美白を目指すなら日焼け止めは必須!日焼け止め効果のある美容液のおすすめは…
美白を目指す方にとって、一番の敵は何といっても紫外線です。
紫外線をきちんとブロックすることから美白ケアは始まると言っても過言ではありません。
美しく透き通った肌をめざすために、日焼け止めにはこだわりたいところ。
おすすめは日焼け止めだけれど、美容液効果もあるものです。
美肌と美白を叶えてくれる美容液を見てみたいと思います。
美白とはどんなもの?
スキンケア製品に「美白」と謳っているものは多いです。
特に春夏になると、雑誌などでも特集されますからなんとなく知っているつもりになりますが、具体的に「美白」とはどういうものかご存知でしょうか。
美白というと、文字通り「肌を白くすること」と考えがちですが、これは半分正解で半分間違いというところです。
本当の美白とはどんな意味で使われるのでしょうか。
美白は肌を白くすることではない?
人間にはもともと持って生まれた肌色があります。
TVのCMなどでにっこりとほほ笑む女優さんの肌が真っ白だからあんな肌色になりたい!
と思っても、もともとの色味が違うのであれば無理な話です。
美白化粧品を使用すると誰でも「白く」なるわけではありません。
美白とは「肌の透明感」を高めること。
色そのものを白くすることではないのです。
肌の透明感ってなに?
美肌を褒める言葉として「透明感がある」などといいますよね。
これはお肌にくすみがなく、クリアな状態を指します。
美白ケアによって目指すのはこのような肌なのです。
それでは「透明感あふれる肌」になるためにはどうすればいいのでしょうか。
これは、肌のキメと係わりがあります。
お肌のキメが整うと、肌の透明感がアップすると言われているのです。
お肌のキメを整えるには…
お肌のキメに影響しているのは、肌内部の水分です。
表皮の下には角質層と呼ばれる層があり、ここには角質細胞が層をなしています。
この角質細胞は天然保湿因子を含み、水分を抱え込むとふっくらと膨らみます。
角質細胞それぞれが水分をしっかりと保持していると、角質層が綺麗な層になり、整った状態になるのです。
また、角質細胞同志の隙間を埋めるように存在するのが角質脂肪幹細胞です。
この細胞は角質同志をつなぐセメントのように機能し、角質の隙間をぴったりと塞いでくれます。
このように角質層がみっしりと満たされると、角質層より下層に蓄えられた水分が蒸発することを防ぎ、肌内部にしっかりと水分が留まるのです。
水分を蓄えた角質層はふっくらと広がり、弾力を持っています。
そのため表皮で光をとらえる面が増加し、光の反射率が高まります。
これが肌の透明感の正体。
レフ版のように光を反射することで、肌の明るさがアップするのです。
つまり、肌の透明化感を高めるには水分が重要な役割を果たしているということ。
美白ケア=保湿ケアでもあるのです。
美白とは色素沈着のない肌!
美白ケアに重要なものとして、「シミ」や「ソバカス」を防ぐというものがあります。
美白とは透明感があり、色素沈着のない肌です。
色素沈着とはすなわち、シミやソバカス。
シミやソバカスの原因は紫外線ですから、美白ケアには紫外線カットが重要なポイントとなるのです。
紫外線は肌トラブルのもと!
