肌に優しいメイクをするには？肌にいいCCクリームの特徴を教えて！
メイクをすることで女性の魅力を引き出すことができますが、1日中肌に直接触れるファンデーションを選ぶ際にはできるだけ肌に優しいものを選びたいですよね。
CCクリームはのびが良く軽い使い心地なので幅広い層の方に人気があります。
豊富な種類のCCクリームがありますが、その中から肌にいいものを見つけるにはどうすれば良いのでしょうか。
ここでは、肌にいいCCクリームの特徴をご紹介したいと思います。
CCクリームとファンデーションはどんな違いがある？
現在はファンデーションのように使うことも可能なCCクリームが多いため、ファンデーションとの違いが分からないという方がいるかもしれませんが、CCクリームはもともと化粧下地のクリームとして使用されているものです。
化粧下地を塗らずにファンデーションを直接肌にのばした場合、肌の乾燥が気になる方はファンデーションののびが悪かったり、仕上がりが粉っぽくなることがあります。
そういった場合に肌に潤いを与えるCCクリームを塗っておくことで理想的なメイクの仕上がりを目指すことができます。
また、皮脂によってメイクが崩れやすい方であれば、皮脂をコントロールする機能が期待できるCCクリームを肌にのばしておくことでメイクの持ちを良くする対策がとれます。
このように、CCクリームはメイクの仕上がりを美しくするための対策がとれるアイテムなのです。
肌にいいCCクリームの特徴を教えて！
クリームの多くの割合が自然由来の原料からできている
肌にいいCCクリームを探している場合、自然由来の原料からできているものがおすすめです。
CCクリームが製品によって特徴に大きな違いがあるのは、クリームに含まれている配合成分に違いがあるからです。
製品によっては使用感を良くするために化学的に合成された成分が多く含まれているものがありますが、この割合が多いものは肌にいいCCクリームとは言えません。
また、自然由来の成分配合と謳っていてもCCクリームの中に自然由来の成分が僅かな割合しか含まれておらず、主成分のほとんどが化学的に合成されたものも肌にいいとは言えないでしょう。
90％以上もの割合でミネラル成分などの自然由来の成分が配合されているものがありますが、このような特徴を持つ場合にはいいCCクリームだと言えるでしょう。
肌をサポートする美容成分が配合されている
CCクリームの中には、保湿や美白、アンチエイジングケアをサポートする美容成分が配合されているものがあります。
人それぞれに肌の悩みに違いがありますが、肌が乾燥しやすい方であれば肌に潤いを与える特徴を持つ美容成分が配合されたものを選ぶと良いでしょう。
また、紫外線の影響による肌のくすみが気になる方であれば、肌内部で増え過ぎたメラニン色素に働きかける美容成分が配合されたものを選ぶなど肌をサポートするCCクリームを選ぶことが大切です。
女性の場合メイクする際に肌にのばしたCCクリームは1日中肌に影響を与えることになるので、必要とする美容成分が配合されたものであれば肌を整える対策がとれるのでおすすめです。
刺激になることもある紫外線吸収剤が含まれていない
紫外線の悪影響は数々の肌トラブルが生じる原因となるので、日中は紫外線対策をとることが大切です。
しかし、紫外線から肌を守りたいがために肌にとって刺激となる可能性を秘めた製品を使用すると肌に良くない影響を与えてしまうことがあります。
SPF値やPA値が高いCCクリームの中には紫外線吸収剤が含まれているものがありますが、これは肌の表面で紫外線を吸収した後、紫外線吸収剤の化学反応により熱エネルギーなどに変換をすることによって紫外線の影響をブロックするメカニズムとなっています。
しかし、肌表面で絶えず化学反応が起きていることになるので、肌が敏感な方にとって肌にダメージを与えることもあるでしょう。
また、SPF値やPA値が高いCCクリームの中には紫外線散乱剤が含まれているものがありますが、こちらは紫外線を跳ね返す働きを持っています。
肌表面で化学反応を起こさずに済むので、紫外線吸収剤が含まれているものと比較すると、肌へのダメージを軽減する対策がとれます。
合成ポリマーが含まれていないクリーム
CCクリームの中には合成ポリマーが含まれているものがあります。
合成ポリマーが配合されることによって、メイクの仕上がりがサラサラとした状態となりメイク崩れを防ぐ働きを期待することができます。
しかし、合成ポリマーはサラサラとした使用感がありますが、肌の水分を吸着する特徴を持つので長時間そのままの状態でいると肌が乾燥しやすくなってしまいます。
肌の水分を奪う合成ポリマーが含まれておらず、肌が自然な状態を保てるものがいいCCクリームだと言えるでしょう。
自分に合うCCクリームの選び方とは？
肌質の欠点をサポートするクリーム
人にとっていいCCクリームでも自分にとっては悪いCCクリームかもしれません。
その理由は人それぞれの肌質に大きな違いがあり、肌質の欠点を増長してしまう成分が配合されたCCクリームは肌トラブルを誘発することがあるからです。
皮膚から分泌される皮脂は肌の水分の蒸発を防ぐ大切な役割を持ちますが、過剰に皮脂が分泌されてしまうと毛穴に皮脂が詰まる原因となります。
このような場合、皮脂を吸収する成分が配合されたものが自分にとっていいCCクリームということになります。
反対に皮脂の分泌量が少なく乾燥肌の方が皮脂を吸収するタイプのCCクリームを使用するとますます肌が乾燥します。
このような場合には、水分や油分を与えてくれるものがいいCCクリームということになります。
肌質の欠点をサポートしてくれるCCクリームを選ぶことで、美しいメイクの仕上がりを期待することができるでしょう。
肌色を整えて綺麗に見せるクリーム
CCクリームは肌に薄くのばすことで、自然に肌の気になるところをカバーする働きが期待できます。
ファンデーションと比較するとカバー力はやや劣りますが、肌色をさり気なく整えて綺麗に見せてくれます。
肌色を綺麗に見せるためにも、自分の肌色に良く馴染む色のCCクリームを選ぶと良いでしょう。
メイクの時に使い心地が良いクリーム
CCクリームは薄づきでのびが良い特徴を持っていますが、人によってはより軽い使い心地を期待する方もいるかもしれません。
CCクリームの配合成分によって肌のカバー力がより期待できるものもあれば、肌のカバー力は劣るものの多くの美容成分が配合されていることによって肌に潤いを与えながらより自然な使い心地が期待できるものがあります。
メイクの時の使い心地が良さは、CCクリームを選ぶ時の大切なポイントのひとつです。
肌にいいCCクリームの上手な使い方
肌は季節や生活習慣によって脂っぽくなる時もあれば乾燥しがちになることもあります。
肌状態の変化に合わせてスキンケア方法を変えるように、肌に直接つけるCCクリームも肌の変化に合わせて柔軟に変えることが大切です。
1年中乾燥肌の方や脂性肌の方もいれば外的要因によって肌の状態が変わる方もいるので、肌の状態を見ながらCCクリームを使うことが大切です。
まとめ
自分にとっていいCCクリームを選びたい場合には、広告や肌質の違う方の意見を参考にするのではなく、まずは、自分の肌の状態をよく見た上でCCクリームを選ぶことが大切です。
肌に良くない成分が含まれているものはできるだけ避けるようにして、肌をサポートしてくれるようなCCクリームを使うようにすればメイクを通して肌を整える対策をとることができるでしょう。