美容界も注目する新成分!「フラーレン」入り化粧水でしっかり美白!
美白を目指す方なら、化粧品のラインナップは全て「美白成分」が入っているものではないでしょうか。
美白有効成分には様々なものがありますが、このたびおすすめしたいのは「フラーレン」という成分です。
美白が注目され始めた近年、特に美容界で話題となっている成分なのですが、ご存知ない方も多いようです。
フラーレンの効果とおすすめ化粧水をご紹介したいと思います。
目次
美白化粧水は成分をしっかりとチェック!
化粧水に求める効果として「美白」をあげる方は多いのではないでしょうか。
美しい肌の条件はシミやソバカスがないこと、透明感があることなど。
特に年齢が上がるにつれて、シミやくすみの問題は深刻化します。
毎日のケアで透きとおった肌を目指したいものですよね。
では、「美白」化粧水と通常の化粧水はどんな所が違うかご存知でしょうか。
実は「美白」と謳われている化粧水には「美白有効成分」というものが含まれているのです。
この「美白有効成分」が含まれていないものは「美白」化粧水とは呼べないのです。
美白有効成分とはこんなもの!
それでは美白有効成分とはどのようなものを指すのでしょうか。
まず、美白効果があることが必須です。
美白効果とは、シミやソバカスといった肌の色素沈着を防ぐ、あるいは出来てしまったシミやソバカスを淡色化する、シミのもと「メラニン」の生成を抑えるなどの一定の効果が構成労働省によって認められたものです。
新成分の基礎研究から国の認可を受けるまで、およそ10年かかると言われています。
そのため、現在認可されているものは20種類ほどと決して多くはありません。
「美白」化粧水なら、認可成分のどれか、あるいは複数が配合されているはずですので、チェックしてみることをおすすめします。
認可はされていないけれど、美白効果があるといわれる成分もある!
「美白」効果があると記すには厚生労働省が認めた成分を配合していなければなりません。
しかし、研究によっていくつかの成分に美白効果があると認められるようになってきました。
厚生労働省の認可を受けていないけれど、美白やアンチエイジングに効果的と言われるものの一つが「フラーレン」です。
他にも近頃話題の「ハイドロノキン」も高い美白効果があると言われていますが、厚生労働省の認可成分ではありません。
フラーレンってどんなもの?
美白のための新成分として注目を集めているものの一つ「フラーレン」。
「ハロルド・クロトー」「リチャード・スモーリー」「ロバート・カール」ら3人の博士によって1985年に発見されました。
彼らは後の1996年にこの発見のおかげで「ノーベル化学賞」を受賞したのです。
フラーレンはダイヤモンドと同じ?
フラーレンは炭素のみで構成される物質です。
これはダイヤモンドと同じ。
非常に小さいサッカーボールのような形をしており、炭素原子60個が球状に配置されています。
もとの形に近い「リポフラーレン」「ラジカルスポンジ」「モイストフラーレン」「ヴェールフラーレン」の4つに分類されます。
フラーレンの効果とは…
美容効果が高く、有効性が認められているフラーレン。
具体的にはどんな効果があるのでしょうか。
リポフラーレン
油溶性のフラーレンです。
お肌への馴染みが良く、高い保湿力を持つと言われています。
保湿クリームや美容液、乳液などに配合されることが多いです。
ラジカルスポンジ
ラジカルとは活性酸素の一種。
この活性酸素を吸い取る、スポンジのような働きをするフラーレンです。
こちらは水溶性。
水に溶けやすいので化粧水の成分として使用されます。
強い抗酸化作用が特徴。
モイストフラーレン
お肌のバリア機能を強化してくれるフラーレンです。
ラジカルスポンジよりも高い保湿力を持ち、お肌の角質層にある天然保湿因子を増加させる作用があります。
ヴェールフラーレン
シリカゲルに内包された粉末状のフラーレンです。
基礎化粧品よりもメイクアップアイテムに配合されることが多いです。
強い抗酸化作用のおかげで、肌の酸化を防いでくれます。
フラーレンの一番のポイントは…抗酸化作用
どの種類のフラーレンであっても、期待できる効果は「抗酸化作用」。
肌老化の原因となる活性酸素の働きを無害化し、肌老化を防いでくれるのです。
肌老化の原因の9割は「紫外線」と言われますが、これは紫外線が肌深部の細胞にダメージを与えるだけではなく、活性酸素を発生させるからです。
フラーレンはこの紫外線による活性酸素に働きかけることで、シミやシワ、たるみといった肌老化にアプローチするのです。
抗酸化力はビタミンCより強い?
