髪の毛にも使える?ホホバオイルを使った髪の毛ケアのやり方
ホホバオイルは、使用用途が広い事に特徴があります。
一般的には肌ケアに使われることが多いですが、肌ケアだけではなく、実は髪の毛のケアにも使えるのです。
でも、どうやって髪の毛にホホバオイルを使えばよいか分からないという方もたくさんいるでしょう。
そこでここでは、ホホバオイルをつかった髪の毛ケアのやり方を紹介します。
おふろ上がりに髪に直接つける
ホホバオイルを使った髪の毛ケアのやり方は、実は色々とあります。
でも、もっとも一般的だと言えるのは、お風呂上りに直接髪の毛につけるという事でしょう。
おふろ上がりに直接髪の毛につけるとまず、ドライヤーの熱から髪の毛を守ってくれるようになります。
髪の毛をコーティングするようになるので、ドライヤーを使ってもあまり髪が傷まなくなるでしょう。
まずそれだけでも良い効果があると言えます。
ですが、もちろん良い効果はそれだけではありません。
ホホバオイルには、水分を閉じ込めるような効果があります。
それが膜になり、水分を閉じ込めていくのです。
髪の毛についた水分を閉じ込めていけば、乾燥しなくなります。
髪の毛は乾燥するとぱさぱさにもなりますし、切れ毛なども生まれやすくなります。
だから、しっかりと保湿できるというのはすごく大きいです。
おふろ上がりは髪の毛が濡れているので、必然的に水分をとじこめやすいのです。
乾く前につけることが大切
おふろ上がりにホホバオイルをつける際には、髪の毛が乾く前につけることが大切になります。
ある程度水気がある状態でホホバオイルをつけて、その後でドライヤーで乾かしていくというのが正しい流れです。
タオルドライをしたまましばらく放っておいて、完全に乾いてからホホバオイルをつけても、いまいち効果は薄いので注意してください。
ただもちろんそれでも意味がないという事はありません。
ホホバオイルには、ビタミンなどの栄養も含まれていますから、その栄養を髪に取り込むことは出来るでしょう。
そしてそんなビタミン類は、髪の毛を健やかに保つためには欠かせないものだったりします。
だから、乾いてからつけてもまったく意味がないということはありません。
でも、濡れている状態でつけてもその効果は得られるわけですから、濡れている状態で付けるのがおすすめです。
トリートメントと一緒につけるのもアリ
ホホバオイルは、実はトリートメントと一緒につけるという使い方もありです。
先の使い方は、完全にお風呂から出てからの使い方でしたが、これは、おふろの中で使うという使い方になります。
トリートメントとあわせて使っていくと、トリートメントにさらに保湿効果をくわえることが期待できますし、そこに栄養分もプラス出来るので、効果的だと言えるでしょう。
ただあまりつけすぎるとどうしてもべたべたして不快になる可能性が高くなるので、あまりつけ過ぎないようには注意が必要です。
つけた後はしばらく放置する
そうしてトリートメントとホホバオイルを混ぜ合わせたものを髪の毛につけたら、そのまましばらく放置するのが正解です。
すぐに洗い流してしまうと、成分がしっかりと髪の毛に浸透していきません。
だから、いまいち効果が出づらくなるでしょう。
せっかくトリートメントにわざわざホホバオイルをつけて使っているのですから、より効果が出やすくした方が良いに決まっています。
なので、しばらく放置するようにして下さい。
ラップをまいて放置すると更によい
そうして放置する際には、ラップをまいて放置するようにするとさらに良いと言えます。
ラップをまいて放置すると、上からパックをすることが出来るようになるので、よりしっかりと成分が浸透しやすくなります。
また、おふろで放置する際には、おふろの湯船の中で待つことになるでしょうが、ラップでパックをしておけば、湯船の中で汗をかいたりしても、トリートメントとホホバオイルを混ぜたものが汗でながれて湯船にはいったり、目にはいったりすることを防ぐことが出来るようになります。
そういうメリットもあるので、ラップをまいて待つのはすごくおすすめです。
頭皮に使うのも良いケアになる
髪の毛ケアとしてホホバオイルを使う使い方としては、頭皮に使うという方法もあります。
髪の毛が傷んだりしてしまう原因は、髪の毛だけにあるとは限りません。
というよりもむしろ、髪の毛よりも頭皮にある可能性の方が高いと言えるでしょう。
というのも、髪の毛が成長する時というのは、頭皮から髪の毛に栄養がおくられてきて成長していきます。
髪の毛を健やかに保つことも成長の一つと言えるので、頭皮から送られてくる栄養がないとそれも難しいでしょう。
だから頭皮の状態が悪くなると、髪の毛は傷んでしまうのです。
そんなことがあるので、ホホバオイルで髪の毛ケアをしようと思ったら、頭皮に使うのもありなのです。
頭皮への使い方
では、髪の毛ケアとして頭皮にホホバオイルを使う時には、どのようにして使えば良いのでしょうか?
それは決して難しい事ではありません。
ホホバオイルを数滴出してそれを各指の指先につけます。
そして指の腹で頭皮を持ち上げるように、あちこちをもみこんでいくのです。
色々なところに指を置き、色々なところをそうして動かしていけば、それで頭皮ケアは完成です。
血行が良くなるのと殺菌効果が効く
こうしてホホバオイルを揉みこんでいくのは、何が効くのでしょうか?
まず揉みこんでいくことによって、ホホバオイルの成分が頭皮の中に浸透します。
さらに、揉みこむ動作がマッサージになるので、マッサージ効果も加えられます。
するとその2点によって頭皮の血行が良くなるでしょう。
血行が悪いと栄養が流れなくなり、頭皮の状態は悪くなります。
でもこうして頭皮の血行を良くすると、栄養が流れるようになるので、髪の毛への良い影響期待できます。
さらにホホバオイルには殺菌効果もあるので、頭皮にある良くない菌などもこれで殺菌できるでしょう。
するとそれが塞いでいた毛穴のつまりなどが改善されて、頭皮の状態が良くなります。
ホホバオイルを髪の毛ケアに使う際の注意
ホホバオイルを髪の毛ケアに使う使い方は、以上の3つになります。
ただ、こうした3つの使い方でケアしていく際には、注意点もあります。
それが、つけすぎないようにするという事です。
基本的にどんなケアをする時にもつけすぎるのは良くありませんが、特に頭皮ケアの場合は良くないと言えるでしょう。
頭皮ケアをする際にホホバオイルをつけすぎると、それが逆に頭皮の毛穴をふさいでしまう可能性も出てきます。
そういう風にそれが頭皮の毛穴をふさいでしまうと、結局髪の毛に栄養が行き届かなくなります。
だから、せっかくしたケアが逆効果になってしまうでしょう。
それはすごく勿体ないので、つけすぎないようには注意してください。
適量はどのくらいか
とはいっても適量がどのくらいか分からない方もいるでしょう。
だいたいホホバオイルを髪の毛ケアで使う時の適量は3滴から5滴くらいになります。
これくらいを目安に出してケアしていってください。
まとめ
ホホバオイルは髪の毛のケアとしても効果的に使えるわけですから、是非こうして髪の毛にも使っていってください。
なかなか髪の毛のケアなんてこうした手の込んだことはしないという方も多いかもしれませんが、髪の毛はすごく傷みやすいところですし、そこが痛むとすごく不健康に見えます。
なので、しっかりとケアしていってください。