脂性肌はもうイヤだ!ファンデーションノリを良くする3つのポイントとは?

脂性肌

毎日洗顔をきちんとしているはずなのに脂性肌が治らない…。

毎朝ばっちりファンデーションで肌をカバーして出かけても、脂性肌のせいですぐにテカってしまう…。

そもそもファンデーションって何を選べばいいか分からない!

などなど、脂性肌って悩みが尽きないですよね。

そんな悩めるあなたに脂性肌改善・カバー方法を伝授します!




どうして脂性肌になるの?

いろんな肌質の方がいますが、ではなぜあなたは脂質性の肌になってしまったのでしょうか。

まずは脂性肌について知りましょう。

脂性肌とは

そもそも脂性肌とは一体どのような肌のことをいうのでしょうか。

一言で説明すると、「何らかの原因で過剰な皮脂分泌がおきている肌」のことを言います。

皮脂腺を増やしたり、皮脂を合成したり、皮脂腺の分泌活性を高める男性ホルモンの一種が過活動しているのですね。

そのホルモンはストレスや生活習慣、遺伝などの様々な理由で分泌過剰となります。

このホルモンが分泌過剰になれば、当然皮脂の分泌も過剰になってしまいますよね。

その結果が脂性肌という訳です。

脂性肌の原因

脂性肌についてのメカニズムは分かりましたが、具体的な原因はなんなのでしょうか。

もともとの体質をベースとし、その上で「ホルモンバランスの乱れ」「普段の食生活」「スキンケアの怠りや間違い」などが原因となってきます。

ホルモンバランスの乱れは生活リズムの破綻が大きく影響してきます。

現代社会、忙しく働いて自分のことは後回しになっていませんか?

思い当たる方は、しっかり睡眠をとり、食事は3食とり、適度なストレス解消をしましょう。

食生活は想像しやすいですね。

脂質の摂りすぎに注意が必要です。

特に、バターやラード、ショートニングや肉類には気を付けてください。

これらは皮脂腺から排泄される際、毛穴づまりの原因にもなってしまいます。

不適切なスキンケアですが、何が不適切か分からない方もいるかもしれませんね。

実は、脂性肌だからといって、スキンケアの際にあぶらを除去しすぎることはかえって脂性肌の原因になってしまうことをご存知でしょうか。

乾燥を感知するとあぶらの過剰分泌に繋がるのです。




肌ケアはどうしている?

さて、脂性肌は様々な原因から起こることが分かりました。

過剰なあぶらのふき取りはNGなのです。

ところで脂性肌に対してどんなケアをしていますか?

保湿していますか?

あぶらをふき取ってスッキリ!

仕事やお出かけが終わって家で化粧をオフすると気持ちがいいですね。

疲れてそのままお布団にダイブしていませんか?

先に述べたとおり、乾燥肌は脂性肌の大敵です。

実は化粧をオフしたあとの保湿が大事なのです。

洗顔の前に下準備を

保湿といっても、毛穴が詰まったまま保湿してしまっては意味がありません。

洗顔といったら「顔の汚れを落とすこと」だと思ってしまいますね。

一般的にはそれでOKかもしれませんが、脂性肌の方は「毛穴の汚れを落とすこと」に着目して洗顔しましょう。

毛穴の詰まりをしっかり落として、毛穴の奥まで保湿することが目的です。

では、脂性肌に対するおすすめの洗顔方法を紹介します。

まず、洗顔の前に毛穴を広げて汚れを落ちやすくしましょう。

効果的なのは「蒸しタオル」です。

タオルを水で濡らし、クルクルと巻いてジップロックにいれて閉めます。

レンジで1分温めれば完成です。

蒸しタオルを作ったら、30秒ほど顔に当てましょう。

直後は毛穴が開きますが、しばらくすると毛穴が閉じてしまうので洗顔の直前に行いましょう。

おすすめ洗顔方法

毛穴の準備ができたらいよいよ洗顔です。

蒸しタオルは取ってから1分以内に洗顔を始めることが理想です。

洗顔するときのポイントは5つです。

洗顔料は泡立てネットなどできめ細かく泡立てること。

手でゴシゴシ擦るのではなく、泡で包み込むように優しくなでること。

泡で洗うのは20秒程度で済ませること。

流す時はぬるま湯で。

シャワーで流すのはダメ!

