リキッドファンデよりも優秀?乾燥肌こそBBクリームがおすすめな理由と目から鱗の使い方6つ
もはや使ったことがない人はいない!?
BBクリーム。
BBクリームは韓国コスメから火が付いたことから、発祥は韓国と思われる方もいますが、実はその発祥は「ドイツ」です。
しかも、皮膚科クリニックのピーリングなどで一時的に傷ができてしまった状態のお肌のために生まれた、いわば「ドクターズコスメ」なのです。
BB=B(Blemish) B( Balm)=傷を修復するという意味があるのです。
角質を除去したデリケートな皮膚を紫外線などから保護しながらも、肌を再生させる機能を持つファンデーションとしてBBクリーム開発されました。
手術後のデリケートなお肌をカバーしながら整えることができる美容液とファンデーションのいいとこどりをしたようなものなのです。
そんなBBクリームがなぜ韓国で火が付いたかというと、美容大国であるがゆえ、手術後でも使えるやさしさと、傷を修復する効果が口コミで広がりまたたくまに人気になったというわけです。
今や、お肌が敏感な人だけでなく忙しい女性の「時短コスメ」としても定着しつつあるBBクリームですが、乾燥や小じわがカバーしきれずお悩みではありませんか?
乾燥が気になる人こそ試してほしい!
その理由と効果的な使い方をご紹介します。
乾燥肌にこそBBクリームを使ってほしい理由
乾燥肌の方のほとんどは、リキッドファンデを選んでいるのでは?
確かに、パウダーファンデよりリキッドファンデのほうが乾燥しにくくうるおいが保てるイメージですが、そんな方にこそ試してほしいのがBBクリームなのです。
リキッドファンデとBBクリームって何が違うの?
確かに見た目はそっくりなこの2つですが、中身には大きく違いがあります。
BBクリームは美容液・日止め止め・コンシーラーなど1本で多機能な効果があり、下地などを塗らずにスキンケア後にこれ一本でメイクを完成することができます。
リキッドファンデは、下地やコンシーラーとの併用が必要なので、プロ向きではありますがこれ一本で仕上げようとすると色むらができたり厚塗りになってしまう可能性もあります。
乾燥肌の人が、リキッドファンデを使って色むらや厚塗りになってしまうと、乾燥による崩れや、よれやすくなり小じわなどがより目立ちやすくなってしまいます。
BBクリームを使えば時短を叶えつつも、仕上がりの綺麗なお肌に仕上げることができます!
塗り方も重要!乾燥肌の人がBBクリームを使いこなすコツ
BBクリームは比較的伸びがよいものが多く、どんなお肌の人でも使いやすいのが特徴です。
しかし、乾燥肌の人はお肌のもともとのお肌の油分が少なく、普通肌の人よりも伸びが悪く厚塗りになってしまう・・ということもあります。
大事なのは、BBクリームを「塗る前」のスキンケア
油分が少ない乾燥肌の方は、塗る前のスキンケアを重視しましょう。
化粧水をたっぷりと入れて、小じわがきになるところには美容液を。
そしてクリームや乳液で保湿してすべりをよくしておきましょう。
そうすることで、BBクリームがするするとなじみ、まるで素肌の上にもう一枚お肌のベールをかけたような仕上がりに!
たったこれだけで、自然な美しい仕上がりを叶えられますよ。
使う量はパール粒大1個!
厚塗りにならないためには使う量もとても重要です。
つい伸びが悪く、たくさんの量を塗ってしまっていませんか?
延びが悪いとどうしても使う量が多くなってしまいがちですが、出す量はパール粒一個分が目安。
「えっこれだけ?」と思いますが、始めから多く出しておくのではなく、足りなければ後で足すことを意識しましょう!
顔の中心から点々‥と置き、その後伸ばしていく
塗るときのポイントは、顔の中心から。
いきなり伸ばすのではなく、まずは点々と置いていきましょう。
顔の中でも特にカバーしたいのは、正面から見えている顔の中心部分。
特に目の下の三角ゾーンや鼻の毛穴、口回りのくすみ部分です。
むしろここがカバーできればお顔は一段と綺麗に見え、ほぼカバーはできたといっても過言ではありません!
まずはこの「顔の中心」に点置きし、優しく叩き込みながら伸ばしてみて下さい。
あまったものでおでこ、首の境目に伸ばしていきましょう。
たったこれだけ!
