BBクリームを使用する際の重要なポイント！ ニキビの方は要注意
BBクリームは、ニキビやそばかすを目立たなくさせる化粧品として有名ですが、ニキビの上から塗る際には注意すべきポイントがいくつかあります。
その注意すべきポイントを知っておかなければ、BBクリームを使用する事によってニキビを悪化させる可能性があるのです。
そのような事にならないために、ニキビの方がBBクリームを使用する際に注意すべきポイントを紹介しましょう。
BBクリームに含まれている合成界面活性剤
BBクリームの種類によっては、合成界面活性剤というものが含まれている化粧品があります。
この合成界面活性剤はニキビを悪化させる事に大きく関係していると言われているので、合成界面活性剤について詳しく説明しましょう。
多くの分野で使用
合成界面活性剤は、化粧品だけでなく様々な分野で使用されているものです。
その分野とは、歯磨き粉・洗剤・調味料などで使用されているので、私たちにとって馴染み深いものになります。
馴染み深いものであれば安全のように思いがちですが、この合成界面活性剤によってニキビが悪化する場合があるのです。
そのため、合成界面活性剤が含まれている化粧品は出来るだけ使用しないほうが良いのです。
ニキビを悪化させる合成界面活性剤は、水と油を混ぜる事によって、化粧品に含まれる成分を皮膚に浸透させるために使われています。
合成界面活性剤は、化粧品のコストを下げるために使われていた経緯がありました。
しかし、お金をかけても良いから肌に優しい化粧品を求める女性が増えた事によって、合成界面活性剤を使用しない化粧品が増えてきたのでしょう。
肌に大きなダメージ
ニキビを隠すためにBBクリームを使用したのに、そのBBクリームによってニキビが悪化しては、使用する意味が無くなってしまいます。
この合成界面活性剤は、肌へ与える負担が大きくて、使用を続けたら肌荒れを起こす可能性があります。
所が、合成界面活性剤の全てが肌に悪い訳ではありません。
もしも、全ての合成界面活性剤が悪影響を与えるものであれば、様々な分野で使用出来る訳もなく、使用を禁止されるでしょう。
悪影響を与える合成界面活性剤として有名なのが、ラウレス硫酸アンモニウム・ラウリル硫酸ナトリウム・スルホン酸ナトリウムなどがあります。
あまり合成界面活性剤について過敏に反応する必要はありませんが、ニキビを治したいと考えている方は、出来るだけ合成界面活性剤が使用されていないBBクリームを使用したほうが良いでしょう。
ニキビを悪化させる成分
肌に優しいBBクリームを探している場合には、オキシベンゾン－３・ｔ－ブチルメトキシジベンゾイルメタン・メトキシケイヒ酸エチルヘキシルが含まれていないBBクリームを探す必要があります。
この3つの成分は紫外線吸収剤であり、紫外線から肌を保護する代わりに、肌荒れを起こす可能性があるのです。
オキシベンゾン-３
オキシベンゾン-３は、日焼け止め成分として化粧品によく使われています。
この成分は石油由来の紫外線吸収剤で、アルコールやオイルに溶けやすいのですが、水にはあまり溶けない特徴を持っています。
オキシベンゾンには、他にも様々な種類がありますが、化粧品によく使われているのがオキシベンゾン-３です。
オキシベンゾンは毒性が強くて、肌に負担をかけることによって、肌アレルギーを起こす方がいるのです。
そのため肌アレルギーを起こしやすい方やニキビのある方は、オキシベンゾン-３が表示されている化粧品は使用しないほうが良いでしょう。
ｔ－ブチルメトキシジベンゾイルメタン
ｔ－ブチルメトキシジベンゾイルメタンは、オキシベンゾン-３と同じ紫外線吸収剤なのですが、オキシベンゾン-３より刺激が少ないと言われています。
そのため肌アレルギーを起こしやすい方は、オキシベンゾン-３よりｔ－ブチルメトキシジベンゾイルメタンが含まれている化粧品を使用したほうが良いでしょう。
ただし、刺激が少ないとは言え、肌アレルギーを起こす可能性はゼロではないので、出来れば使用は避けたほうが良いです。
メトキシケイヒ酸エチルヘキシル
メトキシケイヒ酸エチルヘキシルは、紫外線吸収剤のなかで特に使用されている成分です。
