白髪染めはどう選ぶ? 何を目安にすればいいの?
市販の白髪染めを選ぶときの基準は何でしょうか。
パッケージの色合いはどれも綺麗ですし、いったい何を規準にしていいか迷ってしまいますよね。
安い、高いだけでは効果のほどもわかりません。
染めた後に「この白髪染めはちょっといまいちだったかも・・・」と後悔しないためにも、どのような基準で選ぶべきかどうかについて知っておきましょう。
白髪染めは明るい方がいい?暗い方がいい?
白髪染めを選ぶときの基準は、基本的には自分の好みの色合いで構いません。
明るめのカラーに仕上げたい人もいるでしょうし、反対にナチュラルな暗めのカラーに仕上げたい人もいるでしょう。
色持ちを重視するのであれば、やや暗めのカラーがおすすめです。
色持ちはメーカーによっても異なるところが大きいですが、明るいものよりも暗いものの方が色素の量が多く配合されています。
つまり、白くなった髪の毛を染め上げる効果がより高くなっているということです。
白髪がかなり多い人の場合や、染める頻度を減らして髪の毛にかかるダメージを最小限にしたいというのであれば、やや暗めの色を選ぶことです。
とはいえ、あまりに暗すぎる色味だと、白髪が生えてきた時に境目が目立ってしまいます。
どの程度の色味なら目立ちにくいのかというのは地毛の色によっても異なりますから、いくつか白髪染めを試してみてもいいかもしれませんね。
ブリーチ作用の小さ目の白髪染めの方が色持ちは良いということを覚えておきましょう。
白髪染めで髪のダメージを抑える方法
美容院で白髪染めをする人の理由で一番多いのは「セルフカラーだと髪の毛が傷んでしまうから」というものです。
美容院で染める時と自宅で染める時の一番の違いは、染めるのにかかる時間です。
美容院で染めるときは、最低でも30分くらい放置時間があると思いませんか?
それに対して、市販の白髪染めの放置時間は10分前後のものが多いですよね。
「スピーディータイプ」なんていうものもあるくらいですから、市販品ではより早く染め上るものが好まれる傾向にあるのです。
事実、忙しい現代人はセルフカラーに時間をかけたくないと思う人が多いということもわかっています。
しかし、短時間で染めあがるということは、それだけ強い薬剤を使用しているということです。
つまり、髪の毛へのダメージも大きいということ。
髪の毛のダメージを押さえたいのなら、市販の白髪染めを選ぶときに放置時間の長めのものを選ぶことです。
スピーディータイプのものはそれだけ髪の毛にかかる刺激やダメージが大きいということを覚えておきましょう。
染めた後のカラーを長持ちさせる方法
白髪染めの色がすぐに落ちてしまうという人は、染めた後のアフターケアにこだわってみましょう。
白髪染めを行った後の髪の毛は、薬剤の効果によって強いアルカリ性に傾いているのが普通です。
アルカリ性に傾いたままだと、髪の毛の美しさや色持ちを左右するキューティクルが開きっぱなしになりやすくなります。
キューティクルを閉じてあげると色持ちもよくなりますから、ヘアカラー用のトリートメントを使うのも効果的。
ヘアカラーを行った後には、いつもより念入りにトリートメントを行うケアが必要です。
そうすることで、白髪染めの持ちをグンとよくすることが出来ます。
最近ではアフタートリートメントつきの白髪染めも増えてきているので探してみてもいいでしょう。
まとめ
白髪染めの色を長持ちさせようと思ったら、ブリーチ効果の少ない暗めのカラーをチョイスすることです。
また、染めた後にトリートメントでキューティクルを保護してあげると色持ちもよくなります。
どれを選んでいいか分からないという場合には、白髪染めにアフタートリートメントがセットになったものを選ぶか、ヘアカラー用のトリートメントを検討しましょう。