めると、その部分だけ色が違って変に見えたりします。
また、ヘアマニュキュアやヘアカラースプレーは色落ちがありますので、汗をかきやすい夏のシーズンやスポーツする事が多い方は注意が要ります。
洋服などに色が付いてしまったら落とすのも大変ですので気を付けて下さい。
その他、ヘアカラーをする前にはパッチテストもやっておく事も大切です。
パッチテストを受けることで、お肌やアレルギーのトラブルを防げます。
まとめ
白髪で困っているなら白髪染めをしてみましょう。
美容院で染めたり自分で白髪染めシャンプーを使って染めたりと、色々な方法がありますので、現在使っている方法の染まり具合が良くないと感じたら、別の白髪染め方法を試してみるのもおすすめです。
また、美容院の美容師に相談をすればプロからアドバイスをもらえます。
ヘアカラーだけではなく、市販のヘアマニュキュアやヘアトリートメントについて詳しい方も多いので聞いてみるのも良いでしょう。