ムラになるのはどうして?白髪染めでムラなく綺麗に染める方法
白髪は髪の根元から常に伸びてくるので、定期的なお手入れが必要となりますが。
せっかく白髪染めのお手入れをしても、ムラになって綺麗な仕上がりにならないことがあります。
特に自分で市販の白髪染め製品を使って染めようとすると、イメージ通りにならないことが多いですが、どのような対策をとれば良いのでしょうか。
ここでは、白髪染めでムラなく綺麗に染める方法をご紹介したいと思います。
白髪染めでムラになってしまう理由
白髪染めをしてムラになってしまうと、気になって再度白髪染めをしたくなることもあるでしょう。
しかし、間隔を空けずに立て続けに白髪染めをすると髪が傷んでしまう恐れがあります。
きちんとお手入れしたつもりでもムラになってしまうのはどんな理由からなのでしょうか。
シャンプーをしていない状態で白髪染めをしたから
人によってシャンプーをする頻度に違いがあります。
シャンプーをした翌日に白髪染めをするのであれば髪もさほど汚れていないので、髪の根元から毛先まで白髪染めの染料をムラなく伸ばすことができます。
ところが、数日シャンプーをしていない状態で白髪染めをすると、余分な皮脂や汚れが髪に付着した状態の上から染料を伸ばすのでムラの原因になることがあります。
メーカーが違う市販の白髪染めを使ったから
同じ色の白髪染めを選んだつもりでも、メーカーが違う白髪染めを使用すると色ムラの原因になることがあります。
特に明るい色の白髪染めは自分で均等に染めるのが難しい場合があるので、メーカーが違うと尚更色ムラの原因になってしまうのです。
ムラのない綺麗な髪色を重視する場合には、同じメーカーの同じ色の白髪染めを使用することをおすすめします。
白髪染めの液体を均等に伸ばしていないから
白髪染めは液体タイプのものもあれば、クリームタイプのものもあります。
液体タイプは髪全体に伸ばしやすいですが、クリームタイプのものは髪全体に伸ばしにくくムラになりやすいのです。
クリームタイプの白髪染めを使ってムラなく綺麗に染めたい場合には、十分な量を使ってお手入れするようにしましょう。
白髪染めでムラなく綺麗に染める方法
白髪染めでムラなく綺麗に染めるにはちょっとしたコツがあります。
白髪染めをする前の段階でいくつか準備することで、仕上がりが格段に違う場合があるので試してみる価値があります。
余分な汚れや皮脂を落とした髪で白髪染めする
白髪染めをする時には髪の根元の部分から綺麗に色をつけるためにも、余分な汚れや皮脂を落とした状態でお手入れすると良いでしょう。
お手入れの前日の夜にシャンプーを済ませておくか、朝シャンプーを済ませた上でその日のうちに白髪染めをするなど、清潔な髪の状態で白髪染めをすれば染料がムラなく均等に伸ばしやすくなり、その分綺麗な仕上がりを目指すことができます。
美容室でプロの技術を通して白髪染めする
美容室で白髪染めをすれば、プロの技術によってお手入れするのでムラなく綺麗な仕上がりを目指せます。
ただ、白髪染めをする度に費用がかかるので綺麗な髪色を保つのが難しい場合があります。
特に単色ではなく、いくつかのヘアカラーを重ねて透明感のある仕上がりにするなど高い技術でなければ出ない色で白髪染めをしている場合、自分で髪色を維持することはできません。
理想通りの髪色をどうしても維持したい場合には、ある程度の費用がかかることを覚悟した上で、美容室で白髪染めすると良いかもしれません。
髪をブロッキングした後で白髪染めをする
白髪染めをヘラやブラシなどにつけて髪の上から下に伸ばしていくと、根元は濃い色で毛先はやや薄い色になってしまいます。
また、髪の表面ではなく内側がうまく染まらないこともあるので、お手入れをする際には髪をきちんとブロッキングすることをおすすめします。
