自宅でセルフ白髪染め! 成功させるコツと注意点を徹底解説!
自分で白髪を染めるのは難しい、と考えている人は少なくありません。
しかし、白髪が目立つたびに頻繁に美容院に行くのはお金がもったいない気もしますよね。
白髪染めは必要なものを用意して事前準備をしっかりと行えば、自宅でも綺麗に染めることができます。
今回は、自宅でセルフ白髪染めを行う際に必要なものや、美しい染髪を成功させるためのコツ、注意点をまとめてみました。
白髪染めに必要なアイテム
まず、自宅で白髪染めを行う前に、カラーリング時に必要なアイテムを確認していきます。
白髪染めを始めてから「あれがない!
これが足りない!」と慌てないよう、しっかり準備しておきましょう。
カラーリング前に必要なアイテム
- ヘアブラシ
- ダッカールクリップ
- 前開きの汚れてもいい衣服
- 油性のボディクリーム
- 新聞紙
まず、カラーリング前に使用するアイテムについて説明します。
カラーリング前に行うのは、主に髪のケアと、肌や家屋を守る準備です。
そのため、必要なアイテムは髪をとかすヘアブラシやブロッキングする際に必要なダッカークリップ、カラーリング剤がこぼれてもいいように敷く新聞紙などになります。
髪の毛の生え際、フェイスラインに油性のボディクリームを塗っておくとカラーリング剤をはじいて皮膚に色素が沈着する心配が無いのでぜひ用意しておきましょう。
カラーリング中に必要なアイテム
- ビニール手袋と輪ゴム
- 白髪染め用カラーリング剤
- サランラップ
カラーリング剤はとても刺激が強いので、直接肌で触れると炎症やかぶれの原因となります。
白髪染めを行う時には、ビニール製の薄手の手袋を着用してください。
大抵、白髪染め用カラーリング剤を購入すると付属品として付いていますが、敗れた時のために100円均一などで予備を購入しておくことをおすすめします。
また、手袋が外れたり隙間からカラーリング剤が染み込まないように、手首を輪ゴムで止めておきましょう。
カラーリング後に必要なアイテム
- シャンプー
- コンディショナー
カラーリングを行った髪の毛はキューティクルが傷ついています。
傷んだ髪を保護するのはもちろん色落ちを遅らせるためにも、補修力が高いシャンプーとコンディショナー、トリートメントなどを用意しておきましょう。
白髪染めを行うための事前準備
白髪を綺麗に染めるには、カラーリング剤を塗る前の事前準備が大切です。
全体が均等に美しく染まるように、以下の工程を忘れずに済ませて起きましょう。
一緒に後片付けが簡単になる前準備もして起きましょうね。
髪の毛をとかして整える
髪の毛が絡んでいるとカラーリング剤が浸透しづらい場所が生まれ、出来上がりに色むらが発生してしまいます。
白髪染めを行う前には毛の流れに沿ってブラッシングを行い、抜け毛を取り除き、ほつれて・からみを取り除いておきましょう。
髪の毛をブロッキングする
ロングヘアの人はそのまま染め始めるとカラーリング剤がうまく塗れない部分が出来てしまいます。
長い髪を染める場合には髪の毛を5つ程度にブロッキングしてダッカールクリップなどで止めておきましょう。
簡単な方法はまず正面から見てセンターで半分に分け、左右を耳のラインで前後に分けます。
最後に後頭部の髪の毛を上下に分けると染めやすいブロッキングが完成します。
部屋や浴室を温める
カラーリング剤の浸透力は室内の温度や湿度に大きく影響を受けます。
部屋の温度と湿度が高いほどキューティクルにカラーリング剤が浸透しやすくなるので、室温を温め加湿器などで湿度を上げておきましょう。
おすすめの染める場所は浴室です。
浴室でお風呂を沸かしておくと、室温も湿度も適度に高まり、髪の毛が染まりやすい環境を簡単に作ることができます。
また、カラーリング剤を流す時にも移動する必要が無く、部屋を汚す心配もありません。
説明書通りにカラーリング剤を作る
全ての準備が整ったらカラーリング剤を作りましょう。
市販のカラーリング剤のほとんどは2つの薬品を混ぜ合わせて完成させるタイプです。
