肌トラブルを感じたら、とにかく保湿!乾燥対策にはナイトクリームがおすすめ!
お肌のトラブルがあると、メイクも決まらないしなんだか憂鬱になってしまいます。
きちんとスキンケアしているつもりなのに、肌のごわつきやくすみを感じたら、「乾燥」が原因かもしれません。
そんな時は、いつものスキンケアに「ナイトクリーム」を加えてみるのがおすすめです。
ナイトクリームは眠っている間にお肌の栄養補給を行い、しっかりと保湿してくれるもの。
翌朝の肌を元気にしてくれるのです。
肌乾燥についてとおすすめナイトクリームを見てみたいと思います。
目次
若い人のお肌が綺麗なのはターンオーバーのおかげ!
お肌がいつもぴかぴかでいるのを助けてくれるのが「ターンオーバー」。
これは「肌の生まれ変わり」です。
古くなった角質層が剥がれ落ち、下から新しい角質層が盛り上がってくるのです。
お肌にトラブルがあっても、いつの間にか綺麗になるのはこのターンオーバーが正常に行われているから。
常に新品のお肌でいられるのです。
当然透明感がありますし、生き生きとしています。
通常のターンオーバー周期は28日です。
しかし、40代になると周期が長くなり、40日くらいかかると言われています。
つまり古い皮膚が長く残っているということです。
古い角質は硬くなります。
ですから肌がごわつき、くすんで見えてしまうようになるのです。
乾燥はターンオーバーを乱す?
ターンオーバーが乱れてしまう原因は様々あります。
ストレスや生活習慣が大きな影響を与えます。
これに加えて、気をつけたいのが「乾燥」です。
肌が乾燥すると、角質層が剥がれて落ちてしまいます。
新しい角質が出来上がる前に剥がれてしまうので、つぎに出てくる角質は未熟でゴワゴワ。
水分保持がうまく行えず、肌はさらに乾燥してしまいます。
つまり一度乾燥すると、肌は「乾燥の悪循環」に陥りやすくなってしまうのです。
肌の水分はどのように保持されているの?
お肌の生まれ変わりを妨げてしまう「乾燥」。
なぜ、肌は乾燥してしまうのでしょうか。
それを深く知るためには、お肌を構成する要素を見る必要があります。
お肌の一番上の部分が「角質層」です。
この内部には角質細胞があり、その細胞同志の隙間を埋めるように「角質間細胞」があります。
これはセラミドやコレステロールなどから出来ており、外部からの刺激の侵入や体内の水分の過剰な蒸散を防いでくれています。
この角質間細胞がお肌の水分を保持する上で最も重要な役割を果たしているのです。
また、「NMF」と呼ばれる天然保湿因子も大切。
水分を吸着することでお肌に弾力とハリを与えてくれます。
この「NMF」のバランスが崩れると、お肌が乾燥してしまいます。
さらに角質層の下の累粒層が健康に育つことが出来ないため、ターンオーバーの乱れにつながると言われています。
もう一つ重要なのは角質層の上で皮膚のバリア機能を果たす「皮脂膜」です。
角質が剥がれるのを防ぎ、肌の水分を内部に閉じ込める役割があります。
皮脂と汗が交じり合ってできた、いわば天然の保湿クリームです。
乾燥肌はこれらの成分になんらかのダメージを与え、皮脂膜の機能を低下させてしまうことによって生じるのです。
肌乾燥を引き起こす原因とは…
顔部分は常に外気に触れていて、乾燥しやすい部分です。
どのような原因が考えられるのでしょうか。
洗顔方法が間違っている!
洗顔が全てのスキンケアの基本と言われます。
しかし、その方法が間違っているとお肌は多大なトラブルを受けてしまうのです。
特にメイクをきちんと毎日行う方は、メイク落としの選び方が重要です。
ファンデーションやアイシャドウなどは「油分」でできています。
ですから、通常の洗顔料では落としにくいため、専用のクレンジングを使用する必要があります。
この時、どんなクレンジングを使用していますか?
良く落ちるからと言って、洗浄力の高すぎるものを選んでいませんか?
