白髪染め後のトリートメントはどんなものを使えばいい?
白髪染めをした後には、髪の毛はすごく痛んでいます。
だからトリートメントをするのが一般的ですよね。
でも、どんなトリートメントを使っていけばいいのかということは、あまり意識している人は多くないのではないでしょうか?
当然ながら、使うトリートメントによって髪の毛の状態にも差が出てきます。
そこでここでは、白髪染め後のトリートメントはどんなものを使えばいいのか見ていきたいと思います。
そもそもなぜトリートメントが必要なのか
白髪染め後にはトリートメントをするのが一般的ではありますが、そもそもなぜ白髪染めの後にはトリートメントをしないとならないのでしょうか?
それには大きく分けて二つの理由があります。
髪の毛に栄養をプラスするため
先ず一つは、髪の毛に栄養をプラスするため。
白髪染めも、髪の毛の負担になる行為であることは間違いありません。
それはたしかに、すごく明るい金髪にしていきたいとか、そういうわけではありませんので、それと比べるとダメージは大きくはありません。
しかし、ダメージが0かと言われたらそんなこともない。
間違いなくダメージは与えられているものなのです。
だから、そのダメージから髪の毛を少しでも早く回復させてあげないといけない。
では、どうすればそのダメージから髪の毛を回復させてあげることができるのか。
そのために必要なのは、やはり栄養になるんです。
トリートメントには、そうした髪の毛に必要な栄養成分が多く含まれている。
だからそれを使って、髪の毛に栄養を与えていくというわけなのです。
髪の毛にふたをするため
もう一つの理由が髪の毛にふたをするというもの。
白髪染めで色を入れる時には、髪の毛のキューティクルを開いて、その内部に色を入れていきます。
しかし、それが開きっぱなしだとどうでしょうか?
確かに色は入りやすくなりますが、それと同時に出ていきやすいということでもありますよね。
だから、なんとかして色が出ていかないようにしないといけない。
そこで使えるのがトリートメントなんです。
トリートメントには、髪の毛の周りにふたをするような効果があるものがあります。
そうして髪の毛にふたをしていけば、その分だけ色は出ていきづらくなります。
色落ちを防ぐために必要
大きく分けると2つの理由がありますが、ぎゅっとまとめると、トリートメントは白髪染めをした髪の毛の、色落ちを防ぐために必要だということになります。
髪の毛に栄養が不足している状態だと、当然色も抜けていきやすくなります。
そして当然蓋がない状態でも色は抜けていきやすい。
折角お金と時間をかけてした白髪染めも、すぐに落ちてしまっていたのでは意味がありません。
出来ればそれは少しでも長くもたせたいと思うのが普通。
そのためにトリートメントが使えるのですから、それを使わない手はないんです。
洗い流さないタイプのトリートメントがおすすめ
栄養をプラスしていくにしても、髪の毛にふたをしていくにしても、洗い流さないタイプのトリートメントを選ぶのがおすすめになります。
それは、洗い流さないタイプのトリートメントの方が、効果が出やすいということではなく、洗い流さないタイプのトリートメントの方が正しく効果を出していきやすいから。
洗い流すタイプのトリートメントの場合には、使う際に幾つかの問題が生じてきますよね。
例えば、どのくらいの時間それを髪の毛につけていればいいのかという問題。
つけてすぐに流してしまうのではやはり効果も期待できませんが、ではどのくらいの間つけていればいいのか。
それはいちいちはからないといけないのか。
急いでいる時にはどうするのか。
このように、正しく効果を出していくためには考えないとならないことが多いんです。
それに対して洗い流さないタイプのトリートメントの場合にはどうでしょうか?
洗い流さないタイプのトリートメントの場合、つけたままにすればいいだけなので、特別考えることはありません。
ただ普通にそれをつけて、放置していればいいだけです。
なので、圧倒的に正しい効果を出しやすい。
そういうことがあるので、洗い流さないタイプのトリートメントがおすすめになるんです。
両方使うのはあり
ただ、洗い流さないタイプのトリートメントと、洗い流すタイプのトリートメントの両方を使うというのはありです。
洗い流さないタイプのトリートメントでしっかりと効果を出すことができますから、たとえ洗い流すタイプのトリートメントがあまり効果がでなくても、それはあまり大きな問題にはなりません。
そしてもし両方の効果がきちんと出るのであれば、それはそれでより高い効果が期待できますから、それも全然ありですよね。
もちろん、使う二つのトリートメント同士には相性もあるものですから、すべての洗い流すタイプのトリートメントと洗い流さないタイプのトリートメントを合わせて使うことをおすすめするわけではありません。
でも、相性の問題がない場合、合わせて使うのはすごく効果的なのです。
もしそうした相性を考えるのが面倒な場合は、洗い流さないタイプのトリートメントが合っていますね。
シリコンが含まれているトリートメントが吉
実際にトリートメントを選ぶ際には、何を基準に選べばいいでしょうか?
洗い流さないタイプのトリートメントと言ってもそういうものはたくさんありますから、それだけでは判断に迷うところ。
その判断基準の一つとして挙げられるのが、シリコンが含まれているということ。
シリコンというものには、あまりよくないイメージがある方も多いでしょう。
最近ではノンシリコンのシャンプーやトリートメントがもてはやされていますから。
ただこと白髪染め後のトリートメントに関して言えば、シリコン入りのものは、すごく効果的になります。
というのも、シリコンには髪の毛をコーティングする力があるんです。
つまり、髪の毛に蓋をすることができるということ。
蓋をすることができれば、色が落ちていくことはありませんから、シリコン入りのものはすごくおすすめできるんです。
シリコンはシリコンと記載されている
では、このシリコンが含まれているかどうかというのは、どうすれば判断できるでしょうか?
それは、成分を見ればわかります。
というのも、シリコンはシリコンと記載されているんです。
正確にはシリコンではなくてシリコーンと記載されていることが多いですし、そのままシリコーンとだけ記載されているわけではなく、ジメチルシリコーン等、シリコーンの前に何らかの言葉がつくことが多いです。
でもシリコーンという文字を見ればわかりますよね。
だから割と判断はしやすいです。
余計なものが少ないものが良い
後の選ぶポイントとしては、余計なものが少ないものということが挙げられます。
栄養成分に関しては、どのトリートメントにも割としっかりとはいっていることが多いですし、そこまで気にしなくても問題はないです。
それよりも、使うことがダメージになることがないものを選ぶべきですね。
たとえば香料や防腐剤などの余計なものがないものであれば、余計なダメージを与えられることはありません。
まとめ
まとめると、白髪染め後のトリートメントは、余計なものが入っていなくて、かつシリコン成分が含まれている、髪への負担が少ないながらもしっかりと髪の毛に栄養を与えることが出来て、かつ髪の毛にふたをしていけるものが良いということになります。
それでいて、洗い流さないタイプのトリートメントであれば完璧ですね。
そういうものを探してみてください。