美白美容液ってどんなもの？美容液の効果を知って美白効果を高めよう
「美白」という言葉がスキンケアの一つになって十数年といわれているそうですが、この間に多くの美白化粧品が増えてきて、「たくさんありすぎてどんなものを選んだらいいのかわからない」という方も多いと思います。
「美白」は肌の透明感をあげてシミ・くすみを軽くするということが目的の１つとしてありますが、お肌のスペシャルケアとして使われることも多い「美白美容液」とはどんなものなのでしょうか。
今回は美白美容液についてみていきたいと思います。
目次
美白化粧品が多く使われるようになって十数年、美白化粧品は多種多様に
美白化粧品がスキンケアアイテムとして手軽に使われるようになったのは十数年前からといわれているそうです。
十数年前というと２０００年に入ったころの「美白」に関心が集められるようになったころになります。
それまで化粧品に「美白に有効な成分」を取り入れる技術がまだ発達していなかったということから、手軽に化粧品に取り入れることが難しかった「美白」という化粧品アイテムも、技術の向上によって「美白に有効な成分」を化粧品に取り入れることができるようになり、美白化粧品が多く流通するきっかけにもなったといわれています。
「シミやくすみのない透明感のある肌」を目指したいという女性が増えたことも、美白化粧品が多く流通するきっかけにもなったのではないでしょうか。
美白美容液ってどんなスキンケアアイテムなの？
美白美容液というと、「美白化粧水とはどう違うの？」と思う方も多いと思いますが、確かに、美白化粧水にも美白有効成分が含まれているので「美白美容液ってどんなものなの？」と思う方も多いと思います。
美白美容液というのは、主に美白に有効な成分が化粧水よりも多く含まれているものを美白美容液というそうです。
美白化粧水よりも美白有効成分がたくさん含まれているので、集中的にケアをしたいというときに使うという方も多いと思います。
基本的には「化粧水」よりも多く美白有効成分がふくまれているのが「美白美容液」だというふうに考えるといいようです。
美白美容液はいつから使うといいの？
美白美容液に興味はあるけど、いつから使えばいいのか、使うのはまだ早いかな、と思う方も多いと思いますが、美白美容液を使い始める時期は特に決まっていないので、肌のくすみやシミが目立ち始めた、また予防対策のために美白美容液を取り入れるという場合もあります。
とくに美白化粧品は「シミができてから」ではなく、なるべく「シミができる前に」「シミになる前に」取り入れることで効果を発揮するものでもあるので、シミやくすみが気になり始めてからはもちろん、シミやくすみが出てくる前から美容液などでケアをしていくと、シミ・くすみ対策をすることができるのでより有効的ということになります。
シミやくすみが気になり始める年齢はひとそれぞれですが、平均的には２５歳くらいの２０代後半から３０代前半の間が多いと考えられます。
今まで気にしていなかった「シミ」「肌のくすみ」が目立ち始め、２０代前半のころに比べると肌の透明感がなくなってきた・・・と感じるのがこのあたりの時期になります。
ここでいろんな化粧水や乳液を試したけどなかなか改善しない、そろそろ美容液をスキンケアに取り入れたいと考え始める年齢と考えると、だいたい２０代後半から３０代に入った頃から使い始めるという方が多いようです。
お悩み別に有効な美白成分とは
美白有効成分と一言に言ってもその性質はさまざまで、「自分に合った美白有効成分を含んだ美白美容液」を選ぶことが、肌悩みを改善するポイントになるようです。
ただ、「美白美容液」というだけで効果が高そうに感じますが、美白美容液も決して安いものばかりではないので、まずは自分の肌の状態や悩みに合わせて選ぶことが大切です。
いろいろ試してから選ぶのもいいですが、できるなら「自分に一番合いそうな美容液」を選んで試したいです。