その理由として考えられるのが、紫外線吸収剤のなかでは毒性が最も弱いというのが大きいでしょう。
ただし、このメトキシケイヒ酸エチルヘキシルは、独特の匂いがある上に粘り気があります。
そのため、メトキシケイヒ酸エチルヘキシルが含まれている化粧品を好まない方もいるかもしれませんが、紫外線吸収剤のなかで毒性が弱い事からメリットの多い成分と言えます。
ニキビを悪化させないBBクリーム
BBクリームのなかには、ニキビを悪化させるものもあれば、ニキビが悪化しない商品もあります。
ニキビを悪化したくないBBクリームを探している方のために、ニキビを悪化しない商品を2種類紹介しましょう。
DR.&CO BBクリーム
数多くあるBBクリームのなかでも、特におすすめなのが『DR.&CO BBクリーム』です。
このBBクリームは、モデルである『山田るこ』さんが紹介している商品で、多くの女性から注目されています。
DR.&CO BBクリームは、ノンコメド処方ですから、肌荒れの方でも安心して使用する事が出来ると言われています。
このノンコメドというのは、ニキビが出来にくい成分を使用している事なので、ニキビのある方に合った商品と言えるでしょう。
DR.&CO BBクリームは、オイルフリーの優しい商品であり、男女問わず兼用して使う事が出来ます。
そのため家族でニキビに悩んでいる方が複数いる場合には、共同で使う事も出来るのです。
セパルフェザモイスチャーBBクリーム
肌に優しいBBクリームで有名なのが『セパルフェザモイスチャーBBクリーム』です。
このBBクリームは、ケミカル成分を排除して、毛穴詰まりを防ぎやすくなるように作られました。
そのため、毛穴詰まりによってニキビが発生する可能性が低下する事が期待できます。
その他にも、植物由来のスキンケア成分で、化粧品なのに美容成分が含まれているのです。
その美容成分は、ざくろ果実エキス・ゴウゴン根エキス・アロエベラエキス・セイヨウオオバコ種エキス・マカデミア種子エキスなどが含まれており、美容成分が含まれている化粧品を探している方におすすめの商品になります。
これだけ肌に優しい成分が含まれているので、ニキビの上から塗っても、ニキビが悪化する危険性は少ないのです。
クレンジングが重要
BBクリームを使用してニキビが悪化する可能性として見逃せないのが、クレンジングです。
どのような化粧品でもクレンジングに失敗したら、ニキビが出来てしまいます。
そこで、BBクリームを使用してもニキビが悪化しないために、クンジングの種類やニキビになる原因について説明しましょう。
クレンジングに使用する種類
クレンジング商品には、ミルクタイプ・オイルタイプ・ローションタイプ・シートタイプの4種類があります。
このなかで、ニキビが悪化しやすいのがローションタイプとシートタイプです。
この2種類のクレンジング商品は、メイクが落としづらくてアルコールが原因でニキビを悪化しやすくなります。
そのように考えたらニキビの方は、肌に優しいミルクタイプもしくはオイルタイプを使用したほうが良いでしょう。
ただし、ミルクタイプやオイルタイプでもBBクリームを全て落としきれなかったら、ニキビが悪化する事があるので注意して下さい。
メイクを落とせなかった場合
BBクリームやファンデーションを落としきれなかったら、なぜニキビが悪化するのかと言えば、それは『アクネ菌』が大きく関係しています。
BBクリームやファンーデションを落としきらなかったら、毛穴をふさいでしまって、毛穴を詰まらせる事になります。
その詰まった毛穴にアクネ菌が繁殖してしまい、炎症を起こしてニキビになったり、ニキビを悪化させたりするのです。
まとめ
BBクリームを使用する事によって、ニキビを悪化させる場合がありますが、正しい種類や方法を知っていればニキビを悪化する事を抑えながらBBクリームを使用する事が出来ます。
BBクリームのなかでも『DR.&CO BBクリーム』や『セパルフェザモイスチャーBBクリーム』は、肌に優しいBBクリームなので、ニキビが悪化しやすい方はこの2種類のBBクリームを試してみましょう。