白髪染めの色持ちを左右する!カラー後のシャンプーと注意点
白髪染めをしてきれいに白髪がカバーできたとしても、すぐに色落ちしてしまっては困ります。
色が抜けやすくなる原因にはいくつかのものがありますが、一番大きいのが日々のシャンプーです。
汚れをしっかり落としてくれて清潔な髪になれる一方、シャンプーの種類によっては白髪染めに持ちが悪くなってしまいます。
そこで、色持ちをよくしてくれるシャンプーや注意点について紹介しましょう。
目次
染めたら24時間はシャンプーしない
白髪染めの染料は染めた瞬間からすぐに髪に定着するわけではありません。
24時間くらいかけてじわじわと髪の内部に浸透し、きれいな発色を保ってくれます。
この24時間が一番色落ちしやすいタイミングですから、シャンプーするのを避けましょう。
白髪を染める前にしっかりシャンプーしておけば、汚れはそれほど付着しませんから清潔な状態を保てます。
夏場などでどうしても汗などが気になるなら、シャワーのみで髪を洗うようにしましょう。
適度な洗浄力のシャンプーを使う
色が落ちてしまうのは、シャンプーに含まれている洗浄成分の影響が大きいです。
しっかり汚れを落としてくれる強力な洗浄成分が含まれているものほど、早く色が落ちてしまいます。
そこで、日々のシャンプーには適度な洗浄力のあるものを使いましょう。
ドラッグストアなどで売られている安価なシャンプーは、石油系界面活性剤が使われています。
洗浄力が強力で皮脂などの頭皮に必要な潤いまで根こそぎ奪ってしまいますから、キューティクルが傷ついて髪のダメージも大きくなります。
髪を保護しているキューティクルが傷つくと、白髪染めの染料も流出しやすくなりますから、色落ちが激しくなります。
穏やかな洗浄力のアミノ酸シャンプーなら汚れのみを落としてくれて、潤いをしっかり残してくれます。
髪がダメージを受けにくくキューティクルもしっかり髪を保護してくれますから、カラーリングの色をしっかりキープできます。
頭皮と髪に優しい弱酸性タイプ
汚れ落ちにはシャンプーのphが関係していて、アルカリ性が強くなればなるほど洗浄力も強力になります。
一般的なシャンプーは汚れをしっかり落とすのを目的に作られていますから、アルカリ性のものが多いです。
色持ちのよさを考えるなら、アルカリ性のものではなく弱酸性のものを選びましょう。
地肌と同じphですからダメージが少ないですし、洗浄力も穏やかで必要以上に髪や頭皮が傷つくのを防いでくれます。
染料が落ちるのを防いでくれますから、美しい髪色をキープしやすくなります。
頭皮を中心に洗い髪の退色を防ぐ
シャンプーの仕方次第でも、ヘアカラーの持ちをよくすることができます。
一番汚れているのは汗や皮脂が分泌されている頭皮ですから、シャンプーする時には頭皮を念入りに洗うようにしましょう。
髪をガシガシと念入りに洗ってしまうと、毛先から髪が傷みやすくなってカラーの退色が進みやすくなります。
髪の毛に付着した汚れはすすぎの時のシャンプーでも充分に落ちてくれますから、別段シャンプーをべったり付けて洗う必要はありません。
頭皮をマッサージしながら洗うことで頭皮が活性化されて、髪の状態もよくなってくれます。
白髪が気になる世代は髪のボリューム不足などの悩みも抱えてしまいますから、スカルプケアの一環として頭皮を洗うようにしましょう。
コンディショナーやトリートメントはこまめに
どんなに気を付けて丁寧に優しくシャンプーしたとしても、少しは髪にダメージが加わってしまいます。
髪のダメージを悪化させないためには、こまめにコンディショナーやトリートメントで髪に栄養を与えてあげましょう。
髪の状態をよくすることで、カラーの色素成分が抜けにくくなってくれます。
