ホホバオイルでヘアケア!髪や頭皮への2つの効果と3つの使い方
あなたはホホバオイルというオイルをご存知でしょうか?
「肌の手入れとして使われているのは知っている」という方もいるかと思いますが、ホホバオイルは髪のケアにも使うことができます。
つまり、ホホバオイルはヘアオイルとして使用することができるのです。
ここでは、髪のケアにホホバオイルを使う効果や使い方を解説していくので、ホホバオイルでの髪のケアに興味のある方は参考にしてみてください。
目次
ホホバオイルの原料はホホバの種子
「そもそもホホバオイルの原料って何?」と思う方もいることでしょう。
ホホバオイルの原料が分からないと、使う気がしないという方もいますよね。
そこで、まずはホホバオイルの原料にについて解説していきます。
ホホバオイルとは、その名の通り、「ホホバ」という植物の種子を原料にしており、ホホバは厳しい環境下である砂漠地帯で生きている植物です。
ホホバオイルは、ホホバの種子から摂った植物性のオイルで、髪やお肌に浸透しやすく、馴染みやすいオイルです。
ホホバオイルは「ワックスエステル」という成分を主としており、人間の皮脂にも多く含まれている成分なため、人間の肌や髪に馴染みやすいのです。
髪やお肌に優しく馴染みやすいので、とても使いやすく、安全性の高いオイルです。
効果1.髪に潤いを与えまとまりやすくなる
乾燥したパサついた髪は美しくありませんが、ホホバオイルを髪に使うことによって髪が潤う効果を期待することができます。
前述した通り、ホホバオイルの主成分は、人間の皮脂にも多く含まれている「ワックスエステル」です。
そのため、肌や髪、頭皮に馴染みやすく、乾燥した髪や頭皮に潤いを与え、保持してくれます。
オイルというと、べたつきが気になるという方もいますが、潤いを与えつつも軽い感じになるため、つけすぎなければべたつくことはありません。
髪がパサパサしているとまとまりにくく、ボサボサになりがちになりますが、ホホバオイルで潤いを与えれば髪にツヤが出て、まとまりやすい髪になります。
クリアホホバオイルなら、ほぼ匂いがしないので、匂いが気になる方にとっては使いやすいでしょう。
効果2.頭皮の毛穴の汚れが落ちやすくなる
髪を美しくするには、髪が生えてくる土台となっている頭皮の環境を整えることは大切です。
頭皮が汚れていると、頭皮環境は悪くなってしまい、美しい髪を生やすことは難しくなります。
そこでおすすめなものがホホバオイルで、ホホバオイルを頭皮に使えば、頭皮の毛穴に入っている取りにくい汚れを浮かしやすくし、汚れが落ちやすくなります。
綺麗に洗ったつもりでも、頭皮の毛穴に詰まった頑固な汚れは落としにくいため、落ちていないことは多くあります。
その汚れが溜まっていき、時間の経過と共に酸化してしまうと、嫌な臭いが発生したり、頭皮環境が悪くなったりなどの頭皮トラブルを起こしてしまいます。
ホホバオイルは肌や頭皮に浸透しやすく馴染みやすいので、頭皮に使うことによって毛穴に詰まった汚れも落ちやすくなります。
毛穴の汚れを除去し、頭皮環境を整えれば、髪が育ちやすい環境になるため、ホホバオイルは育毛の手助けにもなります。
使い方1.洗い流さないトリートメントに混ぜて使う
髪のパサつきやダメージが気になる場合は、洗い流さないタイプのトリートメントに混ぜて使うのがおすすめです。
トリートメントのみを使用する時よりも潤い効果は高まり、髪の水分を保持し、ツヤが出てまとまります。
それほどパサついていなく、ダメージがない場合は、ホホバオイルのみを使ってもツヤのある良い感じに仕上がります。
具体的な使い方としては、髪が乾いている状態、もしくは髪を乾かす前に使います。
まずは、洗い流さないタイプのトリートメントに、1滴か2滴ほどのホホバオイルを混ぜます。
そして、毛先から中間、前髪、トップへと髪に馴染ませていきます。
馴染ませたら、ロングヘアの方はクシを使って髪をとかしましょう。
使い方2.頭皮マッサージに
前述した通り、ホホバオイルは髪に潤いを与えて美しくするだけでなく、頭皮環境を整えるのにも使えます。
