パウダーファンデーションを気持ちよく使うためのコツ
パウダーファンデーションを購入して新しい時はそうでもないけれど、だんだんと表面にぽつぽつとした形が出来たり、固くなったり、顔につけたら筋が出来てしまったりする悩みがありませんか?
気持ちよく使うためには、スポンジの扱い方が実は大きく影響をしています。
最後まで使い切るためにも、ご紹介するコツを抑えて使って行きましょう。
パウダーファンデーションで起こりうる「ケーキング」
パウダーファンデーションを使っていて、表面にポツポツとした形ができたり、一部が硬くなってしまったり、使った時に筋が入ってしまったりすることがあります。
これは、「ケーキング」と言われる現象が起こっていると考えられます。
パウダーファンデーションだけではなく、アイシャドウやチーク、粉おしろいでも起こる現象です。
なぜ?「ケーキング」が起きるの?
なぜ、「ケーキング」が起こってしまうのでしょうか。
それは、汗や油分、皮脂、肌に落ち着いてしまっていない化粧品がついたままのスポンジを使用したことで、表面が硬くなってしまうことがあります。
また他にもパウダーファンデーションには、もともと保湿成分やお肌への密着を高める成分が配合されているので、頻度は少ないのですが、たまたま同じ位置をこすることによって粉末同士がくっついて粒になったり塊ができてしまうという事があり得るのです。
「ケーキング」という言葉は、ご存知なくてもこのような現象を経験したことはあるのではないでしょうか?
こうすれば「ケーキング」は防げる!
メイクをする時、パウダーファンデーションを使う前に美容液や日焼け止め、下地などを使いますがその時に十分に肌になじませてから、ファンデーションを使うようにしましょう。
また、スポンジはこまめに洗って清潔を保つようにしてください。
丁寧にもみ洗いをするのがおすすめです。
あまり、力を入れて洗うとスポンジそのものが劣化してしまうからです。
そして、パウダーファンデーションをスポンジで撮る時には表面をムラなく均一に撫でるようにするのがコツです。
指先に力を入れて一部をとるとか押すようにしてとるのは、ファンデーションの粉末同士がくっついてしまうため固まりやすくなってしまうので避けるようにしましょう。
スポンジの清潔さが左右する!
「ケーキング」だけではなくパウダーファンデーションの仕上がりや肌触りにも影響を与えるのが、スポンジの汚れです。
お手入れをする時にはスポンジクリーナーや中性洗剤などを使って綺麗に洗いましょう。
その後は陰干しをしてしっかりと乾燥させてください。
しめりけが残っているとさらにファンデーションに湿気が伝わってしまいます。
メイクの仕上がりを良くするためにもスポンジはいつも清潔な状態で使うようにしましょう。
スポンジを使用する時の注意点
スポンジは、使用を続けているうちに直射日光、摩擦、洗浄を繰り返すことでだんだんと劣化してくるものです。
そのためにも、いつもスポンジの状態が満足の行くものかをチェックしておくことも必要ですね。
例えば、スポンジが粗くなってきたり、弾力が落ちてしまったり、ゴワゴワとして肌に触れたときに硬さを感じたり、仕上がりに不満が出て来たりした時には、新しいものを買い求めるようにしましょう。
そのためには、予備としていくつか準備をしておくと毎日清潔な状態で使い続けることが出来るので便利です。
まとめ
何気なく使っているパウダーファンデーションですが、気持ちよく使うためには性質を知り「ケーキング」を避けるための工夫をしたり、スポンジの扱いにも注意が必要ですね。
最後まで気持ちよくきれいな仕上がりでパウダーファンデーションを使っていくためにも、ちょっとしたコツを知り意識して使うだけでも、使用感にも満足が行くようになります。