40過ぎからの白髪染め体験記、結構彷徨いました
若白髪というわけではありませんが、40半ば過ぎ辺りから白いものがちらほら見かけられるようになったのは事実です。
40半ばというのが早すぎるのか遅すぎるのか、ちょっと解りませんが出てきてしまったものは仕方がないので、白髪染めを開始したのです。
ほぼすべての白髪染めのパターンは網羅したと思いますので、その体験記を読んでいただけるとうれしいです。
トリートメントタイプやシャンプータイプ以外は、ほぼ体験したのではないかと思っています。
目次
そもそも白髪染めというのは?
考えてみれば白髪染めというのは、親の世代まではまだ使われていなかった時代でした。
笑い話のようですが子供時代には、髪の毛を染めるなんて不良のすること、と真面目に言われていた時代の生き残りの筆者です。
とは言え、成長するに従って、世の中も成長していきましたので、40に差し掛かる頃には白髪染めどころか普通のカラーリングも当たり前の世の中になっていました。
30過ぎからその年代まで海外に出ていましたので、まあそれでも帰国したら黒い髪ばかりだなと思ったのも事実です。
それでもカラーリングしている人が珍しくない時代に入っていたのも、また事実でした。
どうやら髪を染めても色々と言われない世の中になったのだと、ちょっと自身が持てたというか、試してみたくもなりました。
でも何しろ当時、超ロングヘアーだったので美容院で染めてもらうにも嫌がられそうだし、自分で染めるのも大変そうだしで見送っていたのです。
でも見つけてしまった白いもの
しかしある日、ブラッシングしていたら見つけてしまったのです。
白いものがチラホラと、抜けた毛に混じっているではありませんか。
これはついに白髪が出てしまったのかと、ちょっとパニックを起こしたものです。
まあそれでもたくさんあるわけでなし、ロングなので目立たないだろうと甘く見ていたら、そのうち結構増えてきてしまったのです。
そして問題は、ちょっと人の目にさらされるような場所に出なくてはいけない状況になったことです。
これは一念発起して、白髪染めというものをやってみるかと、何故か浮き浮きしてしまった筆者です。
にしても、どういう白髪染めをどこでやってもらえばいいのだろうか、また髪の毛は傷まないだろうかと悩んでもいました。
そんな時に知人から、白髪染めではなくてヘアーマニキュアをしてみたら、と言われたのです。
ヘアーマニキュアは気持ちよかったです
聞いてみたところ、ヘアーマニキュアなら髪のキューティクルの間に入ってくるので、荒れた髪でも逆にサラサラになるというではありませんか。
これはきっと気持ちよく染められるに違いないと、早速仕事場近くの美容院に出かけたものです。
ちょっとドキドキしながら、ヘアーマニキュアをして欲しいとお願いしました。
気の毒なのは美容院のスタッフで、ロングとショートの値段の差がないと言うか、まさかこんな超ロングヘアーの客が来るとは思っていなかったのでしょう。
スタッフ総出で、ヘアーマニキュアをやってくれました。
お値段同じなのに、少々申し訳なかったと今でも思っています。
そして仕上がってみたら、知人の言うとおりサラサラヘアーになっていました。
髪の毛の指通りも良くて、何とも気持ちのいい仕上がりだったのを、鮮明に記憶しています。
色は普通に黒でお願いしたのですが、ピカピカの出来上がりが何とも嬉しかったですね。
残念ながらヘアーマニキュアは長持ちしません
ヘアーマニキュアの注意点は知人からも美容院のスタッフからも、勿論聞いていました。
次の日起きてみたら、枕カバーが残念なことになっていました。
そして悲しいことに、シャンプーのたびにマニキュアが落ちていったのです。
きれいでサラサラの髪の毛は、長持ちはしてくれなかったのです。
それでも1ヶ月ほどなんとか状態維持できたので、その後またもや美容院で染めてもらうことにしました。
市販のものとも思ったのですが、説明書きを読むとロングヘアーの状態で1人で染めるのは、ちょっと難しそうでした。
洗面所がとんでもないことになりそうなのは明らかで、風呂場だったら何とかなりそうでしたが、ついでに身体まで染まりそうだったからです。
また頭皮につかないように自分でコントロールは、かなり難しそうだったからです。
