ヘアオイルはどう使う?ヘアケア効果を実感するためのおすすめの使い方
美しい髪を保つために、現在は多くの方が何らかのヘアケア製品を利用しています。
一般的にシャンプー時にはトリートメントを利用しますし、朝のヘアセット時にはスタイリング剤などを利用してヘアケアとヘアアレンジに役立てています。
これらはポピュラーなヘアケア製品として人気がありますが、オールマイティに利用でき、さらに髪への色々な効果も期待できる製品として注目されているのが、ヘアオイルです。
しかしヘアオイルは、べたつく印象が強いせいかまだまだ浸透しておらず、その正しい使い方を知らない人も少なくないようです。
上手に利用すれば艶やかで潤いがある美しい髪を手にできるアイテムです。
そこで今回は、ヘアオイルの魅力とそのおすすめの使い方について詳しくご紹介していきます。
目次
ヘアオイルの使用で実感できる、ヘアケア効果とは
ヘアオイルを使えば、色々なヘアケア効果を実感できます。
具体的にどんな効果があるのか、詳しくご紹介します。
保湿効果とツヤ効果で、美しいまとまりのある髪に変身できる
ヘアオイルを気に入って使っている人の多くは、その保湿効果やツヤ効果に満足しています。
成分の油分は髪をコーティングしてくれる役割があり、内部の水分を閉じ込めてくれます。
特に髪のパサつきや痛みがある方はヘアオイルの使用が効果的で、損傷しているキューティクルに代わって髪の表面を保護して保湿してくれます。
朝起きてボワーっと広がってしまっている髪も、ヘアオイルを使用すると潤いがある髪になり、スタイリングもしやすくなります。
さらにヘアオイルを使用することで、パサついていたボサボサの髪も艶やかになります。
ヘアクリームやスタイリング剤では出せない、ヘアオイルならではのツヤが魅力です。
髪に潤いやツヤが欲しい方は、ぜひヘアオイルを試してみましょう。
気になるドライヤーの熱はじめ、乾燥や紫外線などから髪を守ってくれる
保湿効果やツヤ効果と同等にあげられるヘアオイルの魅力と言えば、髪を保護してくれる効果です。
髪は素肌と同じで、様々な要因で傷みやすい環境下にあります。
例えばドライヤーで髪を乾かす際の熱も髪にとってはダメージの原因になり、毎日のことですからその影響も少なくありません。
またエアコンによる乾燥や屋外での紫外線の影響も、髪が傷む原因になります。
このような外的要因から髪を守るためには、ヘアオイルの使用が有効です。
髪の表面をオイル成分がコーティングしてくれ、熱や乾燥や紫外線などの影響を受けにくくしてくれます。
外出時も室内にいる場合も髪を傷める要因は色々ありますから、ヘアオイルを日常的に利用して、ヘアケアに役立てましょう。
ヘアオイルのおすすめの使い方は、シャンプー後のヘアケア
ヘアオイルの効果を実感するためには、どんな使い方が良いのでしょうか。
おすすめの使い方として、まずはシャンプー後のヘアケア方法をご紹介します。
シャンプー後の使用がおすすめの理由
まずはなぜシャンプー後にヘアオイルを使うのがおすすめなのか、その理由をご説明します。
シャンプー後の濡れた髪にヘアオイルを使用すると、乾燥した髪の状態よりも馴染みがよく、スムーズにのばせます。
その結果、均一にのばすことが可能となり余計なべたつきが押さえられます。
またシャンプー後に使用することでトリートメント成分を髪に閉じ込めてくれ、ヘアケア効果が発揮されやすいのです。
さらにドライヤーによる熱のダメージからも保護してくれますし、その際の水分の蒸発も防げるため嬉しいメリットがたくさんあります。
シャンプー後にヘアオイルを使う場合は、ヘアケア効果を最大限得るための手順やつけ方のポイントがありますので、次にご紹介します。
シャンプー後に使用する場合の手順と、ベタつきを防止するつけ方のポイント
ヘアオイルを塗れた髪に使用する場合の手順は簡単です。
濡れた髪は、まずタオルドライしておきましょう。
ヘアオイルを使うのはこの後で、べたつきを防止するためには、つけ方にポイントがあります。
ポイントの一つ目は、各製品で推奨している適量を守ることです。
メーカーによってヘアオイルの成分に違いがあり、使用する量も違っていますから、必ず確認して使いましょう。
適量のヘアオイルを掌にのせたら、両手で指先まで均等に伸ばします。
髪の内側から揉み込むイメージで手を入れて、毛先周辺から髪の半分くらいまでの部位をメインに伸ばしていきます。
頭頂部へ伸ばすかどうかは、髪型や髪質などを考えて行うようにします。
頭頂部周辺に髪の表面からつけると、人によってはボリュームがないペタンとした髪型になったり、べたつきが気になる場合がありますから、そんな時は避けた方がよいでしょう。
朝のヘアセット時にも役立つ、ヘアオイルの使い方