こまかくブロッキングするほど染料を均等に伸ばしやすくなるので、ムラのない綺麗な髪色を目指せます。
トリートメントタイプの白髪染めでお手入れをする
トリートメントタイプの白髪染めは、バスタイムに手軽に使える上に毎日使用しても頭皮や髪へのダメージが少ないところが魅力です。
また、シャンプーの直後に使用できるので、髪が最も清潔な状態で白髪染めをすることができます。
トリートメントタイプの白髪染めなら髪全体に均等に馴染ませやすいので、綺麗な髪色をキープしやすいのです。
ムラを防ぐための市販の白髪染めを選ぶ時のコツ
白髪染めの後にムラがあると、白髪は目立たなくなりますが髪にムラがあることで不潔な印象を与えるなどマイナス面が強調されることがあります。
ムラを防ぐにはどんな白髪染めを選んだら良いのでしょうか。
同じメーカーの白髪染めを継続的に使用する
市販の白髪染めを使って自分自身で白髪染めをする時には、同じメーカーの白髪染めを継続的に使用すると良いでしょう。
同じメーカーの同じ色の白髪染めでお手入れすれば、髪の根元から伸びてきた白髪の部分とすでに白髪染めをしている部分と色が馴染みやすいので、綺麗な髪色をキープしやすいです。
暗い色の白髪染めを選んで使用する
明るい色で白髪染めすると、シャンプーを繰り返すうちに色が落ちやすく色ムラの原因になることがあります。
また、明るい色は色を重ねた部分がどうしても濃くなるため、色ムラになりやすい性質を持ちます。
その点、暗い色の白髪染めなら重ね塗りしてもムラになりにくく、白髪が伸びてきた部分も綺麗に染まりやすいので楽にお手入れを継続することができます。
購入しやすい価格の白髪染めを使用する
白髪染めの中には綺麗な仕上がりを目指せるものの価格が高いものがあります。
頻繁に購入できない価格の白髪染めは、使用する時に節約して使おうとすることもあるので、髪全体に十分に染料を伸ばすことができない場合があります。
色ムラを防ぐには十分な量の染料を使って髪全体に伸ばすことが大切なので、購入しやすい価格の白髪染めを使用すると良いでしょう。
トリートメントタイプの白髪染めで綺麗に仕上げるコツ
トリートメントタイプの白髪染めは髪全体に伸ばしやすく、自分でお手入れしてもムラになりにくいところが大きなメリットです。
また、バスルームで手軽に利用できるので忙しい方におすすめです。
トリートメントタイプの白髪染めをどのように使えば綺麗に仕上がるのでしょうか。
髪の水分を十分に拭き取った後に使用する
トリートメントタイプの白髪染めは1回ですぐに髪に色がつくわけではないので、毎日の中でお手入れを繰り返すことが大切です。
その際には、髪の水分を十分に拭き取った後で白髪染めを伸ばすようにすると色ムラになりにくいでしょう。
また、白髪染めを伸ばした後に指だけではなく、コームを使って髪をとくようにすると髪全体に色がつきやすくなります。
白髪染めの後にラップかシャワーキャップを使用する
トリートメントタイプの白髪染めを髪に伸ばして時間を置く時には、ラップかシャワーキャップを使用すると色が定着しやすくなります。
また、バスタイムのはじめの段階でシャンプーを済ませた後にトリートメントタイプの白髪染めを髪に伸ばしておいて、バスタイムの最後で洗い流すようにすれば色がより定着しやすくなるでしょう。
まとめ
定期的に美容室で白髪染めをするのではなく、自宅で白髪染めをすれば費用を抑えながら気になる時にいつでもお手入れすることができます。
しかし、使用する白髪染めやお手入れのやり方によっては色ムラの原因になるので注意が必要です。
ムラになりにくい白髪染めを選んだ上で丁寧なお手入れを心がければ、理想通りの綺麗な仕上がりを目指すことができるでしょう。