オールインワンゲルをさらに効果的に使う秘訣とは?ダブル使いで効果アップ
忙しくて時間がないけれどしっかりケアはしたいという女性は多いですよね。
そんな需要に応えてくれる、スキンケアの強い味方として人気が高いオールインワンゲル。
けれど一方で「保湿力が弱い」「肌に合わせたケアがしづらい」といった効果の弱さを指摘する声も聞かれます。
そこで、オールインワンゲルは魅力的だけどもっと効果的に使いたいという人におすすめの「ダブル使い」について紹介します。
オールインワンゲルとはこんなもの
スキンケアに通常の基礎化粧品を使用する場合、「化粧水→美容液→乳液」と最低でも3ステップ、人によってはこれに導入化粧水、保湿クリーム、パック…とどんどんアイテムが追加されますね。
スキンケアが必要なのはわかっていても毎日これだけのケアを続けるのは大変なものです。
オールインワンゲルは「オールインワン」の名前が表す通り、スキンケアにかかる面倒な工程を1ステップで全部かなえてくれる嬉しいアイテムです。
スキンケアはしたいけれど日々忙しさに追われる女性達から強い支持を得ています。
今はさらに各メーカーから美白、アンチエイジングや保湿重視のもの、UVカット効果、化粧下地としての効果があるものなどプラスアルファ効果があるオールインワンゲルが多数出ています。
オールインワンゲルのメリット
その手軽さから愛用者も多いオールインワンゲルですが、使用することでどんなメリットがあるのでしょうか。
忙しい朝にも嬉しい時短スキンケア
スキンケアを1からしようとするとかなりの時間がかかり、時間の無い朝などはとても大変です。
その面倒な過程を1ステップに短縮できるのは、仕事に家事に育児にと日々忙しさに追われている現代女性に嬉しいアイテムです。
コスパの良さ
化粧水から美容液、乳液とラインで揃えようと思うとなかなかの金額になりますね。
それと比較するとオールインワンゲルはコスパがよく経済的です。
肌に優しい低刺激
実は肌がダメージを受ける原因に、皮膚への摩擦があります。
スキンケアのために頑張っているはずなのに何アイテムも肌に塗ることでかえって肌に負担がかかってしまうことがあるのです。
その点オールインワンゲルは1ステップで終わるため肌への刺激が最低限ですみます。
敏感肌の人にも嬉しいですね。
オールインワンゲルのデメリット
「時短・コスパ・肌への優しさ」とメリットの多いオールインワンゲルですが、もちろん弱い部分もあります。
ここではオールインワンゲルのデメリットを見ていきたいと思います。
ひとつひとつの効果が弱い
オールインワンゲルは化粧水や美容液、乳液などたくさんのの機能が1つにまとめられています。
今は保湿効果が高いものや美容成分が多く含まれるものなど様々な商品が出ていますが、ひとつの効果に特化したアイテムに比べるとどうしても効果が弱くなってしまいます。
肌への浸透力の弱さ
オールインワンゲルは肌への浸透力の弱さもよく指摘されています。
スキンケアでは化粧水→美容液→乳液と段階を踏んでいくことで成分を浸透させていきます。
オールインワンゲルはその過程を一度にまとめているため、どうしても浸透する力が弱くなってしまうのです。
肌の調子にあわせた調整がしにくい
オールインワンジェルの魅力といえば、1ステップでスキンケアをすませることができるということです。
けれど逆に、肌が乾燥ぎみで水分を補いたいというような肌状態に合わせた細かいケアがしづらいという特徴があります。
「ダブル使い」で効果アップ!
オールインワンゲルの特徴といえる1ステップの行程ですが、実は他のアイテムをプラスして「ダブル使い」することができることをご存知ですか?
このダブル使いでオールインワンゲルのデメリットである「ひとつひとつの効果が弱い」「肌への浸透力が弱い」「肌の調子にあわせた調整がしにくい」を、必要なアイテムを足すことで補うことができます。
時間の無い朝はオールインワンゲル単体でシンプルケア、夜や週末など時間がある時はダブル使いでスペシャルケアと使いわけるのもおすすめです。
おすすめのプラスアイテム
肌の悩みや肌の調子などはそれぞれ違います。
大切なのは自分がプラスしたい効果に合わせたり、その日の肌の調子に合わせたりして判断してみることです。
例としておすすめのプラスアイテムを紹介するので参考にしてみてください。
化粧水×オールインワンゲル
化粧水はオールインワンゲルに一番プラスしやすいアイテムです。
今まで使っていた化粧水をそのまま継続してプラスで使っても問題ありません。
肌に水分が足りないと感じる時にオールインワンゲルにプラスして塗ることで保湿効果をアップさせることができます。
また化粧水の効果で肌を柔らかくしてからオールインワンゲルを使うことで美容成分が浸透しやすくなる効果もあります。
ただし化粧水がさらりとしたタイプかとろみのあるタイプかには注意してください。
とろみのあるタイプは、オールインワンゲルと組み合わせるとベタついたりモロモロ(ポロポロとした白いカス)が出たりする原因になってしまいます。
導入化粧水×オールインワンゲル
導入化粧水とは他にも「導入美容液」「ブースター美容液」「導入液」などの呼び名があります。
肌をきめ細かく整える作用があり、化粧水などの成分を肌に浸透しやすくしてくれるアイテムです。
実はこの導入化粧水をオールインワンゲルにプラスすることで浸透力が大幅にアップします。
使用方法も導入化粧水を馴染ませてからオールインワンゲルを使用するだけなので簡単です。
保湿効果も高めてくれるので肌が乾燥しているなという時にもおすすめのプラスアイテムです。
美容液×オールインワンゲル
美容液とのダブル使いもおすすめです。
オールインワンゲルの総合的なスキンケアに加え、シミが気になる時には美白効果の高い美容液、たるみが気になる時はコラーゲンなどの成分多めの美容液など、自分の肌の悩みに合わせてプラスすることで効果を高めることができます。
オールインワンゲルは1つで保湿→蓋までしてしまいます。そのため、オールインワンゲルの後に美容液を使用してしまうと浸透しづらくなるので注意が必要です。
美容液をプラスする場合は必ずオールインワンゲルの前に使用してくださいね。
ダブル使いは順番が大事
さて、プラスしたいアイテムは決まったけれど、そのアイテムをオールインワンゲルの先に塗ればいいのか後に塗ればいいのか判断に困ってしまうことはありませんか?
実は塗る順番には法則があります。
スキンケアは「化粧水→美容液→乳液」と水分を補う→美容成分を浸透させる→油分で蓋をするという流れで行いますが、オールインワンゲルとダブル使いをする場合も基本は同じです。
ポイントとなるのは「水分」と「油分」です。
- オールインワンゲルより水分が多い→先に使う
- オールインワンゲルより油分が多い→後に使う
この法則で判断すれば大丈夫です。
具体的に見てみると
- 化粧水をプラスするなら→先
- 美容液をプラスするなら→先
- 導入化粧水をプラスするなら→先
- 乳液、保湿クリームをプラスするなら→後
となります。
まとめ
「時短・コスパ・肌への優しさ」を実現してくれる忙しい女性の強い味方オールインワンゲルですが、他のアイテムをプラスする「ダブル使い」をすることでそれぞれの肌の悩みや肌の調子に合わせて効果をさらにアップすることができます。
自分の肌にぴったりのアイテムのダブル使いで、ぜひスペシャルケアを試してみてくださいね。