自然になじみ、お顔が一段トーンアップしたような仕上がりになっていたらばっちりです。
輪郭部分に足りない!
となっても自然なシェーディングが生まれるので気にしなくても大丈夫です。
気になるところは少量とってカバーを
全体に薄く伸ばせたら、全体をチェックし、よりカバーしたいところには、少量を「のばす」のではなく「叩き込む」ようになじませてみて下さい。
そうすることでより高いカバー力がうまれますよ!
重ね付けしてもよれにくく、素肌のように自然になじむところがBBクリームのよいところです。
より乾燥が気になるor自然に仕上げたい方へ
この塗り方でも十分綺麗に仕上がりますが、どうしても乾燥してしまう、またはより自然にしたい!
という方へおすすめの使い方をご紹介します。
乳液とBBクリームを1:1でまぜる!
基本のスキンケアでお肌を整えた後、お手持ちの乳液とBBクリームを1:1で出し、よく混ぜます。
後は同じように塗るだけ。
BBクリームにはもともと保湿効果があるものが多いですが、さらに乳液と混ぜることで潤い効果をプラスしながらもより自然に仕上げることもできるのです。
乳液とBBクリームの割合はお好みで変えてください。
少し粘度のある乳液の方が、混ぜやすくお肌になじませやすいかもしれません。
ツヤが欲しい人は、化粧用のオイルをプラス!
乾燥して小じわが気になる…という人はオイルをプラスするのもOK。
スキンケア直後にオイルをのせると、その後上にのせたBBクリームがよれて、うまくのせることができない可能性があるので、BBクリームを伸ばした後、オイルをほんの少量(1滴)小じわが気になる目の下に静かにやさしくなじませます。
自然なつやが生まれ、今はやりの「つや肌」の完成!
おすすめのオイルはメルヴィータ ビオローズ タッチオイル ¥1,500
BBクリームの選び方で悩んだら…
BBクリームの選び方が分からない!
という方も多いですよね。
リキッドファンデだと、色選びは肌の色や首の色と合わせて・・・とかなり慎重に選ばないと顔全体に塗ってみて「あ~失敗かも」なんてことになりがち。
でも、大丈夫!
リキッドファンデとBBクリームは根本がまず違います。
「色」で選ぶのではなく、仕上がりイメージで選べばいいので色選びも簡単です!
どういうことかというと・・・BBクリームには、もともと美容液や下地・日焼け止めクリームにファンデーションの色が混ざったものです。
大体どこのブランドのものでも、明るめのトーンと暗めのトーンの二種類しか色がないですよね?
どちらを選べばいいんだろう・・・と迷ったら
「仕上がりを明るく見せたい」…明るめの色
「カバーを重視したい」…暗めの色
を選びましょう。
たったこれだけなのでとても簡単ですね。
BBクリームの仕上げはどうすればいいの? と悩んだら
BBクリームを塗ったら迷うのがその仕上げ方法。
リキッドファンデーションを塗ったら、ルースパウダーなどで抑えるのが一般的です。
BBクリームで綺麗に仕上がっても、崩れるのが心配…という方は仕上げにルースパウダーなどのパウダーをはたくのもokです。
ただここでポイントが!
顔全体にパウダーをたっぷりのせるのではなく、崩れが気になるところだけ「少量」のせることが大切です。
せっかくBBクリームを塗ったのに、パウダーをたっぷりのせてしまうとせっかくの潤い感がなくなってしまいます。
特に小じわが気になる目の下などは、パウダーをのせることでシワに入りやすくなってしまいます。
パウダーは、小鼻・おでこ・あごのみに少量のせましょう。
ルースパウダーについている付属のパフではなく、ファンデーションブラシの方が量も調節しやすいので、よりおすすめです!
まとめ
いかかでしたか?
今までBBクリームに満足できなかった乾燥肌の人にこそ見直してほしいBBクリームの使い方やプラスワンポイントでさらにメイクの質を上げるコツを紹介しました。
●BBクリームは使い方ひとつでより素肌のように美しく乾燥知らずに・より乾燥をカバーしたいばあいは、乳液やオイルをプラスして、BBクリームを使いこなせなくて、お蔵入りになりかけていた方もぜひこの機会に使ってみて下さいね!