脂性肌は毎日のアレが原因だった! 脂性肌におすすめの化粧水とは?
通称「オイリー肌」と言われる脂性肌は年中べたつきが気になるし、気が付けば鼻の頭がいつもテカテカしていたりニキビなどの肌トラブルも多くなりがちなものです。
そんな気になる脂性肌の改善には、毎日のスキンケアや生活の改善がポイントとなります。
またスキンケアで欠かせない化粧水はどんなものがおすすめなのでしょうか?
女性の大敵!脂性肌
脂性肌は男性ホルモンのせい!?
脂性肌では肌の皮脂の分泌が過剰になっている事があげられます。
肌の皮脂の分泌には男性ホルモンの一種であるアンドロゲンやテストステロンが関係するのですが、「男性ホルモンだから女性は関係ないでしょ?」と思いきや実は男女ともに分泌されています。
男性ホルモンの分泌が何らかの理由で増加すると、肌の皮脂を分泌する皮脂腺の数を増やしたり、皮脂の合成・分泌を促進してしまいます。
結果的としていつも肌のべたつきが気になる脂性肌になってしまうのです。
脂性肌はこんなことが困る
脂性肌だと洗顔してスキンケアした直後は肌がスッキリとしていますが、時間の経過とともに皮脂がどんどん分泌されて気が付けば肌がべたべた、ギトギトな状態になりがちです。
朝に化粧をしても昼頃になると鼻や頬のテカリが気になって、メイク直しの為に頻繁に化粧室に駆け込む面倒さがあります。
脂性肌では特に皮脂の分泌が多い小鼻やTゾーンなどの毛穴の汚れが気になり。
頑固な黒ずみにもなってしまいがちです。
さらに過剰な皮脂が毛穴のつまりになったりニキビの発生へとつながるので、美肌とはかけ離れてしまうケースも多く脂性肌の多くの人を悩ませてしまいます。
間違ったケアが脂性肌を加速させる!
過剰な洗顔
脂性肌の人は「洗顔をしっかりしないとべたつきが取れた気がしない」「洗ってもすぐに脂が気になるから1日何回も洗顔する」なんてケースもしばしばあります。
確かに洗顔をした直後は肌表面の皮脂が取り去られていますが、多くの場合はすぐにまた皮脂が気になるという結果になります。
というのも洗顔をすると確かに気になる皮脂は洗い流せるのですが、過剰な洗いすぎは肌に必要な皮脂までも取り去ってしまいます。
皮脂には肌の潤いである水分を蒸発させずフタをするという役割があり、そんな皮脂が無くなった状態では肌の水分が蒸発して乾燥を招きます。
肌の乾燥が起きると不足した皮脂を補うためにさらに皮脂を分泌してしまい、結果的にさらに肌が脂っこくなるという負のスパイラルが起きてしまいます。
スクラブでの過剰な刺激
脂性肌だと皮脂分泌が特に多い小鼻やTゾーンなどの毛穴詰まりや黒ずみが気になり、定期的にスクラブ入りの洗顔やマッサージ剤などで肌を手入れしている人も多いですよね。
適度な頻度だと良いですが気になるからと言って毎日のようにスクラブで肌をこすっていると、肌の潤いや外部刺激から守る角質層がどんどんダメージを受けていきます。
角質層がダメージを受けると肌の潤いが失われ皮脂の過剰分泌に繋がるだけでなく、肌のバリア機能のダウンへつながり肌トラブルの原因にもなってしまいます。
保湿不足
べたつきが気になるから洗顔後に化粧水や乳液をしっかりと塗らずにいると、肌は乾燥状態になり結果的に皮脂の過剰分泌に繋がってしまいます。
さらに化粧水は付けるけれど「乳液や美容液を付けるとベタベタするからイヤ」という脂性肌の人もいますが、化粧水だけではせっかくの潤いが蒸発してしまうのです。
脂性肌の改善はココがポイント!
保湿はしっかり!
