脂性肌は化粧水で救う!脂性肌の原因は、実は水分不足だった!
「脂性肌」とよく耳にしますが、一体脂性肌とはどのようなものでしょうか?
脂で顔がテカテカする毛穴が開くなど、俗に言う「オイリー肌」のことで、必要以上に皮脂の分泌がさかんな肌のことを指します。
脂性肌だと、洗顔してもすぐ脂が浮いてきてたり、そのせいで化粧もすぐ崩れてしまい、お手入れが大変ですよね。
今回は、そんな悩める「脂性肌」の原因と化粧水との関係性、そして対策について述べていこうと思います。
意外!脂性肌の原因は水分不足だった
この章では、まず、「脂性肌の原因」について考えていきたいと思います。
具体的には、食生活やホルモンバランスの崩れ、間違ったスキンケアなどが挙げられます。
スキンケアに関して、皆さんよく考えがちなのは、「脂性肌の症状は皮脂が過剰に出ることなので、スキンケアをする上で水分を控えてたり、つけるならさっぱりタイプの化粧水が良い」ということなのですが、実はそれ、大きな間違いなんです。
意外かもしれませんが、脂性肌とはそもそも「水分不足」「潤い不足」「保湿不足」が原因して起こるものです。
なので、ゴシゴシと洗いすぎて肌の皮脂を落としすぎてしまったり、水分をきちんと浸透させなかったり、保湿ケアを怠ると余計に状況が悪化してしまうのです。
では、具体的にはどのようなスキンケアを心がければ良いのでしょうか?
次の章で細かく説明していきます。
脂性肌改善の為のスキンケア
ここでは、スキンケアをする上で心がけたいポイントをまとめましたので、ご覧下さい。
スキンケア1:正しい洗顔方法
脂性肌だからといって、肌の皮脂を全て洗い流してしまうようなゴシゴシ強めの洗顔は厳禁です。
皮脂はあなたの肌を守る「バリア機能」がございます。
なので、全て洗い流すのではなく、ある程度残しておくということが、スキンケアをする中で非常に大事なことなのです。
メイクをしっかり落とし、その後の洗顔はゴシゴシと洗うのではなく、肌に負担がかからないように、「泡を肌の上で転がす」ような、優しい洗顔を心がけましょう。
ドラッグストアーなどでは、「洗顔ネット」が売られています。
その洗顔ネットを使うことで、ふわふわでモチモチの泡が誰でも簡単に作れるので、このひと手間で洗顔の質がかなり改善されると思います。
泡の弾力により、肌への摩擦が減る分、大事な皮脂を必要以上に落としてしまうことを防いでくれるので、とても効果的です
スキンケア2:たっぷりの化粧水で肌を潤す
脂性肌の中身は、人間で言うと喉がカラカラな状態です。
そのまま放置すると、肌を潤わすために余計に皮脂の分泌がおこなわれ、また更にオイリーになってしまうという悪循環なのです。
なので、必要以上の皮脂の分泌がおこなわれないためにも、この「水分補給」というのがとっても大切になってくるのです。
私は、化粧水を一度染み込ませただけでは足りなく感じたので、更にもう一度染み込ませて、より多くの量の水分を肌の中に入れられるよう工夫していました。
いつもより多くの量を、肌の奥に入れられるような化粧水のつけ方を意識してみてください。
スキンケア3:保湿ケアも忘れずに
優しい洗顔をし、皮脂を守って、化粧水をたっぷり肌の奥へ届けたら、最後のステップは「保湿ケア」です。
実は、化粧水をつけただけではまだまだ不十分なのです。
どうしてかと言いますと、化粧水をつけただけだと蒸発してしまい、せっかく肌の奥に入れた水分が出ていってしまう恐れがあるからです。
では、どうやってそれを防ぐかというと、乳液などの保湿アイテムで蓋をして、水分が逃げていくのを防ぐのです。
乳液に入っている油分で薄い膜が作られ、それが蓋になり肌の中に水分をしっかり蓄えておけるようです。
なので、各化粧品メーカーも、化粧水だけではなく乳液も一緒に販売しています。
ただし、つけすぎは余計に油分でベタベタしてしまう原因なので、あくまで薄く塗って蓋をする程度でお願いいたします。
