頭皮と髪を傷めない!白髪染めの使い方と選び方のコツ
美容室で白髪を染めるにしても、お金や時間の都合でせいぜい1ヶ月に1回くらいという人が大半です。
しかし、白髪は1週間もすれば目立ってきますから、市販の白髪染めを併用している方も多いはずです。
市販の白髪染めについての知識を知っておけば役立ちますから、自分にぴったりな白髪染めを選ぶためにも、市販品の白髪染めの基本について紹介しましょう。
白髪染めで頭皮トラブルを避ける方法
白髪染めで頭皮がピリピリするという方は、正しい白髪染めの使い方ができていない場合があります。
ちょっとしたコツを押さえるだけでも、頭皮のピリピリを防ぐことができます。
白髪染めを頭皮に残さないように
市販の白髪染めは強い染料や薬剤が使われていますから、なるべく頭皮に付かないように染める時に注意するのが大切です。
塗り終わったらしばらく放置して、白髪染めをシャワーやシャンプーなどで落としていきます。
この時、しっかりと白髪染めを頭皮に残さず落としきるというのがポイントです。
シャンプーする前にしっかりと予洗いで、お湯だけで落とせる汚れや染料は落とし切ってしまいましょう。
この手間を省いていきなりシャンプーしてしまうと、染料や薬剤が頭皮に残りやすくなります。
色の付いた水が出なくなるまで予洗いしてあげて、その後シャンプーするのが大切です。
シャンプーもいつも以上に時間をかけて、丁寧に頭皮と髪を洗ってあげましょう。
白髪染め直後のシャンプーの仕方次第で、頭皮と髪の状態が決まってしまいますから、しっかりと白髪染めを残さないようにきれいに洗ってあげましょう。
放置時間はしっかり守る
しっかり白髪を染めたいからと、塗った状態で長く放置してはいけません。
薬剤を塗っている状態が長くなればなるほど、頭皮や髪に負担がかかってしまいます。
クシやハケで丁寧に頭皮に付かないように塗ったとしても、体温で薬剤が広がりますから、頭皮のピリピリにつながってしまいます。
頭皮がかゆくなったりかぶれたりしないためにも、放置時間は必ず守るようにしましょう。
説明書に書かれている時間をしっかりと守って、長く置きすぎないようにするのがおすすめです。
頭皮トラブルなく白髪染めの選び方
ドラッグストアに行くと、数え切れないほどの白髪染めが並んでいます。
頭皮や髪を傷めずきれいな染め上がりになるものを選ぶためにも、選び方のコツを知っておきましょう。
頭皮と髪に優しいタイプ
白髪染めで一番気になるのが、頭皮と髪へのダメージです。
ダメージを必要最小限に食い止めるためにも、頭皮と髪に優しいタイプを選ぶのがおすすめです。
白髪を染めるたびに頭皮がかぶれたりピリピリする方は、ジアミン化合物が原因になっていますから、これが含まれていないものを選びましょう。
色を定着させるための過酸化水素水、その他添加物もダメージの原因になります。
なるべく化学物質や添加物が含まれていない、無添加で頭皮と髪を傷めないタイプを選ぶようにしましょう。
成分表は公式サイトで成分を確認したり、白髪を染める前にパッチテストをするなどして、安全を確かめた上で使うのが大切です。
発色と色持ちがいいタイプ
白髪を染める回数を少しでも減らすためには、1回でしっかり染まってくれて退色しにくく、色持ちがいいタイプを選びましょう。
髪質によって染まりやすさや発色、色持ちのよさは違ってきますが、口コミなどを頼りに選ぶと失敗が少なくなります。
なるべく自分と同じくらいの年代や髪質、肌質の方の口コミを参考にして、これなら納得できるというものをいくつかピックアップしてみましょう。
絞り込んだ2、3の商品を順番に試してみて、一番満足できるものを体験して選ぶのがおすすめです。