強い抗酸化力を持つものとしてあげられるが、ビタミンC。
美白成分の代表的存在でもあります。
フラーレンの抗酸化力は、ビタミンCよりはるかに高く、なんと120倍。
抗酸化力があるということは、紫外線ダメージを軽減できるということ。
シミの原因である「メラニン」の発生を抑えてくれるので、「未来のシミ」を確実に防いでくれます。
また、すでに発生してしまったメラニンを淡色化する効果もありますので、あらゆるシミ対策におすすめです。
また、フラーレンは肌への馴染みが良いので、成分が浸透しやすいのもポイント。
ハリのもととなるコラーゲンを生成すると言われる成分に「プラセンタ」がありますが、フラーレンはこのプラセンタの600~800倍もコラーゲンを生成する力を持っているそうです。
フラーレンは肌の内側から美白ケアし、肌を整えてくれる成分なのです。
フラーレンは安定性が高い!
抗酸化作用を持つ成分として知られるのが「ビタミンC」や「アスタキサンチン」など。
しかし、これらの成分は「安定性」に問題があります。
特にビタミンCは肌内部に浸透しにくいため、効果的に使用するのが難しい成分です。
この点フラーレンは安定性抜群。
他の抗酸化成分は抗酸化力を発揮する際、自らを犠牲にして酸化されることで、肌内部の酸化を防止します。
これに対し、フラーレンは自身を酸化させるのではなく、活性酸素を吸着して酸化を防止。
いわばお肌の掃除機のようなものなのです。
安定して肌に留まることができるため、効果は抜群。
特に紫外線の強い季節には頼りになる成分なのです。
フラーレン入り化粧水のおすすめは…
新成分として注目を集める「フラーレン」。
高い抗酸化力で、肌内部の酸化を防ぎ、シミやソバカスを作らせないようにしてくれます。
フラーレンの効果を感じられる化粧水を見てみたいと思います。
APPS+E(TPNA)フラーレン化粧水&美容液
「BEAUTY MALL」のフラーレン入り化粧水です。
新浸透型ビタミンC、ビタミンE誘導体も配合されています。
これらはフラーレンと相性が良く、しっかりと肌内部まで浸透します。
さらに7種類のビタミンC誘導体も配合され、美白だけではなくエイジングケアにも最適です。
イオン導入にもおすすめの化粧水です。
DHC Fエッセンス
DHCのフラーレン入り化粧水です。
安定性と安全性に優れた高濃度の水溶性フラーレンが配合されています。
また、フラーレンの働きをバックアップして支えてくれる「コエンザイムQ10」、「ヒアルロン酸」、「プラセンタ」といった多彩なサポート成分を配合。
スキンケアするほどにハリのあるうるおい美肌を実感できます。
無香料・無着色・パラベンフリーです。
まとめ
美白やアンチエイジングに効果的な「フラーレン」。
新成分ながら、その高い効果と安定性から大きな注目を集めています。
そんなフラーレンですが、化粧水を選ぶ際注意して頂きたいポイントがあります。
水溶性フラーレンが入っているものには「R.S」と言ったマーク、油溶性フラーレンには「L.F.」といったマークが必ず入っているはずです。
「フラーレン入り」と謳っている商品なら、まずはこのマークを確認しましょう。
マークが入っていれば安心して使用することが出来ます。
大注目の「フラーレン」、化粧水からお試し下さいね。