経済的な問題もあって次は市販の白髪染めへ
しかし1ヶ月毎に美容院で染めるのはさすがに、ちょっとお財布に苦しい感じでした。
美容院のスタッフが、市販のヘアーマニキュアはきついかもしれないけど、と前置きしてから教えてくれました。
普通の白髪染めなら1回全部染めれば後は根っこの方だけ自分で、市販の白髪染めで出来るのではないか、ということです。
それはいいかもしれないと、まず美容院で全部を染めてもらって根っこに白いものが見えてきたら、自分でクリームタイプの市販品を使うことにしました。
ウエスト辺りまである超ロングヘアーだったので、そんなやり方になりましたが、ショートだったら自分でも全部やれそうでしたね。
実際その後、髪の毛を短くしてからは。
自分で全部染めるようになれました。
でも超ロングでは、さいしょの1回は毛先まできれいに染めてもらうしか無かったのです。
さすがにヘアーマニキュアほどにはサラサラになりませんでしたが、長持ちという点ではこちらに軍配が上がりました。
枕カバーの問題も、解決できたのは嬉しかったですね。
自分で白髪染め時々美容院で
さて普通の白髪染めの場合はヘアーマニキュアと違って、頭皮近くまで染めても大丈夫なので、自分でやっても失敗が少ないのです。
その為結構頑張って染めていたのですが、それでもいささか洗面所が汚れるのは避けられませんでした。
家人の目が冷たくなると、仕方ないので美容院に染めに行ったりもしたものです。
やはり美容院で染めてもらうと長持ちするような気がしたので、染め方とか見てちょっと勉強もしたものです。
染めた後時間を置く時に、ラップを巻くのも美容院で憶えました。
この頃はすでにショートにしていたので、染めるにも問題なく全体を自分だけで染められるようになっていました。
洗面所の床には新聞紙を敷いて、出来るだけ流れないようにクリームタイプのものを選んで使ったものです。
根っこだけとは言え結構手間もかかるので
根っこだけ染めると言っても、準備や染めの時間は結構掛かるものです。
何か無いかとドラッグストアを探索中に、お出かけの時にさっとひと塗りと言う、マスカラタイプの白髪染めを見つけました。
塗っているとそのうち、だんだんと染まっていくというものです。
また同時に見つけたのが、ヘアースタイリングと一緒に白髪も段々染まるという品物です。
どっちにしようかと悩んだのですが、全体も染められそうな後者にしました。
これもやはりキューティクルの隙間に入って、色を入れていくというタイプでした。
そこそこ染まったのですが、残念ながらキューティクルが結構元気だった髪の毛でしたので、隙間が出来ずに上手く染められませんでした。
こういったタイプの白髪染めは、髪の毛が少々荒れている人にはおすすめです。
荒れた髪の修復と、カラーリングが一緒にできるからです。
そして現在はと言うと
一応あれこれ彷徨って着た白髪染めですが、現在は大人しく普通の市販品のクリームタイプを使用しています。
その後極端にも、超ショートヘアーにしましたので、染めるのも簡単になってくれました。
時間もかからず、洗面所が汚れることも無くなりました。
今でもクリームタイプがお気に入りですが、時々浮気をして液体タイプも使っています。
匂いに敏感なので、できるだけ無臭のものを選んでいるのですが、まあ多少は仕方ないかなと諦めてもいます。
ショートの人は幸いさっと自分でも染められますので、市販の白髪染めがおすすめです。
ロングの人の場合は、プロにおまかせしたほうがいいかもしれません。
そんな結論に達した、筆者の白髪染め放浪記でした。
とか言いつつも、次はトリートメントタイプのものかシャンプータイプのものに挑戦したいかな、とも考えてもいるのです。
まとめ
一通り試してみた結果になった、筆者の白髪染めの体験記です。
人それぞれに髪質などもありますので、一概にこれがおすすめと断言はできません。
しかしある程度の参考になれば幸いです。
髪の毛が元気すぎると上手く染められないのですが、かと言ってあまり疲れている時は休ませてあげるほうが良いというのは、これは共通ですね。
やはり刺激は結構強い白髪染めですので、使用は体調なども考慮に入れてされることをおすすめします。