脂性肌を加速させる乾燥を少しでも抑える事が脂性肌の改善の近道と言えます。
洗顔は1日数回もせず、朝・夜だけでとどめておきましょう。
洗顔の時には肌をむやみにゴシゴシとするのではなく、モコモコに洗顔料を泡立てて顔を泡で包み込むように洗うとしっかり汚れは取りながら潤いを残して洗い上げる事が出来ます。
泡立てが苦手という人は、専用のグッツや泡立てネットを使用すると良いでしょう。
スクラブでのケアは週1で
肌の潤いを守る角質層のダメージを減らす為にも、スクラブ入りの洗顔やグッツなどでのケアは多くても週に1回にしましょう。
スクラブを使用する際も肌をゴシゴシこすらず、顔の肌に手を滑らせるように優しくケアしましょう。
スクラブでのケア後は普段よりも肌が乾燥しやすい状態になっているので、いつも以上に保湿を心がけましょう。
生活習慣を見直す
一見関係ないのではと思う生活習慣も実は脂性肌の原因にもなります。
夜更かしや不規則な生活、ストレスなどで毎日のリズムが崩れると、ホルモンバランスの崩れにもつながります。
ホルモンバランスが崩れるという事は皮脂分泌に関係する男性ホルモンのバランスも崩れるという事なので、脂性の原因になります。
他にも食事で洋食や中華、揚げ物、生クリームやバターを使用した洋菓子などをたっぷり食べていると体外から取り入れる脂が多くなり、皮脂の分泌を加速させることに繋がります。
毎日の生活の中でも皮脂分泌を促進しないように、規則正しい生活でヘルシーな食事をすることが必要と言えます。
自分に合ったスキンケア商品を選ぶ
保湿が重要と言っても元々脂性肌の人が自分に合っていない化粧水などのスキンケア商品を使用すると、すぐにテカったり肌が脂っぽくなってしまいます。
脂性肌向けのさっぱりとした使い心地のスキンケア商品を選んだり、肌のサラサラ感を保つ成分が含まれいるものなどを選ぶようにすると良いでしょう。
脂性肌向けのおすすめの化粧水は?
脂性肌の大きな原因となる乾燥を防ぐためには、肌の潤いの元となる化粧水をしっかり選ぶことが大切です。
そこで脂性肌の人にもおすすめな化粧水をご紹介します。
Acnes Labo薬用ローション大人用
オイリー肌に多いニキビトラブルの解決をしたい人におすすめなのがAcnes Laboの薬用ローションです。
使用感がとっても軽く化粧水のべたつきが気になる方でも安心して使用できます。
皮脂過剰分泌による毛穴つまりのケア成分であるヒオウギエキス、出来ているニキビの悪化を防ぐ抗酸化作用成分、ニキビ跡や赤みケアの成分も配合しています。
ドクターシーラボVC100エッセンスローション
さらっとした使い心地ながら高浸透力な化粧水です。
肌のキメを整えるビタミンC誘導体を高濃度で配合し、2種の浸透サポート成分によって肌の深部までに有効成分を届けてくれます。
パラベン、アルコールフリーで、無着色・無香料・無鉱物油なので、デリケートな大人の肌でも安心して使用できますね。
オルビスアクアフォースローション
潤いマグネットAQを配合している事で、乾燥の原因となる角質の隙間に化粧水が入り込みその潤いを逃しにくいのが特徴です。
さらっとした付け心地ながら時間が経ってもモチモチな肌の潤いをしっかりキープしてくれると評判です。
脂っこくなりやすいのに乾燥しやすいインナードライでお悩みの方におすすめできる化粧水です。
アレルギーテスト済みな点もさすがオルビスというところですね。
まとめ
脂性肌は男性ホルモンの分泌が関係し、毎日のスキンケアや不摂生によって男性ホルモン分泌バランスが崩れて皮脂の過剰分泌に繋がります。
また脂性肌は肌の乾燥によってさらに皮脂の分泌が過剰になっていくので、油脂肌の人ほど肌の保湿は重要です。
毎日のスキンケアや生活スタイルに改善しながら、自分に合った化粧水を使用してしっかり肌の潤いを守る事が脂性肌改善のカギですよ!