このカラーリング剤は事前に作っておくことができないので、使用する直前に混ぜ合わせるようにしましょう。
作り置きしたまま放置しておくと、有毒な成分が発生したりカラーリング剤自体が劣化して上手く染髪出来なくなる恐れがあります。
自宅でできる白髪染めの手順
事前準備がすべて整ったら、いよいよカラーリングを始めていきましょう。
白髪染めの大まかな手順は、髪の毛にカラーリング剤を塗る・色が浸透するまで待機する・カラーリング剤をよく洗い流して髪の毛をケアするという3工程です。
それぞれの工程で注意したいポイントをまとめてみました。
以下の点に注意しながらカラーリングを行って、自宅でも色ムラのない美しい白髪染めを実現させましょう。
最初は白髪が目立つところから塗っていく
カラーリング剤は塗布してから洗い流す時間が長ければ長いほど髪の毛に濃く定着します。
そのため、まず一番初めに塗るのは白髪が多い場所、目立つ場所にしましょう。
他の部分を塗っている間により強く色が浸透していきます。
髪の真ん中・毛先・根元の順で塗る
次に、髪の毛のどの部分から塗ればいいのかを説明します。
髪の毛は、根元の部分ほど体温が髪に伝わりやすく、色も濃く染まる傾向にあります。
そのため、まずは毛の中央から毛先に向かってカラーリング剤を塗布し、最後に根元に塗り込むようにすれば色ムラが起こりにくくなります。
白髪があまり目立たない部分を塗る時には、この順番を守るようにしましょう。
サランラップを巻いてカラーリング剤を浸透させる
全ての髪の毛にカラーリング剤を塗り終えたら、頭にサランラップを巻いてカラーリング剤が髪の毛にしっかりと浸透するようにしましょう。
そのまましばらく放置するのですが、放置時間は必ず購入した白髪染めの説明書に記載されている範囲内で行ってください。
しっかり染めたいからと時間を長く置いてしまうと、地肌がダメージを負ってしまう恐れがあります。
ぬるま湯でよくすすぎシャンプー・トリートメントで完成
最後に、カラーリング剤を落としていきます。
この時、冷水や熱いお湯を使用すると色ムラ・色落ちの原因となるので人肌程度のぬるま湯で髪からカラーリング剤が落ち着るまでしっかりとすすぎましょう。
染髪を施した髪の毛はいつもよりもダメージが強く傷みやすいので、シャンプーで何度かよく洗い、トリートメントやコンディショナーで保湿・補修ケアを行ってください。
ここでケアを怠ると髪が傷み、色落ちも早まりやすくなります。
セルフ白髪染めの注意点
最後に、セルフ白髪染めを行う際の注意点について解説します。
カラーリング剤は使用方法を守らないとトラブルの原因となるので、以下の注意点をよく確認して安全・安心な白髪染めを行いましょう。
アレルギーのパッチテストは必ず行う
カラーリング剤にはさまざまな薬品や成分が含まれているので、その刺激でアレルギー反応が表れる場合があります。
症状がひどいと患部がただれる、出血するといった危険な状態になる可能性もあるので使用前には必ずパッチテストを行ってください。
パッチテストは白髪染めの48時間前に行うのが理想とされています。
カラーリング剤を少量だけ混ぜ合わせ、腕の内側に塗り一定時間放置することでアレルギーが発生するかを見る方法となります。
購入した製品の説明書に従って正しい方法でのパッチテストを行いましょう。
家具や浴槽にカラーリング剤がつかないようにする
カラーリング剤が家具や浴槽の床、壁、衣服などに付くと変色の恐れがあります。
白髪染めを行う場合には、床に新聞紙を引いたり汚れない格好をしたりしてカラーリング剤で室内や洋服が駄目になってしまわないように工夫してください。
まとめ
美しい髪の毛は女性にとって永遠の憧れですよね。
自分が白髪が気になる…と感じた時に、自宅で白髪染めができる技術と知識を身につけておけばいつでも美しい髪の毛をキープできます。
ケアが行き届いた髪の毛はそれだけでその女性の魅力を何倍にも引き上げてくれるでしょう。
色ムラなく染め上げた髪の毛で、いくつになっても自信があふれる美しい女性として充実した毎日を過ごしましょう。