シャンプー後はキューティクルが開いていますから、水分や染料の色素を逃がさないためにも、髪の潤いやハリを守るケアを徹底しましょう。
長時間髪を濡れたままにしない
シャンプー後の髪はキューティクルが開いたままになっています。
髪を保護するキューティクルが閉じてくれないと、カラーの色も隙間からどんどん抜けやすくなります。
髪の毛が濡れた状態だといつまでもキューティクルが開いたままになりますから、シャンプー後は素早く髪を乾かしてあげるようにしましょう。
また、ドライヤーの熱で髪がダメージを受けると、退色しやすくなります。
アウトバストリートメントやヘアオイルなどを塗ってから、ドライヤーで乾かすようにしましょう。
これらが髪の表面をコーティングしてくれて、ドライヤーの熱から守ってくれますから、髪のダメージやカラーの退色を防いでくれます。
濡れた状態が長ければ長いほど髪が傷みやすくなりますから、早く乾かすことと生乾きにしないでしっかり乾燥させるのがおすすめです。
ヘマチン配合シャンプーを使ってみる
シャンプーには様々な成分が含まれていますが、多機能でカラーの色持ちをよくしてくれるのがヘマチン配合タイプです。
ヘマチンは髪に含まれているたんぱく質のケラチンとくっ付くという作用を持っています。
そのおかげで、髪の補修効果に優れています。
髪のダメージを防いでくれますから、カラーの色持ちをよくしてくれます。
また、髪の毛に色を付ける色素細胞の働きを活発にしてくれますから、白髪そのものを予防する効果にも期待できます。
抜け毛や薄毛対策にもなりますから、ハリとコシのある髪の毛を育てやすくなります。
白髪染めの色持ちをよくするおすすめシャンプー
ヘアカラー専用のシャンプーなら白髪染めの色持ちをよくしてくれて、つや髪をキープしやすくなります。
そんなカラー後におすすめのシャンプーを紹介しましょう。
ナプラ ケアテクトHBカラーシャンプー
カラー専用シャンプーの中でもコスパに優れています。
弱酸性で髪をいたわりながら洗うことができて、保湿成分やハーブ成分が髪の状態を整えてくれます。
注目の成分ヘマチンも入っていますから、色持ちや白髪予防の効果にも期待できます。
洗浄成分もとても穏やかで髪や頭皮にダメージを与えませんし、潤いを奪いすぎないのでしっとりした髪が保てます。
ノンシリコンですが自然なつやが出てくれて、毛先のぱさつきなども起きにくいです。
サンコール R-21シャンプー
髪と頭皮に優しいアミノ酸系シャンプーで、独自のダメージ補修力を持っています。
注目のヘマチン配合ですから、カラー直後のデリケートな髪や頭皮をしっかり守りながらカラーをキープしてくれます。
巣晴らしいのが、カラーで頭皮や髪に残ってしまったアルカリ成分を中和する作用を持っている点です。
ダメージ進ませてしまうアルカリ成分がなくなりますから、髪や頭皮を健康に保つことができます。
天然由来植物成分がたっぷり入っていて、髪にふんわりとしたボリュームを与えてくれます。
プリオール カラーケアシャンプー
ヘアカラーの色素の流出を防ぐだけでなく、髪そのものの色素まで流出しないように守ってくれるシャンプーです。
退色して髪の赤味などが出る心配もなく、長期間きれいな髪色をキープしてくれます。
ハリやコシをアップさせる働きがありますから、加齢によるボリューム不足に悩む方におすすめです。
つや髪をキープしやすく乾燥や毛先のぱさつきをしっかり抑えてくれて、まとまりやすい髪でいられます。
まとめ
白髪染めの色持ちとシャンプーには深い関係があります。
シャンプーを見直してコツを押さえて使うだけでも、カラーの色落ちをしっかり防いでくれます。
カラーケア用のシャンプーは頭皮や髪に優しいものばかりですから、自分の髪に合ったものを取り入れてみましょう。
きれいに染めた髪色をキープするためにも、日々のシャンプーから対策していきましょう。