はじめての白髪染めをする人は自分でやっても大丈夫?
なぜでしょう白髪は黒髪よりもコシがあり、短い白髪ほど元気よくピョンと飛び出してきて若干ストレスを感じてます。
所々に見え隠れしている白髪に、そろそろ美容院へ行って染めてもらったほうがいいのか、簡単そうな市販の白髪染めにしようか悩んでる方へ、はじめての白髪染めについてポイントがあります。
ぜひ参考にしてみてください。
髪の表面に白髪が出てきた時が黄色信号
10代20代の頃はツヤのある真っ黒な髪色。
スタイリング剤などもつけなくても健康的な髪質も、歳を重ねるにつれ髪質や量、ボリュームも減少してくる人が多くなりそれに加えて白髪も気になるようになる歳を迎えます。
1本2本と髪の表面に数える程度の白髪が出てくるようになったら、ここが黄色信号です。
そろそろ白髪染めを考える時期となります。
見えない所に多くある白髪
美容院へ頻繁に通っている人は、スタイリストさんから白髪の量を直に確認してカラーリングから白髪染めをおすすめされますが、自分でカラーリングをしている人は、見える部分が少しだけ限られますので見落としがちです。
特に表面は少しの白髪でどうにか大丈夫と思っていても、分け目を変えると意外と白髪が多かったりします。
髪の表面の中や、後ろのツムジ部分などが白髪があっても見落としがちなので、自分ではなく、他者に自分の見えない部分も見てもらうのもおすすめです。
カラーリングをしても白髪の色だけ違ってくる
美容院でも、市販の商品でも、カラーリングをしてから数日後、数週間経つと、部分的に色が明るくあがってくることはありませんか?
そこが白髪の部分なのです。
カラーリングから白髪染めのシフトの時期になります。
ブラウン系のカラーの白髪染めの場合、白髪は金よりの茶色が浮いて見えてきます。
染める前に白髪は目立っていなくても、洗うごとにカラーリングにムラがでたらサインです。
市販の白髪染めからスタート
美容院でやるほど多く白髪が目立たないので自分で白髪染めをしてみたい!
以前は白髪染めというとおばさんチックな古風なイメージでしたが、最近のヘアスタイリングメーカーの白髪染めは、中高年向きから、若い年齢層でも気軽に手に取れるパッケージや、カラーバリエーションがここ数年ドラッグストアでも多く見るようになりました。
ムースタイプで選ぶ
泡状ですので見るからにとても簡単です。
髪の長さに間に合う分量で、ただもみ込むだけのお手軽タイプですので、分け目、生え際もそこまで白髪の量が少ない人や、時間をかけずに染まるのでおすすめです。
しかし簡単に染めれて楽なところがウリではありますが、色持ちはどうかと言うと長期間を維持することを期待している人は、残念ながらそこまで持続できません。
ちょっとした集まりが近日中にあったり、とりあえず今だけ白髪をカバーすればよかったり、お急ぎで染めたい場合はおすすめです。
クリームタイプで選ぶ
チューブ式なクリームを自分で混ぜながら染めるタイプは、特に白髪がしっかりわかる人。
白髪染めを自分でやりたい人におすすめです。
先にデメリットから言うならば、ムースタイプは液をボトルに入れてシェイクする簡単なもの。
クリームタイプは、チューブを均等に混ぜ合わせ、髪全体にクリームが足りるように考えながら分量を作って塗るという少々面倒臭いイメージがあります。
しかし面倒な調合を省けば、メリットはたくさんあるのです。
まず結果から入ると、染まりは十分期待できますし、ムースタイプよりも染まる維持期間も長くなります。
液状ではない分、液垂れがないことやクリームのテクスチャーも基本サラサラではないので、パーテーションごとにクシでわけやすく意外と塗りやすいのです。
セルフのチェックポイント
鏡の前で見える部分(正面や生え際)、ここで肝心なのが自分では見えない後頭部が見落としやすいのです。
前にも書きましたが、家族や自分以外の人にチェックしてもらうことができない場合は、自分で合わせ鏡などを使ってしっかりチェックしましょう。
真後ろは自分では普段見えない部分です、染め忘れなどもムラの原因になります。
いつものヘアスタイリングを意識して
市販の商品には、生え際や襟足など先につける部分が説明されています。
こちらももちろん大切な部分ですが、限られた量の中でしっかり染めたいので、普段の分け目、いつも自分がしている髪型にまずセットをしてから、目立っている部分や気になる部分を意識しながら塗るのがポイントです。
白髪染めをした日を覚えておく
美容院へ行く時と同じように染めた日をカレンダーにマークしておきます。
覚えているようで染まったことに気が行ってしまい、意外と染めた日を忘れがちになります。
染めてからどのぐらいで再度染めたい時期が来るのかもマークしておいた方が今後の参考になります。
次回の白髪染めをするためのポイント
自分で染めた際に、染まりきらなかったからと翌日など日を空けずに、新しい商品で色を切り替えたりとすぐの塗り直しはやめましょう。
次回に自分で白髪染めをするか、もしくは美容院でしてもらうかはご自身次第ですが、基本1ヶ月から2ヶ月ほどの間隔をあけるのがベストです。
美容院で白髪染めをしてもらう場合
前回はセルフで白髪染め、今回は美容院で白髪染めをしてもらう場合、スタイリストさんに、いつ自分で白髪染めをしたかを必ず伝えましょう。
頻繁にセルフで染めていて久しぶりに美容院に行くときも何回染めたかもです。
美容院で染めてもらった後のセルフの白髪染め
一般的に市販のメーカーの物の成分はほぼ同じものを使われていますが、今後セルフでする際、スタイリストさんにもアドバイスをもらいましょう。
髪全体の白髪の多い部分など染め方にもポイントがあるはずです。
美容院のカラー剤からまた市販を使う時の色選びなども参考にしましょう。
実際、美容院とセルフのメリットデメリットとは
美容院ではプロの施術ですから仕上がりは満足すると思います。
セルフで染めるときは美容院へ行くより数倍も安くすみます。
ではそのほかに、双方の良いところと悪いところってそれ以外にあるのでしょうか。
低コストは断然セルフ
セルフの場合、商品さえ手に入れれば後は染めるだけ。
万一カラー剤が付いてもいいように普段着のままでいいですし、もちろんノーメイクで自分のやりたい時間に落ち着いてできます。
気に入った商品があれば、使って行くうちにコツも掴めます。
低コストで済むから100%完璧を求めなくても妥協できるというメリットもあります。
セルフの落とし穴はこれ
自分の好きな時間に白髪染めで低コストは大きいメリットですが、美容院のように、色の調合がなくて簡単で染めやすいことが良いことでもありますが、素人でもプロのように簡単に染められるというところに落とし穴。
「簡単に染められる」「美容院よりも早い時間で染まる」というのは染める染料も美容院より強いもので作られているのです。
髪が傷むことを考えて、美容院へシフトする場合は、なるべく白髪染めも当分控えることがおすすめです。
まとめ
白髪染めはカラーリングのように希望の色の発色にこだわるだけではなく、白髪をカバーすることと、傷みをなるべくおさえることが重要です。
色だけにこだわってしまい、結局色落ちが早く、白髪をカバーしきれないこともあります。
ご自分の髪の特徴や、染まった後のクセなどもチェックして、納得のいく白髪染めで健康な髪を維持して欲しいです。