頭皮をマッサージする際に使用することで、頭皮の毛穴の汚れを除去する効果や、臭いを防ぐ効果を期待することができます。
では、どのようにして行うのかというと、まずはホホバオイルを適量頭皮につけます。
頭皮を傷つけないように指の腹を使って優しく頭皮マッサージを行います。
そして、時間に余裕がある場合や効果を高めたい場合は、蒸しタオルを頭に巻いて15分ほど置きます。
15分は結構長いので、お湯に浸かりながら待つと良いでしょう。
その後、いつものようにシャンプーして洗い、終了です。
使い方3.ドライヤーで乾かす前に使用する
ホホバオイルを髪に馴染ませると、髪の毛をオイルでコーティングすることができます。
コーティングされることによって、バリアのようの役割をし、ドライヤーから出る熱から髪の毛を守ってくれます。
そのため、ドライヤーで乾かす前に使用すれば、ドライヤーの熱によって髪が傷みにくくなるのです。
具体的な使い方はとても簡単で、適量手にとって手にひろげ、毛先から順々に馴染ませていきます。
その後クシで丁寧に優しくとかし、ドライヤーを使います。
ヘアアイロンを使う前も
ホホバオイルは、ヘアアイロンを使う前につけるのもおすすめです。
ヘアアイロンは熱を使って髪をセットするものですが、高温の部分を髪に当てるため、少なからず髪にはダメージが加わってしまいます。
髪をセットし、綺麗にスタイリングするためにヘアアイロンを使用しているのに、髪が傷んだら残念ですよね?
ヘアアイロンを使用する前にホホバオイルを髪に馴染ませれば、オイルによって髪をコーティングすることができ、髪に加わるダメージを軽減することができます。
ホホバオイルを使う際に注意することとは
ホホバオイルを安全に効果的に使うには、注意することがあります。
その注意することとは、パッチテストを行うこと・つけすぎないこと・保管場所には気を付けることなどです。
では、それぞれ詳しく見ていきましょう。
念のためにパッチテストを
ホホバオイルは肌や髪に優しいオイルで、肌が弱い方でも使えるものですが、念のためにパッチテストを行ってから使いましょう。
その方が安全ですし、安心して使用することができます。
特にアレルギーを持っている方は、パッチテストをしてから使うようにしましょう。
「髪だけに使う人は関係ないんじゃ」などと思う方もいるかもしれませんが、頭皮についたり、毛先が肌にふれてつく可能性があります。
パッチテストを行う時は、目立たない部分である腕の内側に、ホホバオイルを10円玉の大きさくらいつけ、絆創膏を貼って、2日間そのままにして様子を見てください。
つけた部分が赤くなって腫れたり、異常がある場合は使わないでください。
つけすぎないこと
べたつきにくいホホバオイルですが、つけすぎるとべたつきやすくなります。
髪が潤っても、ベタベタしていると美しくありません。
それどころか汚らしく見えてしまうので、つけすぎには注意しましょう。
保管場所には気を付けること
ホホバオイルは半永久的に腐らないものになりますが、質を低下させないためにも保管場所には注意する必要があります。
陽の光が当たらない、25度くらいの常温で保管しましょう。
10度以下の場所に保管していると固まってしまいます。
固まると、使いやすくするために温めて元に戻すのが面倒です。
ですから、固まらないようにするためにも、保管場所には気を付けましょう。
まとめ
ホホバオイルはヘアケアするのに最適なオイルです。
肌や髪に優しい成分が含まれているので安全に使用することができ、髪が美しくなる効果を期待することができます。
使い方や保存の仕方も難しくないので、初心者でも簡単に使用することができます。
もし、ここの記事でホホバオイルに興味をもったのなら、1度試してみてはいかがでしょうか。
参考URL・参考文献・根拠など
https://jp.melvita.com/columns-065,11,2,13677,193690.htm
https://hadalove.jp/jojobaoil-hair-131505