白髪染め初心者なので使い勝手のいいタイプのヒントが欲しい
髪の毛に白いものが混ざり始めた、ちょっと気になるからそろそろ白髪染めを、と考える女性の方は少なくないでしょう。
どうしても白いものの混ざった髪は老けて見られますし、真っ白になってくれればそれなりにお洒落ですが、中途半端に白いのは嫌なものです。
そんな時に白髪染めは、お洒落な女性の強い味方になってくれますね。
白髪染めって種類は幾つもあるの?
一口に白髪染めと言っても、色々な種類が今ではあります。
昔ながらの、粉を溶いて染めるものから、クリーム状になっていてすぐに染められるもの、トリートメントタイプのものと種類は豊富です。
それに加えて、ちょっとした白髪隠し用の、マスカラタイプのものもあります。
大変豊富に白髪染めのタイプが出ていますので、用途に応じての使用が可能です。
大別すると以下の通りです。
粉を溶いて使用するもの
ヘナなどに代表される、昔ながらの白髪染めです。
必要な分量を水で溶かして使用できますので、使い切る必要も無くコストパフォーマンスにも優れています。
ただこのタイプの場合、髪を洗うと落ちやすいので長持ちはしてくれないのが普通です。
また水で溶いたりしている時に、あちこちに飛び散りやすいのも注意が必要なタイプですね。
クリーム状や液状タイプのもの
クリームタイプのものは、そのまま使えるものもありますし、2種類のクリームを混ぜて使用するものもあります。
液だれがしにくいので、周辺や洋服を汚さずに済む利点があります。
液状のものは液だれしやすいのが欠点ですが、クリームタイプの物よりも頭髪全体に行きわたりやすいので、むらなく染められます。
ヘアマニュキュアタイプのもの
名前通り、髪の表面にマニュキュアを施すような感じで、使用後のつやが大変に美しいタイプです。
髪の毛の表面にコーティングをした感じでもありますので、使用後は髪がサラサラになります。
ただし使用後に色が抜けやすく、枕カバーに色がついたり汗で流れ落ちたりすることもあるので、注意が必要です。
また使用する時に頭皮に付かないように気をつけなくてはいけませんので、ここでも注意が必要です。
トリートメントタイプのもの
名前の通り、シャンプーの時にトリートメントとして使用できるものです。
シャンプーのついでに使えるので、服や部屋が汚れる心配もありません。
また少しずつ色乗せ出来るので、いきなり髪の毛が真っ黒になって周囲の人に、白髪染めてるんだなと思われずに済みます。
ほかのタイプに比べると、お値段の点でいささかお財布にきついかもしれません。
マスカラタイプのもの
出がけにふと鏡を見たら、生え際が白くなっていた等と言うことは無いでしょうか。
そう言った時に大急ぎで手当てできるのが、このタイプです。
部分白髪染めと言えばいいでしょうか、全体のケアをするものでは無いのでその点ご注意ください。
こちらは殆どが、シャンプーで落ちてしまいますので、完全に救急ケアと言った感じですね。
白髪染めのタイプはどんなヘアスタイルにおすすめ?
それぞれの白髪染め、特徴が大きいのでヘアスタイルやその日の体調などで使い分けましょう。
大まかに3種類の長さで、見てみましょう。
ロングヘアの人の場合
ロングヘアの人の場合は一番使いやすいのが、ヘアマニュキュアタイプです。
髪の毛全部がサラサラになるので、使用後の髪の毛も大変に綺麗に流れてくれます。
頭皮に付かないように気をつけなくてはいけないヘアマニュキュアですが、ロングの人にならあまり問題無く使用が出来ます。
クリームタイプのものだと全部に行きわたらせるのが難しいロングヘアですので、マニュキュアタイプのものがおすすめです。
また勿論、トリートメントタイプのものもロングヘアの人には使い勝手がいいですね。
風呂場で使用できるので、汚す心配が殆どありません。
ロングヘアの場合問題なのが、長い髪の毛についた薬液が周囲につかないかと言う事ですので、トリートメントタイプはその点でも安心です。
ロングヘアで、しかも髪の毛がちょっと荒れている状態の人には、このヘアマニュキュアタイプやトリートメントタイプが適していると言えるでしょう。
染めが長持ちしないのがちょっと残念ですが、ヘアケアを兼ねて染めると考えてみてください。
セミロングの人の場合
肩くらいまでの長さの紙の場合、アップにすることはあまり無いでしょうから、最も髪の毛のつやとか流れに気を使う髪型では無いでしょうか。
このタイプの長さの場合、幸いなことにどのタイプの白髪染めでも楽に使用できるという利点があります。
髪の毛についた薬液で周辺を汚すほど長くは無いですし、頭皮に直接薬液がつかない程度には長いので、どのタイプも安心して使えます。
おすすめとしては、髪の毛のコンディションにもよりますが、液状のものやヘアマニュキュアタイプのものがいいでしょう。
クリーム状のものだとちょっと、均等に髪の毛に行きわたらせるのに面倒かもしれません。
髪の毛が傷んでいるようなら特に、ヘアマニュキュアやトリートメントタイプの物を、あまり傷みが無ければ長持ちのする液状の白髪染めの使用がおすすめですね。
ショートヘアの人の場合
ショートの人の場合、残念ながらヘアマニュキュアの使用は諦めたほうがよろしいかもしれません。
頭皮に付くことを嫌うヘアマニュキュアの成分ですので、短い髪の毛には合わないからです。
短い髪の毛の場合生え際が常に見えていることになります。
なので生え際まできっちりと染められる、クリームタイプや液状タイプの白髪染めが、最も綺麗に染められます。
勿論オールマイティに使用できるトリートメントタイプも、候補に入れてみてください。
長くもたせたいなら白髪染めのクリームタイプか液状タイプを、自然に染めたいならトリートメントタイプをと使い分けてみてはいかがでしょう。
少しだけ気をつけて貰いたい事
白髪染めは普通のカラーリングと違って、白くなった髪の毛に色を載せる染め方をします。
脱色はしないで色を載せるので、その分髪の毛のダメージは少なくて済みます。
しかしヘアマニュキュア以外の白髪染めの場合、頭皮にある程度の負担がかかることがあるのを、使用前に確認しておきましょう。
頭皮と言うのは繊細な皮膚です。
ここを傷めると、その後の育毛にも関わってきてしまいます。
体調や、女性の場合ホルモンバランスの関係も計算に入れて、使用する白髪染めを使うようにしてください。
使用前のパッチテストは勿論ですが、この白髪染めは自分に合っていると思っても、身体の状態によっては合わなくなることもあるのです。
特に女性の身体は繊細に出来ています。
ホルモンバランスの乱れがある時などは、白髪染めはちょっとお休みするなどの心配りをしてあげましょう。
髪に良いことをしているつもりで、それが逆効果になってしまっては意味がありません。
また加えて、白髪染め購入の時にしっかりと成分のチェックもしておきましょう。
自然派を謳っている白髪染めでも、保存料などが入っていることもあります。
その辺りのチェックもしっかりとして、退治な髪の毛を綺麗に保つための用心も、しっかりとしておきたいものですね。
まとめ
白髪染めが必要になる大体の年齢は、丁度女性の場合ホルモンバランスに乱れが起きる時期でもあります。
逆を言えばこのホルモンバランスの乱れが、白い髪の毛を呼んでしまうとも言えますね。
ケアは勿論したいところですが、白髪染めの成分は結構強いものがありますので、そこも計算に入れて使用しましょう。
そしていつまでも若く綺麗な髪の毛を、維持してくださいね。