口コミチェックを念入りにするだけでも、効果の高い白髪染め選びに役立ちます。
使いやすさにも注目しよう
染まりやすくてダメージが少ない白髪染めでも、使いにくいものだったら染める作業自体がめんどうになってしまいます。
しっかり染まるクリームタイプはムラになりやすいですから、使いやすいという人もいれば使いにくいという人もいます。
手軽にムラなく染まる泡タイプは部分染めには向かないですし、ダメージが気になるという人もいます。
自分にとって使いやすいタイプのものを探してみて、短時間で手間なく染められるものを選びましょう。
染めている時のニオイや液垂れするかどうかも使いやすさを左右しますから、しっかり見極めるのが大切です。
白髪対策に役立つシャンプーのすすめ
白髪を予防し、染めた白髪の色持ちをよくするためには、日々のシャンプーが大きく関係しています。
そんな白髪対策になるシャンプーについて紹介しましょう。
合成界面活性剤で白髪が増える
ドラッグストアで安価に売られているシャンプーには、合成界面活性剤が配合されています。
皮脂や汚れをしっかり通す強い洗浄力がありますから、皮脂などが大量に分泌される若い頃ならいいですが、白髪が気になる年代にとっては洗浄力が強すぎます。
合成界面活性剤や添加物が頭皮トラブルを引き起こしてしまって、メラニンが作られにくくなり白髪が増えてしまいます。
悪者になりがちな皮脂も頭皮の保湿には必要なものですし、洗浄力が強いということはせっかく染めた白髪の色も落ちやすくなります。
適度な洗浄力を持っていて、合成界面活性剤や添加物、シリコンなどが配合されていないタイプを使いましょう。
ノンシリコンのアミノ酸系シャンプー
シリコンは頭皮の毛穴に詰まったり、髪を保護して白髪染めの染料の入り具合が落ちてしまいます。
頭皮トラブルの原因になったり白髪がしっかり染まりにくくなりますから、ノンシリコンシャンプーを使うのがおすすめです。
適度な洗浄力で頭皮と髪を守ってくれるのがアミノ酸系シャンプーです。
頭皮に必要な皮脂は残してくれて、洗浄力も強すぎませんから、染料を落としすぎることなく色持ちをよくしてくれます。
頭皮と髪を傷めない理想の白髪染めトリートメント
最近人気になっているのが白髪染めトリートメントです。
ヘアケア感覚で週に1回使うことができて、徐々に白髪を目立たなくさせてくれます。
プリオール カラーコンディショナー
売り上げ150万個を突破した人気商品で、放置時間がたったの5分ですから手軽に白髪染めができます。
頭皮トラブルを引き起こす塩基系染料が使われていませんし、アレルギーテスト済みですから安心です。
保湿成分がたっぷりと入っていますから、髪にハリツヤを与えてくれて美しく保ってくれます。
徐々に白髪を目立たないように染めてくれて、髪の根元からボリュームアップしてくれます。
レフィーネ ヘッドスパトリートメントカラー
染まりやすさと色持ちのよさが人気の白髪染めトリートメントです。
独自の繊毛技術が使われていて、根元からしっかり白髪を目立たなくしてくれます。
白髪を染めるだけではなく、頭皮ケアやトリートメントなどの効果にも優れていて、髪と頭皮の健康を守ってくれます。
薄毛や抜け毛を予防しながら美しく髪を整えてくれて、髪と頭皮のエイジングケアができてしまいます。
まとめ
老けて見られる白髪をカバーするには、白髪染めは欠かすことができません。
少しでも費用を抑えて髪と頭皮へのダメージなく美しい髪をキープするためには、白髪染めの上手な活用法やコツを実践していきましょう。
自分に合った白髪染めを見つけて、正しく使っていくのが一番重要なことです。
特に頭皮への刺激が気になる方は、徐々に白髪を染めてくれるトリートメントタイプに挑戦してみましょう。