美白美容液に含まれている美白有効成分も実は美白美容液によってさまざまなので、シミ、くすみといった肌悩みと乾燥しやすいといった肌悩みを分析して選ぶようにしたいですね。
まずは「自分の肌悩み」と「美白有効成分のどれにあたるか」を見て、美白美容液を選ぶようにしたいですね。
ビタミンC誘導体
美白化粧水の成分表を見るとよく見かけるのがこの「ビタミンC誘導体」です。
ビタミンC誘導体は、できてしまったシミを改善したいときに有効な成分といわれています。
美白化粧水にも含まれていることの多いビタミンC誘導体ですが、集中的にケアをしたいときにも役立つ美白有効成分なんですね。
ハイドロキノン
ハイドロキノンもビタミンC誘導体と同じく、できてしまったシミを改善したいときに有効な成分といわれています。
ハイドロキノンとビタミンC誘導体の大きな違いは、化粧水にも含まれていることの多い「ビタミンC誘導体」に比べて、美白効果がより高い分、副作用を起こすこともあるので、皮膚科などの専門的なところで処方してもらうことがいいことです。
効果が高い分、使い方を間違えてしまうと逆に肌トラブルの要因となってしまうこともあるので、ハイドロキノンを含む美容液を使いたいという場合は、皮膚科などの専門機関で相談したうえで使用することをおすすめします。
プラセンタエキス
「乾燥肌」「敏感肌」だけど美白もしたい、という方におすすめなのが「プラセンタエキス」を含んだ美白美容液です。
特に３０代ごろから美白美容液を使いたいという方の中には「美白もしたいけど、お肌の保湿もしっかりしたい」と思っている方も多いと思います。
２０代後半から３０代にかけて、肌のハリや乾燥が気になるという方は、プラセンタエキスが配合された美白美容液を使うといいでしょう。
美白と保湿を分けてケアをすると、お手入れの手間も増えて毎日続けるのが大変ですが、プラセンタエキスが含まれた美白美容液であれば美容液だけで保湿のケアもできるので、仕事に、家事、育児に忙しい女性の大きな味方になってくれそうです。
美白美容液には「出てきたシミに作用するもの」「シミになる前にケアをするもの」がある
美白美容液にはこのように「出てきたシミに作用するもの」と「シミになる前にケアをするもの」があり、出てきたシミ、くすみに対して美白美容液を使いたいときは、ビタミンC誘導体が多く含まれた美白美容液を使うといいでしょう。
さらに集中的にシミをケアしたいという方は、ハイドロキノンが含まれた美白美容液を選ぶといいですが、ハイドロキノンが含まれた美白美容液を使いたい場合は皮膚科などの専門機関を受診して適正な範囲で処方してもらうようにしたいですね。
また、できてしまったシミやくすみに作用させる成分のほかにも、シミやくすみができる前にもケアができる、保湿成分が含まれた美白美容液を選ぶのもいいですね。
２０代後半から３０代の肌の乾燥対策も合わせて、シミやくすみ対策に美白美容液を使いたいという場合には、プラセンタエキスを含んだ美白美容液を選ぶといいでしょう。
よく、化粧品を選ぶときに「美白対策も大事ですが、保湿をしていないと効果が発揮できないこともありますよ」と言われることもありますが、プラセンタエキスを含んだ美白美容液なら保湿と美白の２つに効果を発揮できるので、おすすめです。
まとめ
美白美容液を使い始めたいけど、どんなものを選んだらいいかわからない・・・という方も多いと思いますが、自分の肌悩みをまず分析して、その悩みに合った美白美容液を選ぶことが効果を実感するための近道となるようです。
ただ「美容液」というだけでとても効果が高そうに感じる美白美容液ですが、実は作用する部分もそれぞれで、ただ「美容液」というだけでどんな肌悩みにもアプローチしてくれるというわけではないんですね。
シミ、くすみ、保湿、どの部分にアプローチしたいかを分析して自分に合った美白美容液を選びたいです。