ヘアオイルは、朝のスタイリング時にも使用できます。
使用することで得られる効果や、使い方のポイントをご紹介します。
ヘアスタイリング時に使えば、まとまりがある美しい髪に
朝の乾いた髪をセットするためのヘアスタイル製品は、種類が色々あります。
例えば液状やジェル状のスタイリング剤、ヘアクリーム、ワックスなどがあり、ヘアオイルもこれら同様にヘアスタイリング時に大変役立ちます。
どれを選ぶかは、髪型や髪質、髪の状態に合わせてセレクトするのが良いでしょう。
ヘアオイルをスタイリング時に使うことで得られるメリットは、まとまりがあるうるツヤ髪に仕上げられることです。
例えばパーマをかけている人や起きた時に髪が広がってしまう方などは、ヘアオイルの使用がおすすめです。
オイル成分が髪に潤いを与え、サラサラまとまりがあるヘアに変えてくれます。
同様に髪にツヤを与えたい方や痛みが目立つパサついた髪の方なども、朝のヘアオイルがおすすめで、短時間で潤いやツヤがある美しい髪にチェンジできます。
さらに朝の使用で、日中の紫外線や乾燥から髪を守る効果も期待できます。
量と使い方に気をつけて、ベタつきを防ごう
乾いた髪にヘアオイルを使う場合は、塗れた時の使用と比較すると、べたつきが目立ちやすいものです。
そのため、より使い方に気を付ける必要があります。
美しく髪をスタイリングするため、ここではヘアオイルの避けたい使い方をあげておきましょう。
べたつきが目立つ原因のひとつは、必要以上の量を使うことです。
ツヤを出したい…髪を綺麗にまとめたい…という気持ちが先行して適量を守らないと、重たさやべたべた感が目立つ残念な状態になってしまいます。
また手でよく伸ばさずに髪につけることも避けたい使い方で、この場合もべたつきが目立ってしまいます。
そして朝のスタイリングで特に避けたい使い方は、髪の表面からつけることです。
広がりを抑えるためやツヤを出すために、やってしまいがちな使い方です。
塗れた髪の使い方と同様に、内側から揉み込むようにしてつけていきましょう。
さらに髪全体に使うと重い感じになってしまうので、毛先から半分くらいまでの部位を中心に使ってみてください。
髪のパサつきが気になる時は、スペシャルな使い方がおすすめ
ダメージが気になる髪の方には、ヘアオイルの特別な使い方がありますのでご紹介します。
シャンプー前にヘアオイルでパックするヘアケア方法
髪の乾燥や毛先のダメージが気になる方は、いつものシャンプー前にヘアオイルでパックしてみてはいかがでしょうか。
これはヘアオイルのスペシャルな使い方ですので、ぜひ参考にしてみてください。
オイルパックの手順ですが、タイミングとしては入浴前に行うのが良いでしょう。
まずは髪を軽くとかして、埃などを落とします。
次にヘアオイルを手に広げて、頭皮をマッサージながら馴染ませていきます。
この状態の頭に蒸しタオルを巻いて、5~10分程度蒸らします。
頭皮が温まって血行がよくなり、ヘアオイルに含まれているヘアケア成分がよく浸透します。
その後はオイル成分を洗い流し、いつものシャンプーやトリートメントで洗髪します。
髪を乾かす際にも、ヘアオイルの使用が効果的です。
ヘアオイルのパックを行えば、傷んだ髪も潤いやツヤを取り戻してまとまりが出てきます。
髪のダメージが気になったら、ぜひ試してみてください。
頭皮に使用する場合は、安心できる製品を選ぼう
ヘアオイルでパックする場合、頭皮マッサージも行うため、天然成分の製品が安心です。
ヘアオイルは含まれる成分が製品によってかなり違うため、しっかり確認して選びましょう。
天然成分が100パーセントという製品もありますし、保湿成分や美容成分が含まれているものもたくさんあります。
ヘアオイルを選ぶ際は配合成分とその効果を確認し、さらにチェックしたい点は、その香りです。
ヘアオイルを好きな香りで選ぶという方も多いので、つけていて癒されるような、自分好みの香りがないかチェックしてみてください。
まとめ
ヘアオイルは保湿効果やツヤ効果、さらに髪を保護してくれる効果などもあり、他のヘアケア製品同様にぜひ利用したいアイテムです。
効果を実感するためのおすすめの使い方は二つあり、ひとつはシャンプー後の濡れた髪に使って髪の保湿や保護に役立てます。
ドライヤーを使って髪を乾かした後も、しっとりまとまった髪に仕上がります。
もう一つのおすすめの使い方は、朝のスタイリング時の使用です。
髪の広がりやダメージもヘアオイルの成分がカバーしてくれて綺麗にまとまり、さらにツヤがある美しい髪にしてくれます。
またダメージが気になる時は、ヘアオイルでパックする使い方もおすすめです。
それぞれの使い方に気をつければべたつきも防げますから、毎日のヘアケアライフにぜひ取り入れてみてください。