知って大得!ホホバオイルの効果を最大限に生かすことができる5つの使い方について
ホホバオイルの美容効果が高いということで、愛用されている方も多いかと思います。
しかし、ただ塗るだけではもったいない!
もっとすばらしいホホバオイルの効果を得るためには、さらに効果を得ることができる使い方を知っておく必要があります。
そこで今回はホホバオイルの効果を最大限に生かすことができる、目からウロコの知って大得な5つの使い方について紹介していきたいと思います。
目次
その1・ホホバオイルはいつ肌に塗っていますか?
皆さんはホホバオイルをいつ肌に塗っていますか?
お風呂上がりや洗顔後すぐの人、あるいは完全に水分を拭って乾燥させた状態でそのままつけている人、化粧水をつけてからすぐに塗っている人など、その人によっていろいろなタイミングがあるかと思います。
ホホバオイルには肌バリア機能を高める働きがあると同時に、肌の水分を逃さない働きもしてくれます。
したがってお風呂上がりや洗顔後タオルドライをして乾燥しきった肌に塗っても、保湿や肌バリア機能を高めるのに役に立ちません。
ホホバオイルは肌を水分で濡らした後、5分以内につけるのが美肌効果を発揮するのにベストなタイミングなのです。
よくスキンケア商品のCMに「濡れたままで○○クリーム」「濡れたままで○○オイル」というのが流れていますが、その通りで肌に水分が残っている状態でホホバオイルを塗ってこそ、高い保湿効果と肌バリア機能が発揮されるのです。
その2・ブースターとして肌に塗る場合
皆さんはブースターコスメという言葉を聞いたことがありますか?
ブースターコスメとは化粧水の浸透を促進する導入コスメ(ブースター)のことで、最近美肌効果があるというので美容液や美容オイルなど、いろいろなブースターコスメが登場するようになりました。
ホホバオイルもブースターとして使用している人が少なくありません。
化粧水の前に浸透率の良いホホバオイルを塗ることで、肌の角質がやわらかくなり化粧水が皮膚の深層まで浸透しやすく、より美肌効果が実感できるというわけです。
ホホバオイルをブースターとして使用する場合は、化粧水後につけるホホバオイルの量より少量つけるのがコツで、あまりつけ過ぎるとかえって化粧水が浸透しにくくなるので注意しましょう。
この時も乾燥しきった肌にではなく、お風呂上がりや洗顔後の濡れた肌に5分以内でつけることが大切です。
ブースターを塗って化粧水をつけた後、もう一度ホホバオイルを塗ると美肌効果が格段にアップします。
その3・ホホバオイルで低刺激クレンジングの方法
ホホバオイルはケミカル成分や界面活性剤を一切含まないので、敏感肌の人でもクレンジング剤として安心して使用できます。
ところでホホバオイルでクレンジングを行う時に注意しないといけないのが、ケチらずにたっぷりと使うということです。
ホホバオイルの使用量が少ないとメイクや毛穴の汚れにうまくなじまず、肌の汚れをしっかり落としきれませんし、肌への摩擦による刺激が強くなってしまいます。
皮膚の上を指の腹がスムーズに滑ることができるよう、ホホバオイルは惜しみなく使うようにしましょう。
次にホホバオイルでクレンジングした後は、必ず洗顔料でしっかりと洗い落とすことが大切です。
ホホバオイルがいくら肌に良いものでも、汚れを含んだオイルをそのままにしておくと肌トラブルの原因になりますので注意しましょう。
ちなみにクレンジングに使用するホホバオイルは、無色透明の安価なホホバオイルだと気兼ねなく使うことができるのでおすすめです。
ゴールデンホホバオイルは、クレンジング後の肌の手入れに使うようにしましょう。
その4・スカルプケアにホホバオイルを使用する場合
ホホバオイルはスカルプケアにも効果があるということで、頭皮につけてマッサージしている人も増えてきています。
