こっちを使うべき?BBクリームよりCCクリームが向いている人ってどんな人?
CCクリームは、一般的にBBクリームの進化形の物だと思われています。
でも、実はただのBBクリームの進化形ではありません。
そのため、BBクリームが向いている人もいればCCクリームが向いている人もいます。
では、CCクリームが向いている人というのはどんな人なのでしょうか?
ここではそんな、CCクリームが向いている人ってどんな人かということについて紹介していきます。
CCクリームはナチュラルメイク派に向いている
CCクリームが向いている人としてまず挙げられるのは、ナチュラルメイクを求めている人です。
メイクにはいろいろなかたちがあります。
ハリウッドセレブや、何らかのパーティー、あるいは何かの発表会のような舞台映えをする濃いめのメイクを普段からして、ラグジュアリー感を出したい人もいれば、まるで素肌のようなナチュラル感を求めているという方もいるでしょう。
素肌のようなナチュラル感を出すためには、CCクリームはピッタリなのです。
でも、なぜCCクリームはナチュラル感のあるメイクを求めている人に向いているのでしょうか?
CCクリームはカラー補正に優れているから
CCクリームのCCというのはどういう意味か分かりますでしょうか?
それはカラーコレクションや、カラーコントロールという意味になります。
もちろん全てのCCクリームがそういう意味だというわけではないのですが、だいたいどんなブランドから出ているCCクリームであっても、だいたい言いたいことはこのような意味のことであることが多いです。
カラーコントロールやカラーコレクションというのはまさに、色を補正するという意味です。
つまり、肌の色ムラを整えることに優れているという事です。
肌の色ムラを整えられればそれは間違いなく、肌がきれいに見えるはずです。
そして、色ムラを整えるだけなのですから、余計な厚みを生む事もありません。
その分BBクリームと比べると出来る事は少ないと言えるのが欠点ではあるのですか、ナチュラルメイクを作るにはぴったりでしょう。
重たいテクスチャーが苦手な人にもあっている
CCクリームは、重たいテクスチャーが苦手な人にもあっていると言えるでしょう。
CCクリームというのは先述のようにナチュラルメイクを作る事に定評があるものです。
ということは当然重たいテクスチャーではその存在意義がぶれてしまいます。
重たいテクスチャーの下地はそれだけで間違いなく濃いめのメイクにみえてしまいますから。
濃いめのメイクが好きな人の中にも、下地の重たいテクスチャーが苦手な人はたくさんいるでしょう。
そういう方はCCクリームが向いています。
その上に重ねれば濃いめにも出来る
下地が軽めで薄めだからといって、必ずしも完成形が軽めで薄めになるわけではありません。
下地が薄めでも、当然その上にファンデーションやらなんやらを重ねていけば、それによって全体的に濃いめのメイクを作ることだって可能なのです。
だから、濃いめのメイクの人にだって、CCクリームが向いていないというわけではないのです。
むしろ、濃いめのメイクの濃い具合もより細かく調節できるようになると言えるので、濃いめのメイクが好きな人にも、CCクリームは向いていると言えるでしょう。
たとえ重たいテクスチャーが苦手で無かったとしても、CCクリームを使ってみるだけのメリットは十分にあると言えます。
肌が弱めの人
CCクリームは先述のように軽いテクスチャーで出来ています。
軽いテクスチャーで出来ていることは、塗っている質感が良いという事以外にもう一つ利点があります。
それがなんだかわかりますでしょうか?
軽いテクスチャーのもう一つのメリットは、落とすのが簡単だという事です。
重たいテクスチャーでしっかり塗られたものよりも、軽いテクスチャーでさらっと塗られたものの方が落とすのが簡単だというのは想像に難くないのではないでしょうか?
では、簡単に落とせることではどんなメリットがあるのでしょうか?
それは間違いなく、肌への負担が少ないという事です。
強いクレンジングは色々落としすぎる
もし落とすのが難しい化粧がされていたら、ソレを落とすためにはすごく強いクレンジングが必要になります。
強いというのは、化粧を落とす力が強いという事になります。
肌の化粧を落とす力が強いという事は、当然それに伴って肌からいろいろな物を奪っていきます。
当然うるおいだって奪われていくと言えるでしょう。
そうして潤いが奪われた肌はドンドン乾燥していきます。
乾燥してしまうと肌は、皮脂を過剰に分泌するように努めていきます。
肌が皮脂を過剰に分泌するようになると、肌はてかって見えるようになるでしょう。
それだけではなく、そうして過剰にでた皮脂が原因でニキビなどができたりしていきます。
ニキビができてしまうと、いくらCCクリームで肌の色を整えて肌をきれいに見せていったとしても、まったく綺麗に見えなくなるでしょう。
当たり前ではありますが、ニキビというのは肌を汚く見せる代表的なトラブルです。
だから、すごく肌が汚く見えてしまうようになるでしょう。
ニキビのカバーは難しい
ニキビのカバーは意外と難しいものです。
肌が明らかに赤くなりますし、ふっくらもしてしまうので、それをカバーしようと思ったら、さらに色々と塗りたくらないとならなくなるでしょう。
となると当然それを落とすためにもまた強いクレンジングや洗顔が必要になります。
そうしてドンドン負の連鎖に陥っていってしまう可能性があります。
それは誰だって避けたいところでしょう。
でも、肌が弱い人が力の強いクレンジングを使うとそういうことになりやすいです。
なので、最初からあまり強い力のクレンジングを必要としないような、CCクリームが向いていると言えるのです。
肌トラブルがある人には向いていない
逆にCCクリームが向いていない人とはどんな人になるのでしょうか?
CCクリームが向いているのは上記のような人達ですが、向いている人がいれば当然それが向いていない人もいるのが世の常です。
CCクリームが向いてない人と言えるのは、肌にすでにトラブルがおこっている人だと言えます。
CCクリームとは、色を補正するようなアイテムだと言えます。
だから、起きているトラブルをカバーするような力は強くありません。
たとえば先述のようなニキビもカバーしきれません。
そういうトラブルがある人がナチュラルメイクをしていても、ただただ肌が汚いだけにみえてしまうと言えるでしょう。
ある程度肌が落ちている人が使うからこそ、ナチュラルメイクが映えてCCクリームが活きるのです。
肌トラブルがある時は別のクリームを
なので、もし肌トラブルがおこっているのであれば、CCクリームではなくBBクリームを使う事をおすすめします。
BBクリームであれば肌のトラブルをカバーする力もある程度は高いので、なんとかその場はしのぐことが出来るでしょう。
もちろん先述のように負のループに陥る可能性はありますが、それでも一旦カバー―はしていけるはずです。
まとめ
CCクリームが向いている人は、ナチュラルメイク派の人、軽い質感の物が好きな人、そして肌があまり強くない人だと言えます。
これらのどれかに当てはまるのであればこれからはCCクリームを使ってみると良いでしょう。
もし当てはまるのであれば少なくとも一度は使ってみた方が良いはずです。
化粧品はそうしていろいろ試すのが一番ですから。