美白について見ていると、必ず目にするのが「メラニン」という言葉。
メラニンはシミやソバカスを作るもととなる物質です。
なぜこのメラニンが発生してしまうのかといいますと、原因は紫外線です。
紫外線はお肌に様々なトラブルを引き起こします。
年をとると肌がたるみ、シワなどが目立つようになりますが、これは紫外線のダメージが蓄積され、肌の機能を低下させてしまうことに大きな原因があります。
肌老化の7割以上は紫外線の影響といいますから、恐ろしいですよね。
メラニンは肌のガードマン
紫外線の影響によって作られる「メラニン」。
実はメラニンそのものはお肌を守る役目を持っており、なくてはならないものなのです。
それがなぜシミの元となってしまうかといいますと、作られるメラニンの量に問題があります。
紫外線の刺激を肌が感じると、それをブロックするために「メラニン」を作りだすように指示します。
メラニンは「メラノサイト」という場所にある「シロチナーゼ」という酵素が変化して発生。
細胞内の「メラノソーム」という小胞に蓄積された後、表皮細胞に受け渡されます。
そしてそのまま表皮内にとどまり、紫外線の影響が細胞核に達するのを防いでくれるのです。
メラニンの排出ができなくなると…
本来なら肌をガードしてくれる頼もしい存在であるはずの「メラニン」。
それが女性を悩ませる「シミ」に変化してしまうのはなぜなのでしょうか。
これは、お肌の生まれ変わりである「ターンオーバー」と関係があります。
人間のお肌は生まれ変わりのサイクルを持っており、お肌内部の基底層と言われる部分で新しい細胞が作られ、徐々に表皮に押し上げられて古い角質と入れ替わります。
紫外線ブロックのために作られたメラニンも本来ならこの「ターンオーバー」の際に排出されるはずなのです。
しかし、多量の紫外線を浴びてメラニンが過剰分泌されると、排出しきれないものも出てきます。
さらに加齢によってターンオーバーの周期が遅くなると、メラニンは表皮部分で酸化し、黒色に変化して色素沈着を起こしてしまうのです。
これが「シミ」と呼ばれるものの正体です。
若い女性はターンオーバーが整っており、皮膚の生まれ変わりが早いのでシミに悩む人はあまりいません。
しかし、年をとるにつれてターンオーバーの周期が長くなってしまうため、排出しきれないメラニンが増えてしまうのです。
ある程度の年齢になると「シミ」で悩む方が増えるのはこのためです。
美白のために!紫外線も乾燥もブロック!
美白ケアに欠かせない紫外線対策と乾燥対策。
そのどちらも叶えてくれるのが日焼け止め効果の高い美容液です。
美容液というと夜につけるというイメージがありますが、こちらは朝のスキンケア後につけることで肌を紫外線や乾燥からブロックしてくれるのです。
また、化粧前に塗布することで、お肌のコンディションを底上げしてくれる効果もあります。
美容液効果で土台となるお肌がしっかりと整うので、メイクのノリや持ちが各段にアップ。
一年中使いたい美容液なのです。
アスタリフトホワイト パーフェクトUV クリアソリューション
富士フィルムのコスメブランド「アスタリフト」の日焼け止め美容液です。
豊富な美容液成分を配合し、透明感に満ちた肌を守り育んでくれます。
D-UVガード成分が紫外線によるダメージから肌を守り、UVアクションカプセルが肌のくすみをガードします。
ライトアナライジングパウダーが肌に透きとおるような透明感を与え、肌をトーンアップ。
べたべたせず、軽いつけ心地のフレッシュテクスチャーです。
SPF50+・PA++++で、屋外でも安心して使用することができますので、アウトレジャーにもおすすめですよ。
日中美容液薬用 雪肌精 デイ エッセンス
コーセーの「雪肌精」の日焼け止め美容液です。
紫外線から肌を守り、メラニンの生成を抑えてシミ・ソバカスを防ぎます。
和漢植物配合でしっかりと保湿。
肌の潤いバランスを整える「モイスチュアバランスポリマー」配合で、べた付かずみずみずしい肌をキープしてくれます。
続く化粧下地やファンデーションの持ちをたかめ、くすみを防いでくれるので、透明感あふれる肌が長持ちしますよ。
SPF25/PA+です。
まとめ
お肌に悪影響を与える「紫外線」。
美白ケアを行うなら、必ずブロックしておきたいところです。
美しい肌を目指すなら日焼け止めは美容液効果のあるものがおすすめ。
紫外線をカットしながらお肌の乾燥対策も行ってくれるのです。
春夏はしっかりと日焼け止めを塗るけれど、秋冬は手を抜きがちという方や日焼け止めは面倒だという方は、美容液としてプラスすることで使いやすくなるのではないでしょうか。
透明感あふれる美肌を目指して、美白ケアをしっかりと続けて下さいね。