ただここで誤解されがちなのが、ホホバオイルに育毛効果あるかどうかということです。
ホホバオイルには無色透明のものもゴールデンのものも、どちらも育毛効果自体はあまり期待できません。
あくまでもホホバオイルを用いて頭皮環境を改善することで、育毛剤の浸透しやすい状態にすることができるということです。
またスカルプケアは男性と女性によって行い方も異なってきます。
そこで男性女性別に、ホホバオイルを用いたおすすめのスカルプケアについて説明したいと思います。
男性におすすめのホホバオイルを用いたスカルプケア
頭皮の皮脂の過剰分泌が主な原因の男性型脱毛や抜け毛などの予防や改善には、無色透明のホホバオイルがおすすめ。
シャンプー前に頭皮につけてマッサージすることで、シャンプーしている時に余分な皮脂や汚れをきれいに取り除き、毛穴をきれいにする効果を発揮します。
またシャンプー後にホホバオイルを塗る時は、べたつかない程度にほんの少し塗るだけにとどめておきましょう。
女性におすすめのホホバオイルを用いたスカルプケア
一方、頭皮の栄養不足や乾燥によるびらん性脱毛症などの、女性型脱毛や抜け毛などの予防や改善には、頭皮に栄養と油分を補う目的でシャンプー後にゴールデンホホバオイルを頭皮につけてやさしくマッサージするのがおすすめです。
女性の場合は頭皮の汚れを落とすことも大切ですが、それ以上に頭皮の栄養不足と乾燥を防いで髪自体が細くなることを防ぐことが大切です。
髪が太くなることで薄毛や分け目が目立ちにくくなり、髪にボリュームが出てセットもしやすくなります。
その5・ヘアケアにホホバオイルを使用する場合
ホホバオイルを髪につけることでドライヤーや紫外線の熱から髪を守り、髪を健やかに保つ効果を発揮します。
生乾きの状態でホホバオイルをつけると、髪がパサつかずまとまりやすくなります。
またブラッシングする前につけると、静電気が起きにくくなり髪もつややかになります。
ただ髪につける時に気を付けないといけないのが、冬の寒い時に起こりがちなホホバオイルの凍結です。
ホホバオイルは10℃前後になると固まる特性があり、頭皮や肌につける場合は皮膚の温度で凍結しにくいのですが、髪につける場合は気温が10℃以下だと一部が固まってしまい、まれにあるケースですがフケのように見えてしまう場合もあります。
このような場合は10℃を超えた場所に行くと徐々に解消されていきますが、急いでいる場合はドライヤーなどで髪を温める必要があります。
ホホバオイルはアトピーやしっしんの改善に効果があるの?
ホホバオイルはアトピーやしっしんの改善にも効果がある、ということを聞いたことがあります。
しかし専門家の見解では、ホホバオイルはあくまでも保湿や肌の保護をするもので、アトピーやしっしんを治療する医薬品ではないので、ホホバオイルだけで改善させることは難しいと言われています。
ただ保湿クリーム代わりにノンケミカルの保湿剤としてホホバオイルを使用し、医師から処方された外用薬などを併用することでアトピーやしっしんが改善したという例はあるようです。
一方、人によってはまれにホホバオイルが肌に合わずかえって症状が悪化したというケースもありますので、アトピーやしっしんなど皮膚にトラブルがある人はまず皮膚科のお医者さんに相談することが望ましいでしょう。
まとめ
ホホバオイルはいくら高品質なものを使用しても、間違った使い方をすると効果が半減したり逆効果になったりこともあるので注意しましょう。
より効果的で正しい使用方法を知っておくことで、ホホバオイルが本当にすばらしい美容オイルであることが実感できるかと思います。
ホホバオイルは子供からお年寄りまで、肌質や年齢を問わずに使用できる美容オイルなので、家族でスキンケア・ヘアケア・スカルプケアに役立ててもらいたいですね。