美白を「予防」と「アフターケア」の両方から考える…美容液との付き合い方まとめ

美白

将来に向けて美白をしていきたい・夏の日焼けや出来てしまったシミをケアしたい…様々なニーズが合わせて、美容液が多く開発されています。

いずれも高価ですが、使い方・食生活・その人の体質によって、効果が十分に発揮されない場合もあります。

この記事では、美容液を手にする前に考えたいことを列挙していきたいと思います。



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美白は「予防」から

紫外線ダメージはティーン時代から蓄積されると言われており、予防としての美白ケアが考えられています。

ティーン~20代のかたへ

自分はまだ大丈夫・インドア派だから…と安心してはいませんか?

今の過ごし方が、将来のシミ・黒ずみの原因になります。

栄養・運動不足により力の弱った肌は、ちょっとした刺激にも敏感に反応してしまい、色素を生成する「メラノサイト」が存在する真皮層を弱らせてしまいます。

これによって考えられる、将来起こり得ることは

  • ニキビの多発/跡の色素沈着
  • 毛穴につまった汚れの黒ずみ
  • シミの発生

これらになります。

では、今からできる予防ケアとは、何でしょうか。

美容液を使うとしたら、肌の力を維持するための「プラセンタエキス」「コラーゲン」などをたっぷり含んだものが考えられます。

また、大豆イソフラボンなどで性ホルモンの活性化をうながすのも、強くおすすめできます。

美容液はお金がかかる・基礎化粧品のコストは抑えたい…という人は、洗顔に着目するのも一手です。

天然酵素を使った洗顔料であれば、肌に残ることでダメージをもたらすUVカット料はもちろんのこと、毛穴の汚れ・角栓にいたるまでクリアにしてくれます。

こうした日々の積み重ねが、将来の美白ケアにつながっていきます。

すでにあるシミ・日焼けには

すでにシミや日焼けにお悩みである・ニキビ跡の色素沈着にお悩み…というかたには、うかつに美容液を購入する前に、美容皮膚科への受診をおすすめします。

加齢もしくはストレスによる性ホルモンの低下なのか・胃腸機能の低下なのか…等々、原因に大きく個人差が認められるためです。

多くの場合が、市販されている美容液だけではアプローチしきれません。

ご予算がないから美容皮膚科はちょっと…とご心配のかたもいらっしゃるかと思いますが、ご安心を。

ニキビ跡の色素沈着でお悩みの場合は、保険適用内で専用美容液の処方が期待できます。

レーザーでのシミ・ニキビ跡消しも、1センチ四方の範囲で500円~2000円程度で済む場合が多く、継続的に通っても大きなコストにはなりません。

アフターケアとしてもらえるクリーム・美容液はどれも効果が高く、治療と合わせてもローンを組むほどの予算に至ることはほとんどないため、気軽に通ってみるのをおすすめします。



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ビタミンCを摂取しよう

ここから先は、普段の生活のなかで出来ることをお話します。

美白美容液を使う場合、ほとんどのものに「ビタミンC誘導体」が配合されているのが現状です。

この場合、体内にビタミンCがないと効果がありません。

ビタミンCは体内生成ができず、食品で摂取する場合、熱処理や飲料化により簡単に壊れてしまいます。

加えて、誘導体の働きを引き出すには「常時体内にビタミンCを存在させる」必要があるのですが…一度にたくさん摂取しても、尿に交じって排出されてしまうことがほとんど。

それでは、どのように摂取するべきなのでしょうか。

おすすめは、サプリメントの使用です。

こだわるのであれば、国内メーカーのものではなく、海外からの輸入品が良いでしょう。

国内で定められているサプリメントに関する基準は、「含有量」「誇大広告の禁止」くらいなもので、鮮度や由来などについては問うていません。

一方で海外では、サプリメントメーカーにも医薬品並みの基準を設けており、ことビタミン類については高品質なものがほとんど。

サプリメントでのビタミンC摂取をする場合は、1日の規定量を3~5回にわけて、ぬるま湯で飲むのをおすすめします。

このようにすることで、体内に常にビタミンCを保存しておくことが出来、ビタミンC誘導体の効果を十分に引き出すことができます。

美容液を使うのはどのタイミングか

美白用美容液はどれも高価であるため、もっとも効果の出るタイミングで・大切に使っていきたいですね。

ここからは、効果を実感しやすい使い方についてお話をします。

製品によって異なる?

美白美容液には様々あり、特に「10~20代向け」と「エイジングケア用品」の間には、大きな差があります。

前者はデイケア・ナイトケア両方に使えますが、コストを抑えたい人はナイトケアだけでも十分。

しかし、エイジングケアや「すでにできてしまっているシミ・色素沈着への対応」に関しては、少々事情が異なります。

即効性があるとうたわれる多くの有効成分には、2つの特長があります。

1つは「紫外線や化粧下地に含まれる成分で、効果が低下しやすい」ということ。

もう1つは「肌への負荷も高い・副作用の恐れもある」ことです。

そのため、基本的には1日1回・ナイトケアのみの使用を心掛けるようにしましょう。

副作用とおぼしきものが見られないようであれば、デイケアに使ってみてもいいのですが…外出しない日に限定してみる・お化粧を控えめにしてUVカット料をこまめに塗りなおすなどといった工夫が必要です。

化粧水に混ぜるタイプの美容液は

プラセンタエキス・レチノール・ハイドロキノンなどの美白成分を、単体で精製した美容液があります。

化粧水へ1~2滴混ぜて使うのを推奨しており、効果も極めて高いのだとか。

量が少なく高価な傾向にあるのですが、美容皮膚科という手段を選ばず・確実にケアをしたい人には人気があります。

筆者も実際に使ってみたのですが、1~2か月ほどでニキビの鎮静化や美白を実感することができました。

化粧水のとろみや保湿力をグンと伸ばすため、その使用感がクセになってやめられない・種類を増やすという人もいるそうです。

しかし、純粋に「有効成分」を抽出した製品だけに、使用上の注意は守りたいもの。

東急ハンズ・ロフトなどで手に入るのですが、売り場にはアドバイザーがいることがほとんどです。

ここでしっかりと専門家の意見を聞き、必要な成分だけをピンポイントで取り込むのがベストでしょう。

市販の美容液はNG!医師への相談が必要なケース

シミ・色素沈着のトラブルだけでなく、皮がむける・ヒリヒリしやすいというかたは、注意が必要です。

美容液はどれも、わずかながら副作用やアレルギーがあると言われています。

すでに肌に大きな異変が起きている場合、美容液を不用意に使うことで、状態を深刻化させかねません。

こういった場合は、なるべく早く皮膚科の受診をおすすめします。

多くの場合は、免疫の低下や体質の変化が原因ですが、胃腸系の病気が隠れていることもあるのだとか。

総合病院であれば、体調を整えながら女性向けの肌ケア品の処方もしてくれる場合も、多くあります。

ご自身で改善しようとせず、ひとまずは医師に判断を任せるのがよいでしょう。

まとめ

美白用美容液を使う場合には、必要な成分を必要なだけ摂取する…というセオリーがあります。

合わせて、即効性の高いものは効果が落ちやすい・少ないながらも副作用がある…ということを念頭におきたいもの。

上手に付き合うことで、健康を促進しつつ白い肌を手に入れることが出来ます。

必要な場合は専門家の意見も取り入れて、自分にあった美容法を見つけましょう。






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