ホホバオイルをかしこく使って乾きしらずな女性になろう
最近よく耳にする「ホホバオイル」をご存知でしょうか。肌にいいって聞くけど、いまいちどんなものなのかわからない、なんて人もいるのではないでしょうか。今更聞きづらいホホバオイルについて、まとめてみました。
ホホバオイルひとつで全身ケアが実現
ホホバオイルとは
ホホバオイルってよく聞くけど、一体何なの?という人もいるかと思います。ホホバオイルとは、カリフォルニアやメキシコの砂漠に生える多年草の植物「ホホバ」から取れるオイルのことです。植物性のオイルなんですね。昔からホホバは「命の植物」と言われ、親しまれてきた植物です。砂漠でも育つので、熱に強く酸化しにくいのが特徴です。なので、ホホバオイルは比較的品質が落ちることなく長持ちするのが魅力的です。
高い保湿能力で肌を守る万能オイル
ホホバオイルは全身に使える万能オイルです。ホホバオイルを使うとどんな効果があるのでしょうか?このオイルは保湿力が高いので、肌を乾燥から守ってくれます。女性の肌の大敵は乾燥。シミやシワ、たるみを引き起こす原因になります。砂漠でも生きているホホバは高い保湿能力を持っています。ホホバにはワックスエステルという成分があり、肌の弾力や潤いを保つ作用があります。私たちの肌と似た成分なのでとても肌に馴染んで浸透しやすく、肌トラブルの原因を改善してくれるのです。また、ターンオーバーが遅れるとシミの原因になりますが、このオイルには肌を柔らかくしてターンオーバーを手助けする作用もあります。肌を若々しく保つのに、ホホバオイルはとても重宝するのです。
ホホバオイルでクレンジングする方法
ホホバオイルはクレンジングができます。クレンジングはスキンケアの中でもとても重要な過程です。洗顔だけでは落としきれない汚れを、ホホバオイルを使って落としましょう。濃いめのメイクをしている部分は事前に専用のリムーバーで落としておきます。それが終わったら、たっぷりめのホホバオイルを手にとって優しく肌に馴染ませて化粧を浮かせていきましょう。そのあとぬるま湯ですすいでください。最後に洗顔料を泡だてて洗顔して終了です。ゆっくり肌に馴染ませることによって、化粧や肌の汚れがどんどん浮き出てくるのです。ホホバオイルでクレンジングをはじめてから肌トラブルが減ったという声をよく聞きます。ぜひ試してみてください。
ホホバオイルでスキンケアをする方法
ホホバオイルを日頃のスキンケアに取り入れてみましょう。入浴後に化粧水をたっぷりつけて、そのあとに3、4滴のホホバオイルを手にとり、ゆっくり顔の内側から外側に向かって伸ばします。水分をしっかり閉じ込めてくれるので、しっかり保湿できますよ。ホホバオイルは肌馴染みが良いので浸透してベタつくことはありません。また、ニキビケアや日焼けをしたあとに使うのも効果的です。
ホホバオイルでヘアケアをする方法
ホホバオイルを使うと髪の毛にツヤが戻ってくるので、ヘアケアとして使う人も多いです。お風呂上がりにタオルドライをし、ドライヤーで乾かす前に1?2滴ほどのホホバオイルを毛先からつけて、髪全体に馴染ませるようにブラッシングします。そのあとドライヤーで乾かすとサラサラの髪になりますよ。髪の毛がかなり痛んでいる場合は、乾いた髪の毛に少量使うのも効果的です。ただしこのときにつけすぎるとベタベタしたような見た目になってしまうので、使う量には注意しましょう。
ホホバオイルでボディケアをする方法
お風呂上がりにタオルで拭く前にホホバオイルを全身に塗るのが効果的です。濡れたままの肌に使用することによって、肌の上に油脂膜を張り乾燥を防いでくれます。ホホバオイルは肌馴染みがいいので、ベタつかず不快感がありません。オイルを塗って、軽く水分を拭き取るだけで肌が違いますよ。
精製と未生成の違いは成分
ホホバオイルには精製されたものと未精製のホホバオイルの2種類があります。違いはまず色です。精製されたホホバオイルは透明なのですが、未精製だと黄金色のオイルです。香りは、精製されたオイルは無臭で香りは感じません。しかし未精製の場合、好みが分かれてしまいそうな独特な香りがします。最後に肌への効果ですが、やはり精製されたホホバオイルより未精製の方がニキビなどの改善が早く見られるようです。精製の際に失われてしまった成分があるためでしょう。精製されたホホバオイルは、普段使いでたくさん量を使いたいときにおすすめです。未精製のホホバオイルは精製されているものよりもお値段が高いので、スペシャルケアをしたいときや肌トラブルがひどいときに使うのが良いでしょう。
まとめ
ホホバオイルは1本あれば全身をケアできちゃうかしこい万能オイルです。使い方さえ覚えれば、全身肌トラブルのない無敵肌になれますよ。種類も2種類あるので、使い分けてもいいですね。ホホバオイルで、きれいになって乾き知らずな女性になりましょう。