なるべく肌に負担をかけないように、優しく洗ってください。

お風呂で一気に洗いたいという気持ちは分かりますが、熱いお湯をシャワーで顔面に当てると余分にあぶらが落ちて肌が傷つくのでおすすめしません。

ちなみに水で洗っても毛穴が閉じてしまうので汚れが落ちませんよ。

この方法を夜の洗顔で試してみてください。

寝ている間に夜の洗顔で失ったあぶらが復活してきます。

朝は軽めに洗顔してください。

洗顔料は使わずに水だけでOKです。

夜の間に適度になったあぶらを朝過度に落としてしまっては乾燥の原因になってしまいます。

乾燥すればあぶらの分泌が過度になってしまいますね。

どんなファンデーションを選んだらいいの?

肌のケアはしていても、一朝一夕では肌質は改善しません。

その間も化粧をして出かけなければなりませんね。

さて、脂性肌ってどんなファンデーションを使えばいいのでしょうか…

6種類のファンデーション

ファンデーションには色々な種類がありますよね。

まずはどんな種類があるのかご紹介します。

まずはパウダーファンデーション。

パウダーを押し固めた形状のポピュラーなファンデーションですね。

油分が少なくムラになりにくい特徴があります。

肌の余分な油分をパウダーが吸収してくれ、テカリも抑えてくれます。

同じくパウダー状のファンデーションとして、ルースファンデーション。

こちらはパウダーファンデーションと違い、粉が固められずにそのまま容器に入っています。

付け心地は軽く、肌への負担が少ないです。

しかし、カバー力は低く、化粧崩れはしやすいです。

次にリキッドファンデーション。

リキッドタイプなので肌にフィットし、伸びがよい特徴があります。

シミやシワのカバーもしやすいです。

パウダーファンデーションとは対照的に油分が主成分です。

リキッドファンデーションよりさらに油分が多いのがクリームファンデーションです。

カバー力が高く、塗った後はしっとりと保湿してくれます。

少し変わった特徴のエマルジョンファンデーション。

こちらは、肌に伸ばしたときは液状、その後蒸発してパウダーに変わるタイプです。

パウダーファンデーションとクリームファンデーションの良いとこ取りの組み合わせで、使える肌質は問いません。

最後にスティックファンデーション。

これは顔料に少量の油分を加えて練ったもので、クリームファンデーションよりさらに油分が多めです。

リップスティック状なので、気になるところをピンポイントでカバーしやすいですね。

脂性肌におすすめのファンデーション

様々な種類のファンデーションから自分にあったファンデーションを選ぶのは難しいですね。

次に脂性肌におすすめのファンデーションを絞っていきます。

基本的に油分が少なめのファンデーションがおすすめです。

先に紹介したファンデーションの中では、パウダーファンデーション、ルースファンデーションでサラッとした肌質に仕上げることができます。

色の好みや付け心地、値段などによって買うメーカーは違ってきます。

お店で一度試してから買いましょう。

ファンデーションを塗るコツはコレ!

ばっちりスキンケアして自分に合ったファンデーションもみつけた!

さあどんな塗り方がより脂性肌をカバーしてくれるのでしょうか?

ファンデーション、どんな道具を使う?

下地を付けたらファンデーションを塗っていきましょう。

パウダーファンデーションであれば、コンパクトの中にファンデーションとスポンジが入っていますね。

そのスポンジ、使うのは何度目ですか?

スポンジは毎回変えて清潔なものを使いましょう。

使うたびにあぶらや汚れを吸い取ったスポンジでは、脂性肌を助長してしまいます。

ブラシを使用するのはOKですが、初めからブラシを使うのではなく、スポンジで塗った後ムラをなくす時など、仕上げに使いましょう。

どんな順番で塗るのが効果的?

脂性肌におすすめのパウダーファンデーションで説明していきます。

まず、清潔なスポンジの3分の1にファンデーションを付けます。

ほほ→額→鼻筋→口周りの順で広いとことから塗っていきます。

この時顔の中心から外に広がるように塗ってください。

パーツが変わるごとにファンデーションを付け足しますが、量をつけすぎないように注意が必要です。

もしつけすぎた時は手の甲でなじませてください。

目の周りの細かいところはスポンジの角などを使い、残ったファンデーションを塗ります。

最後にフェイスラインをなじませて、ブラシなどで整えて完成です。

まとめ

脂性肌に対する肌のケアとファンデーションの選び方、塗り方について紹介してきました。

実は意外なことに乾燥が原因だった脂性肌。

肌のケアではあぶらの落とし過ぎに注意し、ファンデーションは油分の少ないものを選びましょう。

塗るときは清潔なものを使うことがポイントです。

脂性肌でお悩みの方は、是非参考にしてみてくださいね。






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