塗り方、選び方をマスター。リキッドファンデーションの使いこなし方
メイクをするときに欠かすことの出来ないファンデーション選びは、仕上がり具合を左右する重要なアイテムです。
パウダー、クリーム、リキッドなど様々な種類がある中で美容成分も配合されているリキッドファンデーションは、カバー力が高くメイク初心者さんでも扱いやすく普段のメイクに取り入れやすいファンデーションです。
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リキッドファンデーションとパウダーの違い
リキッドファンデーションは、肌に塗った後に仕上げにルースパウダーを乗せて完成させることが多い、ベースの液状ファンデーションです。
油性成分を液状にしたもので、肌に馴染みやすく瑞々しい印象を与えることが特徴と言えます。
一方、パウダーファンデーションは、下地でベースを整えた後に、そのままパウダーをブラシにつけて肌に乗せていきます。
ふんわりとした柔らかい印象を与えるの事が出来ます。
どちらも、塗り方や使い方で仕上がりの雰囲気はかわりますが、これからの肌が乾燥する季節にはリキッドファンデーションがぴったりです。
リキッドファンデーションのメリット
肌への密着性はとても高く、フィット感のあるリキッドファンデーションは、これからの季節で乾燥やつっぱり感が気になる方には特におすすめできるファンデーションです。
液状なので、不器用さんでもムラになりにくく薄く伸ばすことができるので、使いやすさは色んなファンデーションの中でも一番良いです。
みずみずしい仕上がりで、肌の透明感を際立たせ明るく見せるレフ板のような効果も期待できる優れものです。
リキッドファンデーションのデメリット
パウダーファンデーションのように、崩れてきたところを簡単にお直しすることができないところが難点です。
リキッドファンデーションの上からのルースパウダーで、誤魔化して分かりにくくすることは出来ますが、リキッドファンデーションから塗り直すことは外出先ではほぼ無理だと思ってください。
ただし、リキッドファンデーションは崩れにくいので1日お肌に綺麗にファンデーションが乗っていることも少なくありません。
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ブルへ?イエベ?自分のベースカラーを知る
リキッドファンデーションはパウダーファンデーションに比べると、塗った部分との境目がはっきりしやすい特性があります。
その為、あらかじめ地肌に近い色を選ぶ必要があり、その中でもっとも大切なのは自分のベースカラーを知ることです。
日本人イエローベースのいい女と言われるものが多いのですが、欧米人に多いブルベと言われるブルーベースの方も存在しています。
ベースカラーの診断方法
ベースカラーの診断方法はいくつかありますが簡単なものですぐ診断できる方法に下記の3つがあります。
○手首を裏返し血管の色を見てみてください。
- 青…ブルーベース
- 緑…イエローベース
○白目の色がどっちよりなのかを見る
- どちらかというと青より…ブルーベース
- どちらかというと緑より…イエローベース
○自分に似合うアクセサリーはゴールド?
それともシルバー?
- ゴールド…イエローベース
- シルバー…ブルーベース
自分のベースカラーを見分けることができたでしょうか。
ベースカラーを知ることで、リキッドファンデーションの色選びが格段にしやすくなります。
ファンデーションのベージュの中にも種類が3タイプあり、その種類を選ぶ基礎になります。
イエローベースのおすすめ色
イエローベース(イエベ)の肌は、全体的にくすんで見えてしまいます。
オークルベージュ系を選ぶことで、肌のトーンアップが促進されて生き生きとした明るい印象を与えることができます。
ブルーベースのおすすめ色
断然「ピンクベージュ」がおすすめです。
ブルーベース(ブルベ)は、血色が良くみえにくく、顔色が悪く見えやすい傾向があるので、柔らかいピンクベージュを使うことで、肌全体が明るく見せることができます。
リキッドファンデーションの優秀なカバー力
どんなに気をつけて紫外線の対策をしていても、目元やほほに現れてくるシミやソバカスですが、今以上に増やさずに素肌をケアしながら、カバー力のあるファンデーションを探している方は多いです。
リキッドファンデーションには、パウダーファンデーションには勝ることのできないカバー力があります。
液状で、テクスチャも、重めから軽めまで幅広く種類があるリキッドファンデーションですが、どれにも共通しているのは水分量や油量が多いことです。
肌に吸い付くように密着していくので、しっかりとフィットしシミやソバカスを目立たなくするカバー力に優れています。
リキッドファンデーションは3通り塗り方で仕上がりの違いがでる
リキッドファンデーションには手の指を使って伸ばす方法、スポンジを使って塗る方法、またブラシを使う方法の3通りの塗り方があります。
朝の忙しいときの時間短縮や、デートメイクなど時々によって塗り方を変えることで仕上がりの雰囲気や顔の印象も変わるので、シーンに合わせて塗り方も変えるとメイクをより一層楽しむ事ができます。
指で伸ばすと、細かいところまでカバーできる
パール2個分のリキッドファンデーションを、手の甲に載せて、少しずつ指にとりTゾーンから順に伸ばしていきます。
気になるシミや小鼻などに、直接指でトントンと塗り込むことができるのが利点でポイントをしっかりと集中的にカバーする事ができます。
また、自分の指の感覚で作業するので、難しいテクニックは必要なく誰でも上手に塗れ、肌への刺激を最小限に抑えることができるのも良いところです。
仕上がりは、細かいところまで薄く塗ることができるのでナチュラルです。
ただ、手や指が汚れてしまうので急いでいるときは億劫に思うともあります。
スポンジを使用する
慣れるまでには少し時間がかかりますが、スポンジを使いこなせるようになると、ムラのない綺麗な肌を作ることができます。
ファンデーションの量も少なく、肌に均一に塗るので厚塗りにならずに陶器のような仕上がりになります。
1度ファンデーションを染み込んだスポンジは、その都度綺麗に洗浄する必要がありますが、最近では使い捨てのスポンジもリーズナブルな価格で販売されているので、洗うのが面倒な方は使い捨でも十分です。
スポンジの形も多種多彩なので、気になる部分にフィットしやすい形状を選ぶことをおすすめします。
ブラシを使う
あまり知られていませんが、リキッドファンデーションもブラシで塗ることができます。
ブラシの使い方に慣れると、プロのような毛穴もシミも目立たないつるんとした綺麗な仕上がりになります。
満足ができる仕上がりを得るには、かなり練習が必要で、また、専用のブラシやブラシの汚れ落としなどコストがかかるので、リキッドファンデーションを初めて使用される方には不向きの方法です。
リキッドファンデーションを塗り終わったら、フェイスパウダーを最後に肌にのせることでサラッとした質感になります。
ペタペタする感覚が苦手な方は、フェイスパウダーやルースパウダーで仕上げる方法があります。
まとめ
リキッドファンデーションは、自分のベースカラーに合わせたカラー選びと塗り方をマスターすることで、ナチュラルな透明感のある肌に仕上げることができます。
高価なものだけではなくプチプラ商品も多く手に入れやすいコスメアイテムなので、ファンデーションで悩んでいる方は一度リキッドファンデーションに挑戦してみてください。