これらの、「優しい洗顔」、「水分補給」、「保湿」というプロセスが、脂性肌を改善させる必須3項目なのです。
おすすめはこれ!失敗しない化粧水選び
さて、ここからは先ほどのスキンケアを踏まえて、より脂性肌の改善に効果的な化粧水選びについて考えていきたいと思います。
たくさん販売されている化粧水ですが、実際店頭へ足を運んでも、一体どれを選んでいいか正直わからない点が多いものです。
あなた自身の肌に合った化粧水選びができるように、成分と効果についても触れていきたいと思います。
化粧水選びの基礎
まず、脂性肌の方の化粧水選びの際、注意したいポイントを先に挙げます。
化粧水の成分で、「アルコール」が入っているものもございます。
この「アルコール」ですが、実は水分が失われてしまうため避けたほうが無難なのです。
先程の章の中でもご紹介しましたが、せっかく水分補給をしても、それらが失われてしまったら意味がありません。
なので、それを防ぐためにもアルコールフリーの化粧水選びが必須となってきます。
オイルフリーの化粧水
脂性肌の方は水分補給が非常に大切です。
しかし、油分を多くとってしまうと余計に状態が悪くなってれしまいます。
化粧水には、皮膜補給の為にオイルが入っているものもあるようです。
しかしながら、脂性肌の方は皮脂が過剰に分泌されているので、あえてプラスで補給する必要はありません。
これ以上油分がプラスされると、ベタベタしてしまったり、余計に顔がテカってしまったりい、状況悪化の原因にもなります。
なので、オイルフリーの化粧水を選ぶ必要があります。
保水力を高めてくれる化粧水
脂性肌の原因は、保水力不足で肌が水分不足と感じてしまう為に起こる、皮脂の過剰分泌です。
なので、それらを改善するために水分を肌の奥にしっかりキープし、貯水しておくことが肝となってきます。
ですから、肌の奥にうるおいを長時間キープでしておけるような成分が入った化粧水を選ぶことが大切です。
「長時間うるおう」というのをキーワードに、化粧水を探してみてください。
毛穴引き締め成分が配合の化粧水
脂性肌の原因の一つでもあるのが、「毛穴の開き」です。
想像してみてください。
ビンの蓋が空いていたら、傾けたとき、中に入った液体は溢れ出してしまいますよね?
毛穴が開いていることで、それらと同じ現象が肌の上でも起こり、皮脂が漏れ出てしまうのでテカってしまうというわけです。
なので、毛穴を引き締めることで、今よりも皮脂を抑える事ができます。
毛穴を引き締めるためには、毛穴引き締め成分が配合されている化粧水を選ぶことが大切です。
リン酸アスコルビル酸、パルミチン酸リン酸アスコルビルなどのビタミンC誘導体も、毛穴の引き締めに効果的です。
その他にもしっかりとした保湿が大切なので、ヒアルロン酸、コラーゲン、セラミド配合のものも効果的です。
ニキビ肌の方には医薬外部品化粧水
脂性肌で、ニキビに悩む方も多くいらっしゃるかと思います。
そんなあなたには、医薬外部品と書かれた化粧水を選ぶと良いでしょう。
とは言えども、一体、医薬外部品とはどのようなものでしょうか?
より症状の緩和・予防が期待できるアイテムが、医薬外部品と呼ばれるものです。
ただ、医薬品とは違って、そこまで強い効果や副作用はありませんので、ご安心ください。
特にニキビが気になる方は、「ノンコメドジェニック済」と書かれている商品がおすすめです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
●脂性肌の原因は水分不足だった
●皮脂は落としすぎてはいけなかった
など、意外な真実がわかっていただけたかと思います。
私も初めて知ったときは、意外なあまり非常に驚きました。
この事実を知らず、間違ったスキンケアをしている人は、世の中にたくさんいらっしゃるかもしれません(私もそうでした)。
そんな方々にも、一日も早く知って頂き、正しいスキンケアとご自身に合った化粧水選びをして頂ければ幸いに思います。