CCクリーム徹底解説|CCクリームとBBクリームはどう違う?

CCクリーム

インテグレート ミネラルベース CC 20g

ドラッグストアやコスメを多く扱っているお店を見ていると、BBクリームやCCクリームといった名前が似ている商品が目につくことがあります。

BBクリームとCCクリームの違いがわからない…という人も多いでしょう。

今回はBBクリームとCCクリームの違いや、CCクリームの正しい使い方について、詳しく解説していきたいと思います。



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BBクリームとは?

BBクリームという言葉の語源は「Blemish Balm」から来ています。

「Blemish」とは傷や欠点を意味し、「Balm」は直訳すると慰める・安らぎという意味で、ここでは欠点や傷を補う・保護するという意味で使われています。

BBクリームは元来ピーリングなどの施術を受けた後に、ダメージを受けた肌の鎮静と保護を目的に作られたのですが、その保湿機能や再生機能を元に化粧下地やファンデーションの代わりといったコスメが開発されました。

最近のBBクリームは、美容クリームや下地、日焼け止めの機能を一本に集約した、オールインワンタイプのものも多くなっています。

通常のメイクと違って手軽に使えるため、完全なすっぴんは嫌だけど、メイクをするほどではない日常生活での買い物や、ちょっと出の時などに便利で人気を集めています。

価格が安いというのも人気の一つでしょう。

ファンデーション代わりにBBクリームを使う場合は、クリームの色がそのまま肌の色になってしまうので、自分の肌色との馴染みがいいものを選び、適宜ルースパウダーを使って色を調整するのも良いでしょう。

肌に直接つけることも多いので、成分表の確認と肌に合うかどうかに注意して選びましょう。



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CCクリームとは?

CCクリームはBBクリームのように語源があるわけではなく、「Care Control(ケアコントロール)」「Control Color(コントロールカラー)」などのように、解釈はメーカーによって多少違いがあります。

基本的にはBBクリームと違ってCCクリームは化粧下地として使うことが多く、肌の色ムラの調整や肌を整えることが目的です。

CCクリームそのものにも色はついていますが、本来メイクをすることを前提に作られているので、CCクリームだけでの使用よりも、CCクリームの上にファンデーションを使ったりパウダーを使ったりした方が、メイク崩れが少なくなります。

コントロールカラーは、単純に肌色のものもあれば黄色やピンク、青、パープルなど、顔の色味に合わせて使うことで、健康的な肌に見せて、赤味をカバーできるなどの色補正が期待できます。

BBクリームに比べると単体での使い心地は軽いのですが、あくまでも下地という位置づけは変わらないので、塗った後にメイクをすることを考えればBBクリームの方が手軽です。

しかし、CCクリームを使うことで肌のコンディションが整いますから、通常のメイクでも厚塗り感を出さずにカバーすることができるため、自分に合うCCクリームを見つけると手放せなくなるアイテムとなります。

CCクリームは何を基準に選ぶ?

使い心地

テクスチャーの種類によって使用感は全く違ってきます。

もったりしているものは肌が息苦しく感じてしまう場合がありますし、軽すぎるものは塗ってもあまり意味がないように感じてしまう場合もあります。

使い心地は人によって好みが分かれますから、実際に使ってみるのが一番いいでしょう。

また肌に直接塗ることも多いので、肌トラブルにも注意しなければなりません。

始めて使う商品の場合は、特に肌の状態をよく観察し異常があれば使用を中止して、改善しない場合は皮膚科への受診も検討しましょう。

成分

肌に塗る物はCCクリームに限らずチェックしておくべきですが、特にCCクリームなどのように肌に直接塗って長時間使用するものについては、成分表をしっかりと確認しましょう。

過去に肌トラブルを経験している人は、同じ成分が入っていればまた肌トラブルが起きてしまうかもしれません。

肌トラブルを起こしやすい合成界面活性剤や合成ポリマー、パラベンなどが使用されているものは、肌が弱い人は避けた方が良いでしょう。

CCクリームの中には、日焼け止めの効果が含まれているものもあります。

日焼け止めの効果には、紫外線吸収剤や紫外線散乱剤といった比較的強い成分が使われているので、紫外線をブロックする効果が高ければ高いほど、肌への負担も大きいです。

合成香料など本来の目的にさほど必要のない成分は、できるだけ避けた方が肌への負担は少なくてすみます。

成分表を見てよくわからない成分については、どういう目的で使われているのかを調べてみて、成分表がなるべくシンプルな商品を選ぶようにするとよいでしょう。

色味

肌全体に下地として使う場合は、首の色と顔の色が大幅に変わってしまわないかしっかりチェックしましょう。

顔の部分だけ不自然に白浮きしてしまっていては、顔がどんなにキレイにメイクできていても美しくありません。

ポイントで使用する場合は、肌悩みに適した色を選びましょう。

またもともと血色がよくない人が、部分使いとはいえ青みの強いコントロールカラーを使ってしまうと、顔色が悪く見えてしまうことがあるので注意が必要です。

価格

CCクリームの価格はプチプラのように安価なものもあれば、ファンデーションに近いような価格のものもあります。

使い続けるものなのであまり高価なものだともったいなく感じてしまいますが、あまりにも安価なものは肌に塗るものなので、不安が残ります。

お財布とよく相談して、無理のない価格帯のものを選びましょう。

CCクリームの使い方

使い方

下地目的でCCクリームを使う場合は、通常のスキンケアの後にCCクリームを全体に塗ります。

ファンデーションと同じように、おでこ・鼻・両頬・あごに少しずつ乗せて全体に伸ばしていきます。

目の周りは、厚塗りしすぎるとよれてしまうので気を付けましょう。

全体に塗ったらスポンジやパフでなじませていきます。

カラーコントロール目的で塗るときは、下地を塗った後に気になる部分に少しずつ指先でなじませます。

目の下にクマが出ている場合は、オレンジのカラーコントロールがおすすめです。

鼻の下の血管が肌に透けて青髭のように見える場合は、赤味が強いカラーコントロールを置くとキレイにカバーできます。

顔が赤らんでいる場合やニキビ跡のカバーには、グリーン系のコントロールカラーがおすすめです。

肌の悩みに応じて色を使い分けましょう。

注意点

BBクリームもそうですが手軽に使えることから、化粧落としもメイクをした時ほど念入りにしない人もいますが、肌にとっては異物となってしまいます。

CCクリームにパウダーを使っただけのお手軽メイクの時でも、クレンジングを怠らないようにしましょう。

つけっぱなしで寝てしまっしまうなど、クレンジングをせずに洗顔だけにしていると毛穴に汚れがつまってしまい、ニキビや毛穴が広がる原因となってしまいます。

いくら肌にいい成分と謳われていても、それはメイクをしているときの負担を減らす意味で、肌にとって負担になっているのには変わりないのです。

使用した日はしっかりクレンジングをして、洗顔後の保湿をして肌をいたわってあげましょう。

まとめ

BBクリームとCCクリームは名前こそ似ていますが、使う目的は全く違いますので購入する時は間違えないように気をつけてください。

肌に合うかどうかは実際に使ってみないとわかりません。

口コミなどを参考にする時も、他の人にはよくても自分にあうとは限らないので、自分に合うかどうかはなるべく使ってから決めるようにしましょう。






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