あまりに洗浄力の強いものは、肌バリアとして必要な皮脂まで全て取り去ってしまいます。
ですから洗顔後のお肌は無防備。
クレンジング後また洗浄力の強い洗顔料でダブル洗顔をしたり、強い力でゴシゴシこすったりすると角質は大きなダメージを受けてしまいます。
また、熱いお湯での洗顔もNGです。
洗浄力がアップして、こちらも必要な皮脂を落としてしまうのです。
乾燥を感じる方はあまり強力なクレンジングはおすすめできません。
また、必要以上に顔をこするのも角質をはがす原因となるので避けましょう。
季節的な乾燥
秋や冬になり、外気の温度が下がると、お肌の水分は蒸発しやすくなります。
水分は乾燥しているところへ流れてしまうので、空気中の水分が少ないと、お肌の水分はそちらへ放出されてしまうのです。
このような状態でスキンケアを怠ったり、春夏と同じようなスキンケアをしていたりするとあっという間に乾燥肌になってしまいます。
一時的なものと考えて適当なスキンケアをしていると、肌の乾燥が慢性化し、ずっと乾燥肌で悩むことになってしまうのです。
乾燥を防ぐなら、基本は保湿!
様々な肌トラブルの原因となる肌の「乾燥」。
一度乾燥肌になってしまうと、回復するのは大変です。
そうならないためにも、日ごろからスキンケアを徹底し、肌の保湿に勤めましょう。
まずは肌の水分補給・維持が重要なポイントです。
洗顔を丁寧に行ったら、すぐに化粧水をつけましょう。
秋冬は特に多めにパッティングするのがおすすめです。
さらに、その後は乳液とクリームのダブル使いが効果的。
乳液は肌に水分と油分を適度に与える役割があり、クリームは補われた水分を肌にしっかりと閉じ込める役割があります。
乾燥している肌は「皮脂の天然クリーム」が不足している状態です。
化粧水で水分を、乳液とクリームで油分をプラスし、足りない皮脂膜を作ってあげましょう。
しっかり保湿するなら、ナイトクリームがおすすめ!
お肌は夜作られると言います。
睡眠中は動きも少なく、肌がじっくりと休める時間。
そんな時の保湿としておすすめなのがナイトクリームです。
夜寝る際につけると、朝のお肌を生き生きと輝かせてくれます。
保湿に最適のナイトクリームを見てみたいと思います。
ドルックス ナイトクリーム
こちらは昭和7年から販売されている「資生堂」のナイトクリームです。
パッケージは昭和を感じさせるレトロなイメージです。
こってりしたテククスチャーで、塗った後はお肌がテカテカします。
しかし、やがて馴染んでくるので、べた付くことはありません。
翌朝もお肌はしっとり潤っています。
口コミ評価も高く、おすすめ。
お値段800円というのも嬉しいポイントです。
ナイトクリーム
こちらは富士フィルムの「アスタリスト」のナイトクリームです。
寝ている間に角質層までアプローチし、翌朝の肌にハリと輝きを与えてくれます。
ダマスクローズにカモミールの香りをブレンド。
スパチュラがついていて、使いやすいです。
こちらも濃厚でこってりとしたテクスチャー。
お肌をもちもちにしてくれます。
エイジング対策にもおすすめです。
アベイユ ロイヤル ナイトクリーム
高級海外ブランド「ゲラン」のナイトクリームです。
抗酸化作用のある「モロッカンハニー」を配合。
日中に受けた紫外線や外的刺激を眠っている間にケアしてくれます。
ミツロウが夜間の肌回復をサポート。
肌を包みこむようにラッピングして、一晩中栄養と潤いを与え続けてくれます。
翌朝はハリと輝きに満ちた、自信あふれる肌になりますよ。
まとめ
お肌の乾燥ケアにおすすめの「ナイトクリーム」。
濃厚なテクスチャーのものが多く、乾燥肌の強い味方です。
色々なブランドから発売されていますので、チェックしてみるのがおすすめ。
値段もピンキリで、高価なものは10万円を超えることもあります。
まず気軽に試すなら、資生堂の「ドルックス」がいいですよ。
昔から愛されてきた、安定した品質です。
お値段も手ごろなので、トライしやすいですよね。
乾燥は肌トラブルのもと。
肌を乾燥させないよう、しっかりと保湿ケアを行いましょう。